シグザール王国の王都、城塞都市ザールブルグ。
街を睥睨する立派な王城から離れた一画、貴族たちの華やかな屋敷が立ち並ぶ邸宅地域のちょうど反対側に、その場所はあった。
朝な夕な、フローベル教会の鐘の音が響き渡る下、人々が忙しげに行き交う。
物売りの店や仕立て屋、鍛冶屋などが軒を連ね、夜ともなれば、宿屋や居酒屋から冒険者や旅の商人の歌声が聞こえる。
汚れた石畳の狭い路地を挟んでごみごみした家々が並び、行き交う人の姿も決してこぎれいとは言えない。
しかし、そこはザールブルグでもっとも活気にあふれた一画であった。
その場所は、そこで暮らす人々、そこにただよう雰囲気にふさわしく、『職人通り』と呼ばれていた。
いつの頃からか、その『職人通り』の片隅に、街の人々にはなじみの薄い工房が、店を開いていた。
木彫りの小さな看板には、『リリーのアトリエ』と書いてある。
そして、その脇には、
「薬品、魔法の道具、その他、よろずアイテムのご用命、うけたまわります」
という貼り紙が風に揺れていた。
だが、その前で足をとめる人は少ない。
また、足をとめたにしても、貼り紙の文句を見て、首をかしげ、そのまま立ち去る人が多かった。
“魔法”という言葉を見ただけで、人々は眉をひそめ、うさんくさげにささやきを交わす。おとぎ話に出てくる、腰の曲がった魔女でも住んでいるのかと、そこの前を通る時はあわてて逃げるように走り出す子供もいた。
しかし、そこに住んでいるのは、悪い魔女でも人食い鬼でもなかった・・・。
工房の2階の一室では、まだ年端もいかないふたりの少女が、作業台に向かって忙しく働いていた。
普通、この年頃であれば、野山で花を摘んだり人形遊びをしたりしているところだろう。
しかし、ふたりは乳鉢で石をすりつぶしたり、ビーカーの中の薬品をランプの火で暖めたりと、大人顔負けの作業を楽々と、そして楽しげにこなしている。
「るんるるんるるーん♪、らんららんららーん♪・・・」
リズムを取るように歌いながら、ビーカーの中の液体をかきまぜているのは、薄紫色の髪をおかっぱにまとめ、輪になった不思議な形の帽子をかぶった少女だ。ぱっちりした瞳は、よく見ると、左右の色が違っている。そのことから、この少女がザールブルグの出身者ではないことがわかる。
彼女の反対側、背中合わせになるようにして天秤で材料を量り分けていた、同じ年格好の少女が、振り返って言う。
「もう! ヘルミーナってば、うるさいのよ! 少しは口を閉じたら!?」
この少女も、左右の目の色が違う。薄青色のつややかな髪には自然なウェーヴがかかり、おとなっぽい上品な雰囲気をかもし出している。
「あら、イングリドったら。退屈な作業を少しでも楽しくしようっていう、あたしの心遣いがわからないようね、うふふふ」
ヘルミーナは手を休めることなく、応える。
イングリドも、両手を忙しく動かしながら、顔だけを向けて、
「余計なお世話よ。この前ののど自慢大会で上位に入ったからって、いい気になってるんじゃないの? 口を動かしてるひまがあったら、早く中和剤を仕上げてしまいなさいな」
「あなたこそ、さっさと研磨剤を作ったら? それとも、話しかけてあたしの手元を狂わせようっていうの? おあいにくさまね、べーだ」
「イーだ」
ふたりは、ぷいっと顔をそむけ合った。
その時・・・。
「あらあら、ふたりとも、またケンカをしてるのね。毎日毎日、本当に飽きないわね。少しは仲良くしたらどうなの?」
階下から上がって来たのは、この工房の主だ。紺色の錬金術服に身をつつみ、長い栗色の髪をふたつに分け、束ねて後ろにたらしている。
「あ、リリーお姉さん・・・」
イングリドが振り向く。
