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アースワークオフィシャルウェブページ
1周年記念ファン感謝祭レポート




2000年7月2日、日曜日

深夜


十分前に帰ってまいりました。今日は暑かった・・・・
もう10時半。
イベントは4時半終了予定で、会場まで徒歩二十分ほどなのになぜ、こんな時間に帰ったか。

それはまあ、いろいろとあったのですよ。
今日を八つの出来事に分けて書いてみます。

回想スタート!




まず、たった今(一行目を書いている途中)ついに蚊を倒しました

昨日から追い求めていた奴です。
これは手強かった。

手と壁には血痕が残っています。
おそらく、今朝吸われた血です。

ふっ。
人間様に勝とうとは百万年早・・・・ここで読むのをやめたりしないでください。冗談です。




たかまさんにお会いしました
ネットだけで知り合った方とお会いするのは初めてです。

心の広い方で、こちらが
コミック版超兄貴を見せつけたり、
ドイツ人ジャーマン、兄貴の花園といった
兄貴サウンドを聞かせたり、
いきなり歌を歌い始めるなど
訳の判らない世迷言を並べ立てても、
お怒りになられませんでした。

やったぜ亜鈴の兄貴!これでワシらの同朋をまた一人確保ダス!

兄貴!兄貴!兄貴と私!




アースワークのイベントに参加しました。

これが今日のメインです。

御茶ノ水には12時前に着き、下見をしに行きました。
会場である御茶ノ水スクエアの場所は良く知っているのですが、中に入ったことはありません。
案内板を見るとABC三つの館のうち会議室のあるのはCだけ。入り口は三つ。
一番近かった裏口に行ったところ、明らかに通用口です。
やたらと大きなエレベーターで二階に上りますが、着いた廊下に人気はまるでなし。
扉の鍵がボタン式であったり、バイオハザードで建物を探索している気分でした。

ようやく催物場にて『アースワークイベント』の立て札と会場に並べられたパイプ椅子を確認しました。
まだスタッフらしき方が準備をしていらっしゃいます。
待ち合わせには時間があるので、それまでぶらぶらと神保町で時間つぶし。

2時10分。
たかまさんと御茶ノ水駅でお会いしました。
ラングリッサーWの文庫本が目印です。
小説を読み返して、レイチェルが父を『お父さん』ではなく『お父様』と呼んでいる事に違和感を覚えてみたり。

2時15分。会場に到着。
当初入り口だと思っていた場所は・・違ってました。
開催場を回ると本当の入り口が。すでに長蛇の列ができています。
むむむ。C館の正面から入ってきたのですが、入り口はB館側にあったのです。
B館を真っ直ぐ通りぬけて来れば良かったのですな。やられました。

時間があったので、たかまさんに超兄貴本や超兄貴曲を強制
それはもう、いろいろと。
抱キャッ』とか『メンズビーム!』とか『ドイツドイツ!』とか『究極にして無敵。銀河最強の男。』とか・・・・

2時半。会場開場。
早くしないと売りきれてしまうため、グッズ販売にまたもや長蛇の列。
イベント終了後も販売する・・と言われても、限定グッズなだけに粘る人多数。
個数制限があれば良かったのでしょうけど。窓口ももう一列欲しかったかな?
その混乱から、イベントが開始されたのは3時も半近くになってからでした。

会場のテレビではラングVのCM、ラングVXとグローのOPが繰り返し流れています。
他にプラスチックリトル、ファインドラブなど。
OPからしてバレバレ?とたかまさんに言われてしまうジュリアン。
それを言っちゃいかんダス・・・・

OPアニメはいいものダス。
ちゃらららちゃらら、ちゃららら〜♪(V)

ヒロインが次々に出てくる所なんか躍動感があってええのう。
それにワシはOP曲(ソフィアのテーマ)が好きなんじゃ〜。

パパーーーーっ!!(泣)』←エコーつき。

思わず
我らの決着をつける時が来た。ディハルト!』とか

ばさばさばさーっ(白鳩が飛んでいる)

フレア、俺達は一体どうすればいい?教えてくれ!』などとつぶやく自分。

おう、次はグローのOPじゃ〜!
ジュリアンかっこいい〜☆

誰一人気づいちゃいないGLORY〜♪

今も消えぬ想いのせたMELODY〜♪

当然、歌うでしょう。両バージョンとも。
おかげでたかまさんに奇異の目で見られてしまいました。

やりましょうよ、グローランサー。

ぎゃ〜!
マリーが映っている〜!
更新は勘弁してください〜!

