天外魔境偏見と曲解による作品解説

天外魔境 ZIRIA

ゲーム解説
天外魔境最初のシリーズにして、世界初のCD-ROMゲームになる予定だったもの(笑)。恐らく「盗む」というコマンドを初めてつけたのもここでしょう。かなり贅沢に声優を使ってたりするのもいいなぁ。最初のシリーズだけあって小説、ビデオ等周辺メディアも充実しているが、その割にパッとしない。キャラクターが地味なせいかしら?しかし盗賊とオカマと怪力娘という組み合わせは当時かなり斬新だったのではなかろーか?ねえ?
主人公達
自来也 大蛇丸 綱手
主人公。筑波のガマ仙人のもとで修行した盗賊。火の一族の中でもガマ族の出身で勇者の証であるガマ玉を持っている。
<C.V 岩田光男>
蛇族の勇者で蛇玉の持ち主。ゲームでは坂東の王ショーグンの間者で弓が得意。あちこちで宿屋の看板娘な彼を見る事が出来る。
<C.V 塩沢兼人>
戸隠のナメクジ道人のもとで修行していたナメクジ族の勇者。術が全く使えないがそれを補ってなお余りある怪力の持ち主。
<C.V 江森浩子>

天外魔境U 卍丸

ゲーム解説
シリーズ第2弾にしてにして「化け物」の呼び名の高い作品。とにかくマップからイベント、キャラクターの台詞の多さまでどれをとっても他を凌駕している。またただ闇雲にストーリーが長いだけでなく途中をだれさせないイベントの盛り込み方や雑魚戦闘の爽快さは素敵。ビッグタイトルを気取っている連中には是非これを見習って欲しいモンである。
主人公達
戦国 卍丸 カブキ 団十郎 極楽 太郎
Uの主人公。火多の白川村出身の15歳。彼最大の特徴は、紫色の卍型の髪とヒロインよりも低い身長。ジパング一のガキ大将である。
<C.V 伊倉一恵>
ご存知ジパング一の伊達男。ゲーム界一のハチャメチャ野郎。にも関らず幾多の女を惑わした赤サギ君。大蛇丸の弟弟子である。
<C.V 山口勝平>
人魚の恋人を持ち、その涙で千年生き続けた男。見かけ通りのどっしりした性格は旦那様に最適です。極ちゃんラヴ!
<C.V 赤星昇一郎>
大江山の酒天童子と火の一族の混血児。真の名は鬼怒。見かけは可憐な美少女なんだけど怒ると怖い。素手で相手を壊せます。(マジ)
<C.V 井上あずみ>
千年前の火の勇者
獅子王 
法水院紅丸
闇の剣士 
妙院カラス
水の貴公子
 船海宮義経
火の巨人
 大霊院女彦
七人の勇者のリーダーらしい。法水院が大江山にあるためまんぼうでは鬼族の混血という事になっている。詳しくは活劇篇で。
<C.V 池田秀一>
根の一族を裏切って火の一族と共に戦ったカラス天狗の長。彼の活躍は各地の天狗様から垣間聞く事が出来る。渋くていい人(?)だぞ。
<C.V 青野武>
貴公子とは裏腹なワイルドな容貌。でも人魚族の血を受けているという全ての設定を裏切った男装の麗人。実は女というのも監督のホラだったらしい。
<C.V 山田栄子>
見かけが名前を裏切っている代名詞。その上せっかちで短気。強くてもリーダーになれない典型。個人的に静と美女と野獣カップルして欲しい。
<C.V 銀河万丈>
火刃の女王 
いろは宮静
浪華の火の玉小僧
 鳥居堂三郎
悲恋の鬼百合
 蛇光院松虫
盲目でも頑張れば伝説の英雄になれるという功績を残した女性。女王というと変な事を想像しがちだが別に武器は鞭ではない(笑)。
<C.V 小山茉美>
子供ながらイヒカ一族にサイボーグ化してもらってまで戦いに出た無茶な奴。最後は自爆だから全くものすごい思い切りの良さである。
<C.V 藤田淑子>
自分を庇って死んだ恋人の代りに戦って勇者になったらしい。なので自分には一度も回復の術を使わなかったとか。個人的には三郎と…。(以下略)
<C.V 藩恵子>

