古今和歌集 巻第十

物名

作品437

をみなへし  とものり

白露を玉にぬくとやささがにの
花にも葉にも糸をみなへし

訳>
白露を玉にして貫くためなのだろうか。かわいらしい蜘蛛が
花の上にも葉の上にも糸を一面にかけているのは。

作成:(真紀 友則)2003.06.23/22:43