古今和歌集 巻第十

物名

作品438

をみなへし  とものり

朝露をわけそほちつつ花見むと
今ぞ野山をみな経知りぬる

訳>
朝露を分けて濡れながら、花に憧れて
とうとう野山の隅々まで巡回してわがものにしてしまった。

作成:(真紀 友則)2003.06.23/22:45