1998 EX-2001 Destination Cooperstown #14

"Destination Cooperstown"を訳すと「目的地 クーパースタウン」ということ。EX-2001に1:720という想像を絶するオッズでインサートされた。何枚発行されたかは不明である。
バゲージタグをかたどった点で奇をてらったデザインという人がいるかもしれないが、私はこういうある意図を持って選手の活躍を表そうとしたカードが大好きだ。Nomo投手は1995年にメジャーデビューをして以来まさに「目的地 クーパースタウン」である。
裏面のDiscriptionも紹介しておきたい。日本語にするとわからないが、なかなか小難しい単語を使って実は格調高い。

「もはや単なるものめずらしさなどではない。Hideo Nomoはゲームの中で最も実戦向きな投手のひとりとして自己主張を貫いてきた。
日本のパシフィックリーグで勝ち星と奪三振で4度のリーグリーダーを勝ち取り、90マイルプラスの速球と相手を無力にしてしまうフォークボールを携えて、Nomoは1995年のナ・リーグ新人王を獲得した。彼はわずか191回1/3で236奪三振を奪うペースで奪三振争いを乗り切った。事実、この前オリンピック日本代表はその3年のメジャーリーグでの闘いで、それぞれの年に230プラスの打者を退けてきた。彼はスラブ(注:slab:米俗語でピッチャーズ(ホーム)プレート)における有能で卓越した投手ピッチャーなのである。」

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