コスプレの人が受付をしています。
ティピとカレンとミーシャ。ルイセはいないようです。
カレンの髪の毛はなかなかの迫力。

あっちの二人は・・・・
あまり自信がないです。

見た事はあるのですが、思い出せない・・・・
つまり、ラングリッサーとグローランサーではない。
レムネアでもプラリトでもキラリティーでもない。
エイドロンシャドーでもダーククリムゾンでもなさそう。
残るはラグナロックシティーとファム!ファム!!バッカニア。
しかしラグナロックシティーはああなので、ファムでしょう。
何よりペアですし。
思考終了。

あ、ファムのペアと言っても、もちろんGPギャルズではありません。
アンとリコルヌです。
わからない人は見てきてください。

話題になっていた、五種類五万円の特製販売品。
その正体は『完全限定・完全複製セル画』でした。
それぞれ一点のみ。購入者は抽選です。両氏のサインの入った保証書もあります。
絵はセルワークスの表紙のものと、VENUSに載っていた(キラリティーとオリジナルの)イラストです。
当然の如く、全部絵。
たくさんの人が申し込みをしていました。

座った場所・・・・『四列に並べられた三人掛けの机の右から二列、前から三番目。真ん中の席』でした。
なかなか悪くない位置です。




そして開演

よしもときんじさん、うるし原智志さんが拍手の中をご入場。
司会者の方からの紹介があって始まりです。

向かって左から司会者、うるし原さん、よしもとさん。
おお。うるし原さん、Megamiマガジンに載っていた写真と同じ〜。←あたりまえ
よしもとさんは、ぱわふりゃーな感じのする面白い方。
木村義浩さんは色々あって欠席されるそうです。

お二人の出会いや役割についての話・・は省略されました。
軽い話から始まったのですが、十分と経たず早くも公にし難い話多数。
よしもとさんも
「これがレコーダーに録音されてネットで流されたら、ウェブページがこの一周年で終わりになりかねない(笑)」と。

慣れた感じで進めていく司会者。
どなたなんでしょうか?

クエスチョンタイム。
参加者からは様々な質問がありました。

うるし原さんは多忙で丸一ヶ月、仕事場の建物から出る事ができないことも・・・・
よしもとさんからは、デジタルアニメの良い点悪い点の話など。

バルキサスのDVDは正規の物かどうか判らないとか。
やっぱり昔の作品を見られるのは恥ずかしいそうです。

お二人の一部が垣間見えた質問。
『どのキャラクターがお気に入りですか?』
よしもとさんは『その時手がけているキャラクター』、
うるし原さんは『今まで描いた全てのキャラクター』とのことです。

ゲームのアニメーションの話。
ゲームは偶数作目の出るのが早いので、時間のかかるアニメは間に合わない事が多い。

なぜOPアニメか?
そのゲームをやった人に必ず見て欲しいから。
途中に入れると、ゲームのテンポが崩れてしまう可能性がある。
EDに入れないのは、最近のゲームはマルチエンディングが多いため。

DC、PS2と、ハードの性能が非常に上がってきたので、より美しいアニメを見せる事ができるだろう。
という事でした。

ここで、ゲーム(つまりラングリッサーとグローランサー)の全てのEDを見た人、で手を挙げた方が何人かおられました。
まさか・・・・グローの男性キャラも含めてですかい!?

その他、コミックの苦労、アニメの展開、ゲームの企画、製作の裏話などを聞く事ができました。
が、詳しい内容は『大人の事情』のため書けません。

まとめ。
ほとんどの事は時間とファンの応援次第という事です。




ここまで終わった時点で、すでに当初の終了予定時刻4時半はとっくに過ぎ。
まだ大イベント『プレゼント争奪ビンゴ大会』が残っています。
この集会室は5時まで借りられているのですが、間に合うわけは無いので時間を延長して続けられます。

ビンゴの用紙はあらかじめ受付で配られていました。
景品は50点強。モノクロコピー以外はサイン入りです。
小説:ストリートファイターU全四巻セット、ふっ完全おたくマニュアル(おた佐々著)。ともに表紙うるし原さん。