工房の主とは言っても、リリーもまだ17歳。魔法と錬金術をこのザールブルグに広めるために、師のドルニエと共にエル・バドール大陸からやって来て、まだ間もない。そして、彼女を手助けしているのは、エル・バドールからついてきたふたりの少女・・・まだあどけない、10歳のイングリドとヘルミーナなのである。
「ヘルミーナがいけないのよ。へたな歌を歌って仕事の邪魔をするから・・・」
「あら、気にするイングリドの方が悪いのよ」
イングリドとヘルミーナは、お互いにあかんべえをして見せた。
リリーは、腰に手を当て、ふたりを交互に見やると、思い付いたように言う。
「本当に、困ったものね・・・。そうだわ、もうすぐアルテナ様のお祭りだから、ふたりでプレゼント交換をするといいわ。これは、命令よ。そうして、ちゃんと仲直りなさい」
「は〜い」
お互いを見やり、気のなさそうな答えが、ふたりから返る。このへんの呼吸はぴったりだ。
「ま、いいわ。仕事はちゃんとできているようだから。わたしはちょっと出かけてくるから、お留守番をお願いね」
「また、『飛翔亭』へ行くの?」
とイングリド。
「そうよ。なにか仕事がもらえるかも知れないから。それに、そろそろ採取にも行かないといけないから、護衛を探さないとね」
そう言って、リリーは階下へ下りていった。
「あんまり期待できないけどね・・・」
ヘルミーナが小声で言う。
「しっ、聞こえるわよ」
イングリドが相棒の脇腹を突つく。
「だって、本当のことじゃない。この町の人って、錬金術に理解がないんだもの」
ヘルミーナは、10歳とは思えないませた口調で言う。
「でも、町の人に錬金術をわかってもらうために、お姉さんもドルニエ先生もがんばっているんだもの、あたしたちもお手伝いしなきゃ」
イングリドの口調も、同様に大人っぽい。
ふたりは姉妹の小鳥のように窓際に並び、しばらく黙りこくって街を見下ろしていた。
「ねえ・・・」
イングリドが、思い出したように言う。
「さっき、お姉さんが言ってた、プレゼント交換だけど、あたし、すてきな贈り物を考え付いちゃった。楽しみにしてなさい」
イングリドの顔に浮かんだ、わざとらしい笑みを見て、ヘルミーナもにっこりと笑う。
「あたしもよ。お祭りの日が楽しみだわ。うふふふ」
「ほほほほほ」
そして、ふたりはまるで鏡に映った像のように一寸の狂いもない同じ動きで作業台に向き直ると、仕事の続きを始めたのだった。
工房を出たリリーは、足早に行き交う職人やおかみさんたちの間を縫って、『職人通り』を北へ向かった。
居酒屋『飛翔亭』は、『職人通り』の半ばにある。旅の商人や冒険者が出入りし、『職人通り』でもっともにぎわっている酒場だ。街の外の情報や、依頼事が集まってくる。
リリーは、そっと『飛翔亭』の扉を押し開けた。若い娘の身で、酒場に出入りするのは、まだ抵抗がある。しかし、生活のためには、なんとしても仕事を取ってこなければならない。そして、仕事を確実に果たすことが、この町に錬金術を根づかせることにつながるのだということは、リリーには痛いほどわかっていた。
午後の早い時間で、『飛翔亭』はすいていた。
だが、店内へ入った時から、リリーの耳に言い争いの声が飛び込んできていた。
「・・・だから、ワインの最高峰は、ゲルプワインに決まってるんだよ! どうだい、この透明感のある色合い、芳醇な香り・・・。兄貴には、わからないのかなあ?」
ワイングラスを手に、王室騎士隊の制服を身につけた若い男が、カウンターにもたれかかって大声を出している。
カウンターの中には、エプロンを着けた同じ年格好の男がおり、清潔そうな白い布でグラスや皿をみがいている。店主のディオだ。ディオは、落ち着いた口調で答える。
