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魔法の水(ORT)からユニセフを知る


TOSS静岡/松尾清恵


         六年の総合的な学習の導入に使えます。参観会の授業にも!!
(TOSS静岡ML推薦)



 ※あらかじめ自作のORSを1リットル用意。紙コップ10個

 (作り方⇒沸騰させて冷ました水1リットルに、塩小さじ半分、砂糖小さじ4杯を入れて混ぜます。)

 これは魔法の水です。3人の人に飲ませてあげます。ほしい人? 

 感想を聞いてみましょう。どうぞ

 これはORSと言います。日本語では経口補水塩。読んでごらんなさい。さんはい

 発問1 このORSを必要とするのは、どんな人たちだと思いますか。アメリカの大人、ブラジルの老人、というように○○の何々というふうに予想します。
プリント1のところに書いてごらんなさい

列指名をする。一通り。
しばらく黙ってプレゼンを見せる。

このようにORSを必要とするのは、開発途上国と呼ばれる国々の子どもたちなのです

    

この世界地図は、五歳未満の子どもの死亡率を表しています。今、赤ちゃんが1000人生まれたとします。そのうち五歳までになくなってしまう子がどれだけいるかをあらわしています。 

みんなのプリントの地図を見て御覧なさい

まずシエラレオネ。前の画面で位置を確認してごらん。ここは316人。つまり生まれた子の1/3は、五歳前に亡くなってしまうのです。赤鉛筆を出します。シエラレオネが見つかった人、指差してごらん。隣と確認。赤色をぬりなさい。


次にアンゴラ。295人。はい確認。色塗り。アフガニスタン257人。確認。塗った人。ぬれましたと言います。


では日本を見てごらんなさい。たった4人です。ものすごい違いですね。


発問2 世界中で、一日に亡くなってしまう子どもの数は次のうちどれだと思いますか。

 @と思う人? A? B?

3秒に1人。どういうことか実感してもらいます。静かに聴きなさい。           1.2.3 1人亡くなりました。  4.5.6 二人目。 7.8.9 3人目     たった今、この瞬間にも、このように次々と亡くなっているのです。

発問3 なぜ、こんなに多くの子どもが命を失ってしまうのでしょうか。   死亡原因を予想して、プリントに書いてごらんなさい。一つ書けたら持って来ます。

板書させる。

書いた人、こちらから言っていきます


このように肺炎と下痢がもっとも多いのです。

この袋。ORSの袋です。⇒子どもたちがORSを飲んでいるところです。ORSを飲んでいるときの説明を読みます。⇒読む(年間数百万人の幼い命を助ける簡単な方法があります。それがこの経口補水塩ORSです。下痢による脱水症状で、弱弱しく動くのも大変な子どもが、経口補水液を少し飲んだだけで、その手足に少しずつ力がよみがえり、やがて目に光がさし、子どもの顔に微笑みが浮かぶのです。数日たつと危機を脱し、元気に飛び回る子どもに戻ることができるのです。)

 

このように下痢に対して、ORSはものすごく有効なのです。

発問4 このORS、1リットルの値段は、日本円でいくらだと思いますか

列指名

たったの10円です。しかも3分で作れます。


こんなに安くて簡単に作れるORSがあるのに、多くの子が下痢で亡くなっているのはどうしてでしょう。次の世界地図を見て考えてごらんなさい。

これは安全な水を使える人の割合が60%以下の国々です。位置をよく注意してください。

さっきの五歳未満の死亡率の地図をもう一度出します。

これは、ちゃんとしたトイレが使える人の割合が30%以下の国々です。位置を確認して。

またさっきの五歳未満の死亡率の地図です。

下痢で亡くなる子が多いのはなぜですか。

もともと飲んでもよい安全な水がないのです。水道がないところは川や池の水を利用しています。そこには無数の雑菌がいます。またトイレがないので、川や池で排泄している場合もあります。

ますます川や池の水が汚れてしまうのです。

簡単にはORSを作れない状態が、今も続いているのですね。


発問5 このような子どもたちを救うための国際機関があります。知っている人はいますか?


板書⇒ユニセフ

 発問6 この写真を見て、気づいたこと、思ったことを自由にどうぞ。


説明 実はこれは日本です。日本もつい40年ほど前まで、ユニセフの援助を受けていたのです。   学校給食で使っていた脱脂粉乳もその一つです。家でみんなのお父さん、お母さん、おじさん、おばさんたちに聞いてみてごらんなさい。


 説明 ここにユニセフ手帳というのがあります。ユニセフがどんな活動をしているかが

分かりやすく書かれています。手帳を見て、分かったこと・気づいたこと、思ったことをプリントに書いてごらんなさい。二つ書けたら持って来ます。


(時間によって発表?)

最後にユニセフ事務局長、キャロル・ベラミーさんという方からのメッセージを読みます。

拝啓 

私はユニセフ(国際連合児童基金)の事務局長を務めております、キャロル・ベラミーと申します。ユニセフは開発途上国の子どもたちの生存・発達・保護を支援し援助活動をおこなっている国際機関です。(略)

ユニセフは現在、130か国をこえる開発途上国に現地事務所を置き、経口補水療法・ORS、予防接種、栄養指導、初等教育の普及、児童労働問題への取り組みなどを日々たゆまなく続けております。皆様からの温かいご支援とユニセフの活動が実り、経口補水療法は現在広範囲に実施されていて、毎年150万人近くの子どもを救っています。また全世界の予防接種率は80%に上昇し、年間300万人の子どもの命が救われています。

しかしそれでもなお、予防可能な原因によって毎年900万人以上の子どもたちが命を失い、一億四千万の子どもたちが初等教育を受けられず、栄養失調に苦しんでいる子どもたちは一億六千五百万人にも達しています。(略)

ひとりひとりの皆様がお寄せくださるユニセフ募金は、何十万、何百万という子どもたちを救うことにつながっています。こどもたちを悲惨な状況に戻すことのないよう、脱水症状で衰弱した幼い子どもたちが一日も早く元気になれるよう、皆様のお力添えをお願い申し上げます。

敬具

          ユニセフ事務局長 キャロル・ベラミー


 発問 今日の授業の感想を自由に書きなさい。

日本ユニセフ協会のホームページ⇒http://www.unicef.or.jp
(ユニセフ協会のHPから、いろいろな資料が注文できます。また、リンクされているHPもたくさんあるので、ぜひご覧になることをおすすめします。)

このサイトはリンクフリーではありません。


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