古今和歌集 巻第十二 

恋歌二

作品562

寛平御時后宮歌合の歌  紀 友則

夕されば螢よりけに燃ゆれども
光見ねばや人のつれなき


訳>
夕方が来ると私の思いは闇を飛ぶ螢の火よりも
いっそう燃えさかるが、
私の場合は胸中に秘めているせいか、
あの人は平然としている

作成:(紀 友則)1999.07.06/23:47
更新:(真紀 友則)2000.03.05/19:15

心のつぶやきFILE No.0088@古今和歌集より

更新:(真紀 友則)2000.05.28/13:58