「ああ、うちも商売だからな・・・。客が望むなら、ゲルプワインでも何でも出すさ。だがな、クーゲル、お前が何と言おうと、最高のワインはブラウワインだ。それだけは絶対にゆずれないな」
ふたりは、声もそっくりだが、顔もよく似ている。口髭を生やしているところも同じだ。ただ、兄のディオが眼鏡をかけているところだけが違っている。
弟のクーゲルは、黄金色にきらめくグラスのワインを一口すすると、
「ほんとに兄貴も頑固なんだからなあ。ワインだけじゃないよ。そういう性格だから、義姉さんだって、出て行っちゃったんじゃないか・・・。フレアがかわいそうだよ、まだ赤ん坊なのに・・・」
「あいつのことは言うな!!」
それまで穏やかだったディオが、突然怒鳴った。手に持っていた皿を、叩き付けるように調理台の上に置く。背後の棚に並べられたグラスが、カチャカチャと音を立てて揺れた。
クーゲルも、さすがにまずいと思ったらしい。
「おっと、そろそろ城門の警護に行く時間だ。それじゃ」
一気にグラスを空にすると、逃げるように店を出て行く。
「ああ、さっさと行っちまえ!」
吐き捨てるように言うと、ディオは目を伏せ、小さくため息をついた。
「あ、あの・・・」
リリーが恐る恐る声をかける。
ディオは目を上げると、
「ああ、あんたか。何の用だ?」
と、少し照れくさそうに言った。
「えーと、なにか仕事がないかと思って・・・」
ディオは、しばらく考え込んだが、申し訳なさそうに答える。
「悪いな、今は、あんたに頼めそうな仕事はないな」
「そうですか・・・」
リリーは肩を落とした。なかば予想していたこととは言え、このままでは錬金術を広めることはおろか、三度の食事すらおぼつかなくなってしまう。
「お邪魔しました」
リリーが店を出ようとした時・・・。
調理場の裏から、かんだかい赤ん坊の泣き声が響いてきた。
「お、そうだ! ・・・あんた、ちょっと待ってくれ!」
リリーを呼び止めると、ディオは奥の扉の向こうに消えた。
そして、しばらくすると、小さな赤ん坊を両手に抱いて現われた。子供は手足を元気にばたつかせ、むずがっているようだ。
「あんた、子守りはできるか・・・?」
赤ん坊を揺すり、あやしながらディオは言った。
「は?」
リリーが目を丸くする。
「これは、俺の娘で、名前はフレアって言う。1歳になったばかりなんだが、その・・・ちょっと訳があって、母親が今いなくてな。近所のおかみさんたちに交替で面倒をみてもらったりしてるんだが、みんな忙しい身なんで、こっちも気が重くてな。・・・そこで、店が忙しい時間だけでも、あんたがフレアの子守りをしてくれると、ありがたいんだがな。もちろん、金は払うぜ」
「は、はあ・・・」
返事をする間もなく、ディオが赤ん坊を手渡す。
ピンク色の綿毛のようなふわふわした髪が、リリーの手をくすぐる。
リリーがそっと揺すってやると、フレアは大きく口を開けてけらけらと笑った。思わず、リリーも微笑む。
「大丈夫のようだな。それじゃ、よろしく頼むぜ」
ディオがほっとしたように言う。リリーもつられて笑顔を返したが、ふと我に返った。
(子守りなんて、錬金術師のやる仕事じゃないわ・・・。それに、時間をとられちゃって、新たな研究もできないじゃない・・・)
しかし、フレアの笑顔を見、暖かな体温を感じているうちに、そんな考えはどこかへ飛んでいってしまった。それに、これならば、いつ来るかわからない仕事に頼ることなく、定期収入を得ることができる。
(ま、いいか)
リリーは心の中でつぶやいた。この楽天性、前向きな性格こそ、ドルニエが自分の助手として彼女を選び、ザールブルグまで連れてきた理由なのであった。
日は流れ、アルテナの祭りの日がやって来た。
