超電磁マシーンボルテスV


DATA 1977年6月4日〜1978年3月25日(全40話)
制作/TV朝日 東映 東映エージェンシー 
企画/確氷夕焼(TV朝日) 飯島敬(東映) 原作/八手三郎
総監督/長浜忠夫
キャラクター原案/聖悠紀  アニメーションキャラクター/佐々門信芳 金山明博
メカニックデザイン/メカマン スタジオぬえ
CAST 健一/白石ゆきなが 一平/曽我部和恭 大次郎/玄田哲章 日吉/小原乃梨子 めぐみ/上田みゆき ハイネル/市川治 ジャンギャル/飯塚昭三
あらすじ 1990年、地球を征服する為にやってきたボアザン星人は、征服軍総司令官プリンス・ハイネルの下、総攻撃を開始した。しかしボアザンの襲来を予測していた剛健太郎博士の意思を継ぐ、妻光代と浜口博士は5人の若者に戦闘訓練を施し、これに備えていた。そして戦闘機に乗せられ、戦場へと旅立つ5人。5人は戸惑いながらも超電磁マシーンボルテスVに合体。ボアザンの野望に立ち向かうのだった。(講談社ゲームBOOKS「SRWα外伝 必勝戦術講義」参照)
鑑賞のポイント @パイロットは全て博士達の身内である。(キャラクターの項参照)
A敵の司令官は剛博士の息子であり、主人公達とは兄弟である。
B恋愛物語を期待してはいけない。(お色気も期待してはいけない)
Cロボットの格好良さはアクションに比例する。(見た目に惑わされてはいけない)
作品解説 故長浜忠夫監督のドラマチックロボットアニメ3部作の最大傑作と評されるのが本作品である。
キャラクター紹介
剛 健一 剛3兄弟の長男。ボルトクルーザーのパイロットにしてボルテスVのメインパイロット。オートバイと射撃の名手。コンピューターにも天才的な才能を発揮する。
峰 一平 浜口博士の孫(裏設定)らしい。ボルトボンバーのパイロットでボルテスの武器チェック担当。全米ロデオ大会3年連覇の記録を持つ。ムチの扱いに関しては天才的。
剛 大次郎 剛3兄弟の次男。ボルトパンザーのパイロット。剣術・棒術の達人。西郷隆盛を尊敬しているため鹿児島弁を喋る。
剛 日吉 剛3兄弟の三男。ボルトフリゲートのパイロット。メカニックに関しては天才的(父親譲り?)で、マスコットロボットタッコちゃんを造った。また、水中では無敵を誇る。
岡 めぐみ 岡防衛庁長官の娘にして甲賀流18代目の忍者。ボルトランダーのパイロット。実は彼女がこのチームの中で最強ではないかと密かに思ってたりします。だって忍者やで(笑)
プリンス・ハイネル ボアザン星の地球侵略軍総司令。前ボアザン皇帝の甥。父が反逆者として処刑された(と思っていた)為、現皇帝ザンバジルに絶対の忠誠を誓う。
剛 健太郎 全ての元凶・原因・発端者にして終結者。影の主役、いやマジで。波瀾万丈な人生送ってるよな〜。



超電磁ロボコン・バトラーV


DATA 1976年4月17日〜1977年5月28日(全54話)
制作/TV朝日 東映 東映エージェンシー
企画/落合兼武(TV朝日) 飯島敬(東映) 原作/八手三郎
総監督/長浜忠夫
キャラクター原案/成田マキホ  アニメーションキャラクター/安彦良和
メカニックデザイン/スタジオぬえ
CAST 豹馬/三ツ矢雄二 ちづる/上田みゆき 十三/山田俊司 大作/立壁和也 小介/千々松幸子 ロペット/野沢雅子 ガルーダ/市川治
あらすじ 宇宙からの侵略者・キャンベル星人の襲来を早くから予期していた南原博士は、コン・バトラーVを開発した。そして日本全国から優秀な才能を持つ5人の少年達を集め、地球を守るための礎とした。大将軍ガルーダの指揮するキャンベル星の奴隷獣を相手に今日も彼等は戦うのだ!
鑑賞のポイント @南原ちづるの全て(笑)男性のほとんどは彼女のために観ていたらしい。
A男同士の友情(?) おねーさん達には別の意味に見える(笑)
Bガルーダサマのバカッぷり。ここまで来るとすがすがしい(?)
C最終回…ちょっと納得いかないッス。(ってゆーか、あれじゃあんまり…)
作品解説 初の5体合体ロボットアニメ。東映本社初のアニメーション作品(東映動画とはまた別)。ロボットアクションもさることながら、ロボットアニメに一貫したドラマを取り入れた意欲作。敵の大将軍に悲劇性を持たす等、後のロボットアニメに多大なる影響を与えた。
ところで企画の飯島敬氏が映画「フィンガー5の大冒険」の脚本を手掛けた事をご存じの方は何人くらいいらっしゃるのでしょうか?(マニアック過ぎるって)

