古今和歌集 巻第十二 

恋歌二

作品565

寛平御時后宮歌合の歌  紀 友則

川の瀬になびく玉藻の水隠れて
人に知られぬ恋もするかな


訳>
川の流れになびいて、きれいな藻が水中深く没している。
私は心に深く思いを秘めて、あの人にも知らせない恋をしている。

作成:(紀 友則)1999.07.22/01:14
更新:(真紀 友則)2000.03.12/00:56

心のつぶやきFILE No.0117@古今和歌集より

更新:(真紀 友則)2000.05.28/13:58