この日、フローベル教会ではパーティが開かれ、町の子供たちが集まって、プレゼント交換や合唱祭などが行われる。
「あんな子供っぽいパーティなんか、行きたくないわ」
と、しぶるイングリドとヘルミーナだったが、
「町の子供たちと交流を深めるのも、仕事のうちよ」
とリリーに諭され、出かけて行った。
しかし、他の子供たちは、ふたりの目の色が違うことを理由に、話しかけたり近付いて来ようとはしなかった。
「ほらね。やっぱり思った通りだったわ。意味ないのよ、あんなパーティに行ったって」
工房に帰る道すがら、ヘルミーナはうんざりしたように言った。手には、イングリドから渡されたプレゼントの包みを持っている。
同じようにヘルミーナからもらった包みを持ったイングリドが答える。
「そんなことを言う割りには、チーズケーキを随分とたくさん食べてたじゃない。太っても知らないわよ」
「あら、あなたこそ、食べ過ぎてスカートがきつくなってきたんじゃないの?」
「失礼ね、あたしのウエストは、まだ余裕よ」
日暮れてもにぎやかな『職人通り』を、ふたりはとことこと工房に向かって歩いて行く。
工房に戻ったふたりは、2階の部屋に上がった。
リリーはいなかった。今日も子守りの仕事で『飛翔亭』に行っているらしい。
イングリドとヘルミーナは、それぞれ自分の椅子に座ると、相手からもらったプレゼントのリボンをほどき始めた。
背中合わせに座っているため、互いの表情は見えない。
きれいにラッピングされた包みを開けると、ヘルミーナは目を見はった。
ガラスびんに、ピンク色をした透明の液体が入っている。
「へええ、きれいな色ね。何なの、これ?」
イングリドに尋ねる。
イングリドの方も、ヘルミーナにもらった包みを開け、出て来たガラスびんを宙にかざしている。びんには、水晶のように澄み切った液体がたゆたっている。それを見て、イングリドが言う。
「あなたこそ、なかなかやるわね。こんなに透明度の高い液体は、そうそう作れるものではないわ。・・・で、これの効果は?」
「髪の毛を、美しく、つややかにする妙薬よ。あたしのオリジナル調合。うふふふ」
「そう・・・。あたしがあなたにあげたのは、声をよくする秘伝の薬なの。もちろん、あたしのオリジナル調合よ。さ、試してみて」
「そうね。あなたもね」
そして、ふたりは立ち上がり、互いに向き直った。
それぞれ、ガラスびんのふたを取る。
ふたりの視線がぶつかり合い、空中で火花を散らす。
ヘルミーナの口元に、意味ありげな微笑が浮かんだ。
イングリドの瞳にも、謎めいた笑みが浮かぶ。
そして、ふたりは呼吸を合わせたかのように、同時にガラスびんを持った手を窓の外に突き出し、びんをさかさにした。
中身の液体が、一滴残らずこぼれ落ちる。
ヘルミーナは笑った。
「うふふふ。甘いわね、イングリド。こんな罠に引っ掛かると思ってたの?」
イングリドも、不敵に微笑む。
「ほほほほ、お互い様よ。どんな仕掛けがあったのかは知らないけど、残念だったわね」
その時だった。
窓の真下の舗道から、若い男の大声が響いてきた。
「つ、冷てえっ!! なんだ、こりゃあ!? 誰だ! 水なんかかけやがって! ここは天下の公道だぞ!」
あわててイングリドとヘルミーナが窓から見下ろす。
舗道では、冒険者姿の若い男が、足を投げ出して座ったまま、怒った目付きで上を見上げていた。どうやら、酔っ払って道端で寝ていたらしい。
「ごめんなさ〜い。お兄ちゃん、大丈夫?」
ヘルミーナがかわいい声で謝る。営業用の声だ。
若者はふらつく足で起き上がると、日焼けした顔と豊かな黒い髪をマントでごしごしとこすった。そして、