ポスター:エイドロンシャドー。たぶんA1。

テレカ:レムネア抽選プレゼント物、レムネア愛蔵版、木村義浩さんコミケテレカ。各五名。

同人誌:プラスチックリトル原画集。三名。

ピクトログラフィ:よしもときんじさん、木村義浩さん。各五名。

原稿モノクロコピー:プラリト。生原稿からの直接コピー。各人3枚ずつ。

原稿カラーコピー:レムネア。当たるのは一名。

原稿:レムネア。額縁入り。当たるのは一名。

計算上では、約三人に一人が当たります。
当然、みんなが狙うはレムネアの生原稿。
しかしこのビンゴが曲者の所は、ビンゴしても景品はくじ引きで決まるという所です。
つまり、一番にビンゴしてもレムネア生原稿が当たる確率は五十分の一。
それよりもずっと『小説』のくじの出る確率が高いわけです。

ああっルシリスさまっ!(祈)

ビンゴ開始。

最初から六連続で穴が開かない

やっと二つ開いた頃には、すでにリーチの人が二三人・・・・
がしかし、そこから怒涛の進撃!

あっという間に真ん中の縦一列がそろいました。
ぬうりゃあ!ビンゴダス!

とりあえず、アレ以外がいいな・・と念じながら(たぶん誰もがそうした。理由は秘密)くじをひく。

きゃっほ〜い☆

よしもとさんのピクトログラフィ入手!

よしもとさんに『嬉しい?』と問われる。
兄貴ぃ!もちのろんでございまさぁ!←気分的に。本当は「はい。もちろんです」

序盤は小説とテレカがよく当たります。
小説が当たるたびに拍手。(謎)
おたくマニュアルはよしもとさんからの手渡しです。

中盤は原稿モノクロコピーとピクトログラフィが多かったです。
コピーはすごく煙草のにおいがするらしい・・・・
原稿カラーコピー、生原稿が出てしまった時には、無念の気持ちをこめての大拍手。

プラリト原画集が全く当たりません。終盤まで三冊とも残っていました。
最後の方に残ったのはポスターです。みんな目が殺気立ってます。
一つ数字が出るたびに三人くらい前に出ていきますから。

なぜかストU小説大人気。再版間違いなし?
小説のくじをひいた方が、ストUよりおたくマニュアルを選んだ時には拍手喝采。
その漢らしい態度(?)に原稿モノクロコピー二枚(ただし非常に煙草くさくて黄色っぽい?)がプレゼントされました。

最初から何番目かにリーチしながらもずっと当たらない人や、5ヶ所リーチまでいって当たらない人などの悲劇あり。
エイドロンシャドーのポスターはとても大きいので、持って帰るのが大変そうです。

テレカはレムネアの抽選プレゼント物が真っ先に無くなりました。
100名にしか当たらなかった、とても貴重なテレカらしいです。

さすがにファンの集まりだけあって、プラリト原画集を持っている人も多いです。
司会者から、「持っている方が当たってもK-BOOKSに持っていったりしないでください(笑)」とのお言葉。

ちなみに、4000円ぐらいで売っています。

聞き間違いかもしれないですけど。
ティピ(のコスプレをしている方)がビンゴした時、ミーシャ(のコスプレをしている方)が
バカ妖精が当たった〜』と言ってらしたような・・・・

原稿モノクロコピーで男だけしか描いてなかったり、『ドォーン!』がやけに目立つ(悲劇的名場面ですが)ページが来た人。
アレのとくにあっちが当たった人など、ちょっぴり残念そうでした。
当たらないよりは、はるかにいいでしょうけどね。

そして最後は、二枚のくじが残ったところで三人ビンゴ。
ジャンケンで一人が涙を飲みました。

追記。
木村義浩さん頑張って・・・・(謎)

追記2。
ピクトログラフィって何?
見た目写真みたいな印刷物。聞いた事ない・・・・

追記3。
たかまさんはビンゴできませんでした。





ここで6時を過ぎました。
集会室の利用時間を9時まで延長したため、質問コーナー後半戦を開始。

『ファムファムバッカニアはどんな展開を?』
『ラグナロックシティーの単行本は?』
『エイドロンやダーククリムゾンは裸が多いような気がしますが?』
『プラリトの愛蔵版は出ないんですか?』
『今後、コミケなどに参加はしますか?』
『裸にクレームがきたり、編集さんから止められるなんて事は?』
『アースワークとはどんな理由でつけた名ですか?』
『ゲームに参加する、作る予定は?』
『自分の絵を真似される事についてどう思われますか?』

