□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2001/09/03]            【子 育 て 羅 針 盤】                               (第48号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  「お母さん,どうしてお父さんの頭には毛がないの?」  「いろいろ考え事があるからよ」  「お母さんはどうしてそんなに毛がたっぷりあるの?」  「それはね・・・。いいから向こうに行って勉強してらっしゃい」  幼いからと侮っていてはタジタジとさせられます。ガンバレ ママ。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子育てtips★             『ちょっぴり不幸』                               (第34号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ある子どもが,ときどき学校でものをとられてくる。母親は手くせの悪い子 がいるらしい,いやねえ,などと言っていたが,あまりにひどいので,とうと うたまりかね,学校へ言いに行った。  担任の先生はすこしもあわてない。そういう訴えがちょいちょいあるのだ。 「あそこに,落としもの,いいえ,落としたのではなく,棄てたものなんです が,いろいろあります。おさがしになってみてください。たぶん,あると思い ますよ」  そう言われた母親が,まさかと思いながら「棄てもの」の山をひっかきまわ していると,これまでとられたはずのトレパンもTシャツも出てきたから,び っくりやら,恥ずかしいやらで,ホウホウのていで,帰ってきたという話だ。  この子は,身につけているものにあきてくると,あきなくても友だちがカッ コいいのを着ているのを見ると,羨ましくなる。買ってもらったばかりだから, いくら何でも新しいのをほしいとは言いにくい。そうだ,とられたと言えば, 買ってもらえると名案を思いつく。そしてそれがその通りになる。母親は言わ れるままに,友だちのと同じようなのを買ってくれる。  新しいものがほしくなったら,古いのをとられるに限る。子どもは親の甘さ を見抜いてそういう戦法を編み出す。それがわからないで,親は学校の管理は どうなっているか,などとお門違いの批判をしているのだから困ったものだ。  それに大人もムダ使いの手本を示す。ものは大切にしないで,まだ使えるの に,どんどん捨ててしまう。こどもが,新しいものがほしくなれば,とられた と言うのも,大人の浪費を見ていて思いついたことであろう。              ・・・「空気の教育」:外山滋比古著:福武文庫 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★新・子育ち12章★         『泣き疲れ 無心に返る ママの膝』                              《第4-09章》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  子どもはなぜ育つのでしょうか?  もう一人の子どもはなぜ育ちたいと願うのでしょうか?  育ちへの意欲がなければ,子どもは育ちません。  やる気のない子どもに歯がゆい思いをすることがあるでしょう。  根性をたたき直すという乱暴なしつけさえ飛び出しかねません。  不登校の子どもを前にして是が非でも学校に追い立てたくなります。  意欲のない子どもに対して,親は何もしてやれない無力感を味わいます。  その焦りが親をいっそう追いつめて,子どもに無理難題を突きつけます。  そのような養育の袋小路からは早く脱出したいですね。  育ちたいという思いは,子どもの中から湧きだしてくるものです。  まずは,親の子育てでどうにかなるとは思わない方がいいでしょう。  だからといって,なるようにしかならないと放置しては無責任です。  育ちたいと思い続けられるように,親がしてやれることを見つけましょう。  花の種には芽を出したいという機能が備わっています。  その機能が発揮できるかどうかは,土地の豊かさに依存しています。  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問4-09:お子さんは,ママの胸で涙を流していますか?】    ・・・・・・・「涙を流す」という内容について,説明が必要ですね! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○泣き虫?     人は生まれたとき,「オギャー」と泣きます。その後しばらくは,お    腹が空いた,眠たい,おしめが濡れた,寒い,暑い,痛い,かゆい,寂    しい,こわいと一日中泣いています。その都度,ママが寄り添ってくれ    ます。そんな赤ちゃんの泣き声をママを呼ぶ声と思ってはいませんか?     もちろん知恵がついてくればママを呼ぼうとするようになりますが,    それは後知恵です。元々は,不快を感じても自分では何もできないから,    赤ちゃんは泣くのです。     戯曲「リヤ王」に「人は皆泣きながら生れて来る」という言葉があり    ます。いつどこに生まれてくるかを何一つ選択できません。生まれて生    きていく終着駅を選択できません。その間の乗車期間である寿命も限ら    れています。