風雲 カブキ伝

ゲーム解説
Uで人気を博したカブキ団十郎を主役にした番外編。火の勇者海外輸出編とも言える。T、Uのキャラクター達がチョコっとといえ共演するファンにとっては美味しすぎる一本。特に兄弟子である大蛇丸の久々のお手紙攻撃が嬉しい。またボスキャラが戦闘の前に唄うなどミュージカル仕立てになっている為、ボス役の声優ファンにとっても聞き逃せないゲームだろう。
主人公達
カブキ 団十郎 世阿弥 阿国 プッシュ富士山
脇キャラから主人公へと華麗なる転身。主人公はあまり喋らないという天外の常識を打ち破り声優に「一生カブキやんなきゃいけないのか」と思わせる事に成功した。 能面で顔を隠し、寺に篭っていた典型的世捨て人。英国から火の勇者を探しにやって来たというが、その言動は(仮面も含めて)殆ど変態である。
<C.V 速水奨>
大蛇丸に育てられたという(?)女歌舞伎役者。しかし弟子は未だに師匠を越えられていないらしい。いつの時代も後継者を育てるのは大変だ。
<C.V 牧瀬里穂>
モンゴル系と思われる力士。世阿弥亡き後パーティに加わる。彼と世阿弥の関係もかなり危ない。「何というすばらしい肉体…」by世阿弥
<C.V 塩谷翼>

天外魔境 ZERO

ゲーム紹介
天外魔境他ハード進出第1弾。SFC版である。声が出ないのは淋しいがイメージはTなので楽勝だ(笑)。世界初PLGS搭載ゲームでもある。個人的にミニゲームがお気に入り。主人公達が後ろ向きな戦闘画面等は対面戦闘に対するスタッフの爽やかなこだわりすら感じる。短いのが難点。
主人公達
火眼  スバル 天神 水貴
永遠の火に選ばれ、地獄の者を倒し王になる事を運命付けられた主人公。。12歳の分際で出会い茶屋に入り浸り、多くの女を囲う珍しい勇者である。
20年で寿命を迎えてしまう一子相伝の火の妖精。まだ0歳なので無邪気そのままである。こんな子に主人公が何をしているか、とても言えない…。 600年前に地獄の者と戦い、水貴と恋に落ちたが…。3つ問答が好きで非常に説教くさい。外見だけなら若いのに…。鶴国ではホ○の噂があった。 肉体を共有している天神の恋人で地獄の者。「マンダラの笛」で入れ替わる。非常に激しい気性の持ち主で奥義に「ちゃぶ台返し」がある。声の想像がつかない…。
  

天外魔境 第4の黙示録

ゲーム紹介
天外魔境サターン版第1弾…の筈だった。火の一族がアメリカで繁殖しているという話。ヴォーカル集なんかも出てかなり音と映像に力を入れていた。ただキャラクター的にエースと声優に頼っていた向きあり。天外にしては珍しくザコ戦が辛かった。ハンターのシステムにももう一工夫欲しかった。それにやっぱ、キャラにパンチがない…、いつもの…。
主人公達
雷神 夢見&サム 禅剛 夕能
天外随一印象の薄い主人公。火の一族らしくない普通人。余程血が薄まったとみえる(笑)。結局夢見の事が好きだったのか謎中の謎。
<C.V 関智一>
雷神とは幼馴染の双子の兄妹。兄はそもそもの元凶、妹はどっちつかずの優柔不断。実の所この二人、好きじゃない…。
<C.V 桜井智&
       折笠愛>
ジパングかぶれのアメリカ人。趣味が高じて侍の格好で暮らすようになった。このメンバーの中で一番天外らしいかも知れない。
<C.V 中島聡彦>
インディアンの女戦士。天外ではインディアンは火の一族らしい。顔の化粧の仕方はどちらかと言えば鬼族に近い気もする。(紅丸とか)
<C.V 笠原弘子>
エース
仮面を付けるとカブキに変身する危ない保安官。普段はあくまで気弱な男。どうやら火の一族特有の性格はジパングの風土による物らしい。
<C.V 山口勝平>

ゲーム紹介
天外魔境携帯ゲーム版。元はアメリカで出す予定だったゲームとかいわれてますな。主人公を選べるとか、名前を変えられるとか、まあ、いかにも番外中の番外といった要素が窺えます。でも、辻野氏の絵の変え方にビックリですよ。あと、やっぱりストーリーは面白かったですね。如何にも和風という雰囲気もグーですが…。まあやはりちと寂しいですかね、ファンには。

その他

格闘アクション系
カブキ一刀涼断 天外魔境真伝 電脳l絡操格闘伝
天外初の格闘ゲーム。難しすぎて、未だにクリアできてません。どうせなら主人公2人を入れておいて欲しかった。おかげで余計にやる気が出ない。 天外初のアーケードゲーム。ゲーセンでやった人も多いのでは?唯一大蛇丸の出てくるゲーム(くやし泣き)同キャラ対戦が狐狸になるところがグッド。 夢のオールアニメーション格闘ゲーム。天外キャラまみれの幸せここに極まれり。絡み技のシーンが見たくて、1週間もたたずにもう1つパッドを購入した(笑)
              

火郎戦記