キャラクター紹介
葵 豹馬 バトルジェットのパイロット。元暴走族のスピード狂。けんかっ早く口より先に手がでるタイプ。しかし両親を交通事故で失ってる癖に平気で交通ルールを無視できるとは…。大物だよ、あんた。
浪花 十三 バトルクラッシャーのパイロット。大阪生まれの射撃の天才。のわりに関西弁が下手(笑)何故か妙におじさん受けしているように見えるのは気のせいであろうか?豹馬とケンカするのはいいが命は大事にしろよ(笑)
南原 ちづる 南原博士の孫娘。バトルマリンのパイロット。コンピューターから医療・体操・ピアノ等をこなし、果ては心臓病まで患ってしまうマルチ娘。この作品も人気の半分を支えていたといっても過言ではあるまい。当方の確認では、本編中水着姿1回、シャワーシーンが3回有り男性陣を相当喜ばせていたようである。豹馬にはもったいなさすぎ?
西川 大作 バトルタンクのパイロット。鹿児島出身で漫画家志望の柔道チャンピオン。(なぜ漫画家?)気は優しくて力持ちの典型。多少脳天気な面あり?おばさんが恐すぎ。
北 小介 バトルクラフトのパイロット。小学生でアメリカの大学に留学するというちょっと不可思議な天才。(日本では飛び級はありえないからね〜)未だにおねしょの癖が治らないというお約束な少年。きっとまだ蒙古斑があるに違いない。これで金太と友情を深めたら…って違うだろ、それは。



闘将ダイモス

DATA 1978年4月1日〜1979年1月27日(全44話)
制作/TV朝日 東映 東映エージェンシー  
企画/落合兼武(TV朝日) 飯島敬(東映) 鈴木武幸(東映)  原作/八手三郎
総監督/長浜忠夫
キャラクター原案/聖悠紀  アニメーションキャラクター/金山明博
メカニックデザイン/スタジオぬえ
CAST 一矢/神谷明 エリカ/上田みゆき 京四郎/曽我部和行 ナナ/栗葉子 カイロ/井上遙 リヒテル/市川治 
あらすじ 天体異変で故郷の星を失ったバーム星人は、移住のため地球との平和交渉を行うがその席上で代表者が暗殺される、地球とバームは戦争状態となる。その戦火の中ダイモスのパイロット・竜崎一矢は敵のバーム星人であるエリカと恋に落ちる。愛し合う2人はお互いの星のため、戦争を終結させる決意を固めそれぞれの戦いを始めるのだった。
鑑賞のポイント @異星人間恋愛ドラマ。少女マンガ嫌いの人には多少うざったい代物(かも)
A敵側の美青年達(妄想モード大爆発なおねーさんも…)
B個人的にはゲストキャラがお薦め。特にガスト君(笑)とハレック氏
作品解説 長浜3部作のラスト。「ロミオとジュリエット」ロボットアニメバージョン(笑)恋愛を軸に話が進むためこーいうのが苦手な人にはヒジョーに薦めにくい。友人曰わく「女にうつつをぬかす男は嫌いじゃ」の典型?
ましてサブ男君がアフロでは興味半減?(笑) 尤も金山氏の好みのタイプ(笑)なのかもしれないが。ちなみに作監の1人佐々門氏は同時期放映の「ダイターン3」にも作監として参加されておられる。すごい人だ。

キャラクター紹介
竜崎 一矢 ダイモスのパイロット。空手の達人。恋に生き愛に死ぬ男(かなぁ?)。どーでもいいけど君の肩に地球人類の未来がかかっているという自覚はあったのかい?私が一般市民ならやはりこんな奴が最前線にいたら嫌かも。(自分が戦争の渦中にあると仮定した場合ね)三輪はもっと嫌っぽいけどな。
エリカ 一矢の恋人で、バーム星の提督・リヒテルの妹。バーム星のナイチンゲール。その献身精神には恐れ入る。地球人も見習うべき?でも見ててこっ恥ずかしいんだよな〜、セリフとか。いいけど。
夕月 京四郎 一矢の親友で。フランス帰りの剣術の達人(こう書くと意味がわからない)。故事成語が好きな嫌みの名人。なんでいつもサングラス掛けてるの?密かな名セリフに「泣くものか、俺は男だ」がある(笑)
和泉 ナナ 一矢の幼なじみで、和泉博士の娘。一矢にひそかな恋心を抱いているが、前にでしゃばらないいい子である。半ズボンがかわいいよな〜。声もかわいいよな〜、「ワン」とかほえたりして。



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