「なんでぇ、子供じゃねえか。・・・ヒック。子供相手じゃ、この剣にものを言わせるわけにゃいかねえなあ・・・。ま、俺も、明日には武者修業の旅に出る身だ。かんべんしてやるぜ・・・。子供は、早く寝ろよ」
言うだけ言うと、冒険者はふらふらとどこかへ行ってしまった。
「大丈夫かな、あのお兄ちゃん・・・」
イングリドがつぶやく。
「薬を飲んでなければ、大丈夫だと思うけど」
ヘルミーナも言う。
イングリドが問い詰める。
「大丈夫・・・って、あなた、どんな薬を作っていたのよ?」
「あなたこそ、危ない薬じゃなかったんでしょうね!?」
「秘密よ。べー」
「こっちこそ。イーだ」
ふたりはぷいと顔をそむけ合うと、それぞれの作業台に向かった。
イングリドは、鍵のかかる引出しから、自分のアイテムノートを取り出した。ヘルミーナにはもちろん、リリーにも秘密のノートだ。
将来、『イングリド文書』としてアカデミーの図書館に収められる書物の原型である。
そこの最新のページには、ヘルミーナに渡した薬品のレシピが記されていた。
その薬の名前は、『オンチになる薬』。
ヘルミーナも、同じように自分のアイテムノートを広げていた。
そこに書かれていた、イングリドに渡した薬の名前は、『ハゲになる薬』。
どちらも飲み薬であった。
そのため、あの若い冒険者の頭と顔にかかった両方の薬は、皮膚からゆっくりと吸収され、体内に染み込んでいった。その効果が表面にはっきりと現われて来るのは、彼が長い放浪の末にザールブルグに戻ってくる頃・・・十数年後のことである。
「さ、もう寝ましょ」
パタンとノートを閉じ、引出しに入れて鍵をかけると、イングリドは言った。
「そうね、あしたも仕事だし」
と、ヘルミーナもランプを吹き消す。
ふたりは、並んで置かれた小さなベッドにもぐりこむと、双子の姉妹のように枕に頭を並べた。
寝返りを打ち、互いに背を向ける。
しばらくして、ヘルミーナがつぶやくように言った。
「イングリド・・・」
「ん? なに?」
「・・・ごめんね」
「・・・いいのよ」
しばらくして、戻ってきたリリーが覗きに来た時、ふたりはすでに静かな寝息をたてていた。
リリーは階下の自室に戻ると、自分も寝る支度を始める。
ずっと赤ん坊のフレアを抱いていたせいで、両腕が棒のようだ。
リリーは手早く寝間着に着替えると、ベッドに入った。
(明日には、なにかが変わるかも知れない・・・)
そう思い、そうなることを願いながら。
疲れきっていた彼女は、すぐに眠りに落ちる。
そして、リリーは夢をみていた。
夢の中では、立派な魔法学校が建ち、多くの若者が錬金術の勉学に励んでいる。
それが現実のものとなるのは、まだまだ先になりそうだった。
だが、まちがいなく、リリーはその目的に向かって第一歩を踏み出していたのである。
<おわり>
<○にのあとがき>
はじめての、『リリーのアトリエ』ものです。
まだ詳しいゲームの内容や設定がわからないので、当時の状況を勝手に想像して描いてみました。
主人公のはずのリリーですが、まだキャラがよくつかめていないので、ちょっとおざなり(ぺこり)。
フレアさんの母ちゃんの話は、まったくのフィクション(笑)です(^^;
ご幼少の竜虎コンビは、平等に描こうと思ったのですが、どうしてもヘルミーナびいきになってしまう・・・。イングリドファンの方、お許しを。
そして、やっぱりオチは“あの人”にご登場いただきました。(わかりますよね?)
それにしても、“あの人”がああなってしまった原因が、竜虎コンビにあったとは・・・(^^;
ただ、根は優しいふたりですから、ちゃんと効果を消す薬も用意していただろうとは思うのですが・・・。
ゲームの発売まで、あと半年くらいでしょうか。あああ、楽しみです〜。