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1998 UD3 #62 Establishment | 1998 UD3 #62 Establishment Die Cut | ||
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1998 UD3 #152 Establishment Embossed | 1998 UD3 #152 Establishment Embossed Die Cut | ||
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1998 UD3 #242 Establishment Rainbow | 1998 UD3 #242 Establishment Rainbow Die Cut | ||
なにこれ!と思われた入館者もいらっしゃるのでは、と思う。 Upper Deck社から出されていたカードで、斬新なデザインがコンセプトのシリーズ。UD3というネーミングにもその位置付けをにじませている。 この1998UD3のカード構成は複雑きわまるが、Nomoカードの紹介をする前に一応解説しておく。 カード構成は271枚で、270枚のセットに1枚のKen Griffy Jr.のサンプルカードがラインアップされている。そして、1-30までがFutureFX(オッズ1:12以下同)、31-60までが、Power FX(1:1)、61-90までがEstablishment FX(1:6)、91-120までがFuture Embossed(1:6)、121-150がPower Embossed(1:4)、151-180がEstablishment Embossed(1:1)、181-210がFuture Rainbow(1:1)、211-240がPower Rainbow(1:12)、241-270がEstablishment Rainbow(1:24)と銘打たれて、すこし色違いのデザインとなっている。さらに1-90(FutureFX、Power FX、Establishment FX)までにのカードには2000枚シリアルのダイカットパラレル、91-180(Future Embossed、Power Embossed、Establishment Embossed)には1000名シリアルのダイカットパラレルが、そして181-270(Future Rainbow、Power Rainbow、Establishment Rainbow)には100枚シリアルのダイカットパラレルが、オッズはランダムでインサートされている。 (右に続く) |
ここまで一読して理解できた人は相当のカードマニアだ。私はこのギャラリーのために一応調べたが、書いていてもあまり理解できない。デザインと同じくチャレンジングなシリーズだが、やりすぎという気もしないではない。レギュラーカードでありながらサブセットカードでもあるというような複雑な構成。実際にモノを見なければ到底理解できない。 さて、Nomo投手はこのシリーズの中でスター選手中心の「Establishment」という比較的オッズの高い番号群の中にラインアップされ、結果的に3枚のレギュラー(サブセット)カードを持つことになった。 写真は小さくあまりいただけないが、とにかくもユニークさ、斬新さを目指したそのチャレンジ精神を認めたい。 ちなみに裏面のスタッツ、文言はみな同じで、1997年4月25日の対マーリンズ戦で、Lois Castilloから奪ったメジャー通算500奪三振に触れ、投球回数444回2/3はメジャー史上最速と紹介している。 |