超力ロボガラット

※情報提供協力:iceStag様(ありがとうございました!)

DATA 1984年10月6日〜1985年4月6日(全25話)  名古屋TV(TV朝日)放映
制作/名古屋TV 日本サンライズ  企画/日本サンライズ
監督/神田武幸  演出チーフ/網野哲朗
キャラクターデザイン/芦田豊雄  メカニカルデザイン/大河原邦男
CAST マイケル/中川勝彦 パティ/鷹森淑乃 カミル/鈴置洋孝 キウィ博士/龍田直樹 ジャンブー/緒方賢一 パティーグ/原えりこ カミーグ/鈴置洋孝 時代院咲子/滝沢久美子 サラダーユ/三ツ矢雄二 ナレーター/キートン山田    
あらすじ 宇宙不動産のシンジケートに狙われた町。地球を更地にされる前に奴らをやっつけろ!だがちょーっと待て。この町では兵器を持った者は30年の重労働刑に処せられる。州知事の要請で現れたのはどっからどー見ても危ないマッドサイエンティスト・キウィ・グレコビッチ博士。膨張超合金を施した改造通学用ロボットガラットで、12歳の少年・少年少女を宇宙人と偽りつつ研究資金のためにさあ戦うのだ!
あらすじ
(どすこい姉妹編)
幻の石炭飴を探して、今日も今日とてさすらいの旅路を往く2人の健気な姉妹。「お姉さま幸せはどっちにあるの?」「虹の向こうよ」吹き荒れる世間の風は冷たいけれど、耐えてゆきます。でも時々涙が出ちゃう、だって女の子だもん。あ〜、石炭、石炭飴よ。明日はどこの空の下、乙女の旅はいつまで続く…。きりがないのでこの辺で。(笑)
作品解説 1部では日本サンライズに闇に葬られたとの噂のあるこの作品。実は私達が正真正銘のアニメファン(オタク?)にはまるきっかけの1つでした。(当時はZガンダムとかも放映されてたな)とにかく画期的なんです。何がって?全て、全部。サブタイトルは50音順、ロボットの決め台詞(主人公本人ではない)は「みなぎる」「いきりたつ」だし、大体敵が地上げに来るとはどんな設定じゃい!お邪魔キャラの数はメインの比じゃないし、しかもストーリーには全くと言っていい程関わって来ない。(最終回近くまでは…)もう脳味噌沸騰しちゃうくらい面白いの!打ち切りなんて勿体ない!でも当時の情勢では仕方ないかな、リアル路線の最盛期だったし。異色中の異色作品なんですよ。本当に10年早かった…。ちなみにこの作品で松下浩美が作監デビュー、遠藤明範(当時は明吾)が脚本家としてデビューしました。
鑑賞のポイント @ギャグロボ→シリアスロボに変形。(チェーンジングガラットー!)
A各種お邪魔キャラ。(どすこい姉妹、モアイ君、尻口君、熱血君等々)
B出演キャラ達による掛け合い漫才・コント(笑)
C笑った者勝ち!
キャラクター紹介
マイケル・マーシュ 本作の主人公でジャンブーのパイロット(?)。学校でいじめられているわりに明るい(負けてないし)。ヒーロー思考が強く、女の子にも弱いという面を持つ。まあ、若干12歳の少年だからそれも仕方あるまい。とにかくかわいいですね〜。中川勝彦さんの声がまたツボでした。うう…カッちゃん(泣)末端肥大型の体型も、時代を感じさせるレッグウォーマーも、頭にちょこんと乗せてるゴーグルも、細長い手足もとにかくお気に入りでした。トミーのキャラデザはこの頃が一番好みです。「悪のあるところどこへでも出張!人呼んで正義の使者ガラット、只今参上!」
パティ・パンプキン マイケルのガールフレンドでパティーグのパイロット。ヒロイン願望の強い、甘え上手?印象に残ってるのはスタントマンのアルバイトの時かなぁ。本物のヒロインと入れ替わって自分はお姫様気分を味わっていたという…。マイケルの事が気になっているのか、時代院咲子が登場したおり鼻の下を伸ばす男達に対抗して身体を鍛えていた。「悪のあるところどこへでも出前!人呼んで正義の使者パティーグガラット、只今見参!」
カミル・カシミールJr 年齢不詳、正体不明のカミーグのパイロット。キウィ博士の甥だという噂もあるが真相は定かではない。元々は高貴な生まれらしく自己顕示欲が強い。現在親からは勘当されてお住まいは橋の下にあるらしい(笑)趣味は女装?事あるごとにスカートはいてましたっけ。いや、スカートだけにとどまらんが。普通この手のキャラって二枚目か二枚目半なのにねぇ。モノの見事に三枚目!スター志向強し。「悪あるところどこでも出番!人呼んでカミーグガラット、只今推参!!」


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