十和田湖から青森
青森県には1度だけ行ったことがある。大学2年の夏だ。サークルの合宿旅行で十和田湖の南から青森市まで117km歩いた。履き慣れない靴を履いて歩いたら途中靴擦れが出来て痛くて苦しんだ。靴擦れは、足の皮膚の柔らかい部分が破れるので、足の裏のまめより痛い。
十和田湖の西側の湖畔の道を歩いたが、湖水がもの凄く透明で驚いた。しかも夏なのに生物の気配がなかった。聞くところによると、十和田湖は10月から翌年の5月まで半年以上雪に閉ざされるため閉鎖されるそうだ。
途中4泊ぐらいしたが、八甲田山の近くの旅館は一泊5500円もする豪華な旅館だった。当時私たちが泊まっていたのは1泊2000円前後の安い町のビジネス旅館がほとんどだったのだ。サービスがよかったのは旅行者向けの温泉旅館だったからだと思う。
青森駅の近くには当時まだ青函連絡船の波止場があった。ここが本州の北の終着駅なのだなと思った。
最終日に棟方志功記念館に行った。棟方志功の絵は上手くはないが、そのエネルギーが凄いなあと思う。
(2002年1月28日)
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