などの質問がありました。

やっぱり大人の事情で詳しくは書けません。
あの業界はとてもそういう事に厳しいらしい・・・・

書けそうなこともあるんですけど、区別が難しいのでやめておきます。

途中、九州から来られた方が帰られました。
なんでも、羽田から8時の飛行機とか。
かなりやばそうですね。
っていうか、この時間で間に合うんでしょうか?心配です。




いろいろありましたが、7時10分。
7時で空調を切られてしまう事もあり、イベント終了〜
あんな人数のいる所で空調切られたら、二時間後がやばそう・・・・

誰もが持って帰れる限定物はお品書き。つまり、イベントプログラムの紙でしょうか。
プログラムと言っても内容は質問コーナーとビンゴ大会の予定時間くらいな物。
重要なのは、うるし原さん書下ろしのエイドロンとダーククリムゾンのキャララフが描かれている事ですね。

イベント会場・集会室を出ました。
正面出口はとても混んでいたので、裏の方へ回ってうろうろと。

そこへ通りかかったのは・・・・うるし原さん!?

何という偶然じゃあ!

うるし原さんとお話ししてしまいました!!

ラングのキャラデザのこととか
リスティルの絵の話とか
このイベントについてとか


話の内容はあまりに突然だったので驚いてあまり憶えていないのですが、

『もう少し景品を用意したかったんだけど』
『こういうイベントだから、女性は来ないかもしれないなと思っていた』
『このテレカはキャリアソフトで作って、関係者に配られた物だね』
『機会があればまたイベントをやりたい』
『リッキーとか、キャリアソフトはかなり自由にデザインをさせてくれる』
『ウィラーは話しているうちに銀英伝のあの人に似てしまった。髪の色は変えたけど。富山敬さんにやってほしかったかな』
『リスティル?あの絵は、ずっと後にそういうキャラがいたのに気付いて。それなら描いてみよう、で。あれ一枚だけ』
『コスプレの人は近所の知り合いに頼んで来てもらいました』

といったお話を直接聞く事ができました。

あ、サインもらっておけば良かった。
頭の中が『おい、ロットシュタイン!水を持って来い!』状態だったので思いつきませんでした。

五分以上もお話を・・・・(感涙)

ちゃちゃちゃちゃ〜ちゃちゃちゃ〜♪
なんとなく脳内BGMはディハルトのテーマ。




どしゃー

ビルを出てみると・・・・大雨雷つき

あれだけ晴れていたのに、こんなに降るとは・・・・(茫然)
降水確率は30%だったので油断していました。
傘はあるにはありますが、軽さを重視して持ってきたボロくて小さい折り畳みの傘
無いよりはまし・・・・
降ったりやんだりする大雨の中を、秋葉原へ向かいました。

エイドロンのポスターが当たった人、無事に持ち帰れたでしょうか・・・・

途中のぞいた石丸電気の攻略本売り場では、グローランサー攻略ガイドがまたも売り切れに。
よしよし。

返品ではないと思いますけどね・・・・

そして駅前のゲーマーズ秋葉原店へ。

しかし、そこで思い出した事があります。
もしかしたら、ゲーマーズの営業時間は7時半までだったか・・・・?

悪い予感大当たり

ぎりぎりで閉店してしまっていました・・・・
秋葉原の店はほとんど7時ぐらいには閉まってしまうのです。
仕方が無いので多くの店がシャッターを下ろしている中、ぶらぶらと歩きながらお話を。

雨と雷が降ったりやんだりで忙しい・・・・

むむぅ〜。色々と話してしまいました。
これも内容は『大人の事情(?)』で秘密です。
たかまさんも頭の中の引出しへ鍵かけてしまっちゃってください。特にマの話とか。

気が付けばもう10時近く
自分は歩いて30分ほどですが、たかまさんは・・・・
しかも夕食とっていません。
あああ〜、ごめんなさい〜。(嬉しさのあまり、空腹を感じていなかった・・・・)
電気街改札脇のスタンドで、紅茶マフィンを買われていきました。

ラングリッサーにちなんで吉野家でも行けば良かったですね・・・・(御茶ノ水にあります)
ギュードン〜!

村さ来は無いです。


今日は実にいろいろな事がありました。

何と言っても・・・・
うるし原さん、よしもとさんとお話しできた事が(よしもとさんとは一言だけですが)嬉しかったです。
もちろん、たかまさんとお会いできたのも同じくらい嬉しかったですよ。

またこんな機会がありますように。
二周年か三周年の時も絶対行きたいです!


二周年はコミケでした・・・