人はもっとも大事なことを自分ではどうしようもないので    す。だから,泣きながら生まれて来るというわけです。     お店で見つけた欲しいものをママが買ってくれないとき,子どもが泣    き叫びます。買ってくれないから泣く,買わせるために泣く,大人はそ    う受け取っています。ところで,ママはパパに泣き落としという手管を    使いますか? それとも自分ではどうにもならないからただ泣きたくな    るだけですか? どうにもならない無力感は泣くことで解消できます。    気持ちのけりを付ける大事な処方箋です。          ・・・泣きたいときは泣けばいいという場合もあります。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○欠点?     失敗は成功の元とか,窮すれば通ずとか言われてきました。人は考え    る力を備えていますが,それは何か不都合に直面したときに「どうにか    できないか?」という形で作動しはじめます。快適な環境にいたら考え    ようとしないものです。せいぜいゲームを楽しむ程度のものです。     赤ちゃんは呼吸し消化するという最低限の機能だけを持たされて,こ    の世界に放り出されます。生きるということについては全く無能です。    ほかの動物と比べれば未熟児と言ってもいいようなものです。10カ月    以上の妊娠期間には母体が耐えられないからです。せめて手足が使える    ようになるまでは,体外妊娠期間と考えた方がいいのかもしれません。     無能な状態ですから泣くしかないということは述べましたが,その後    には必ず何とかしようとします。歩こうとする,手で掴もうとする,食    べようとするといったことのすべてが何とかしようとしている状態であ    って,それが育ちです。ですから,ちゃんとできないからといって止め    させてはいけません。家庭は教習所ですから,落ちたり,壊したり,ぶ    つけたり,こぼしたり,割ったりしてもいいと覚悟しておいてください。     「うちの子は何もできない!」。それが当たり前です。ママがことさ    ら子どもに「できないくせに」と引導を渡す必要はありません。せっか    く子どもなりにできるようになろうとがんばっているのに,頭から冷水    を浴びせるような仕打ちは親道に反します。できないことを「欠点」と    評価しますが,それは未だ到達していないだけで,決して悪いことでは    ありません。もうしばらくしてできるようになればいいのです。できる    ようになるまで,ハラハラしながらも黙って見届けてやって下さい。    ・・・意欲を持続させるためには,決して貶したりしてはいけません。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○弱虫?     いじめっ子がなぜ育つのでしょうか? わが子がいじめられないかと    心配する親は多いのですが,わが子がイジメをしないかと恐れる親はあ    まりいません。でも,イジメはいじめなんかしないという子どもを育て    てこなかった結果です。今は幼くても,あと10年後にいじめっ子にな    るかもしれない,そうなればつまはじきされてここには住めなくなる,    そんなことを考え出したら眠れなくなりますね。(あまり,気に病まな    いで下さい)。     子どもたちがイジメはしないと意識していないから,イジメを見ても    加担する方にまわってしまいます。それでは,いじめっ子の動機は何で    しょうか? イジメられっこが無抵抗である,力が弱い,いい子ぶる,    生意気だからと言います。どれもいじめられていいという正当な理由に    はなりません。イジメられっ子にも理由があるといった妙な言い訳は言    いがかりです。     注目すべきことは,弱い子はいじめても構わないと考える愚かさ,無    抵抗だからいたぶると言い放つ凶暴さです。そこには弱いことは悪いこ    とという価値観が潜んでいます。いじめることで自分は強いと思いたい,    そこにも強いことが良いことという同じ価値観が働いています。     弱くて当たり前,弱くていい,弱いことは善し悪しとは別であること,    さらに弱いものに手を挙げることは人として最も卑怯なことであるとい    う正当な善悪感を持たせてやりましょう。そのためには弱虫な子がどう    しようもなくて泣いてきたとき,ママは「弱くていいのよ」と抱きしめ    てやることです。    ・・・弱さを問題視する養育観が,子どもにイジメの免許を与えます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○タイムラグ?     英雄色を好むとはかつて浮気男の口癖でした。自分は英雄でもないの    に! 英雄には弱点があると読む方が正しいのでしょう。歴史は夜作ら    れるという言葉もありました。さらに勘ぐっていけば,犯罪の陰には女    ありなど?(ごめんなさい! クマさんが言っているのではありません。    念のため)。     男の子は恐竜が好きですね。そんなものと同居するのはゴメンですが,    見るだけならいいとしておきましょう。かつて地球上で強者として君臨    した恐竜は,強いが故に滅びていきました。強さは度を越すと滅びる引    金になります。恐竜は体長30〜40mですが,神経伝達速度が12〜13m/    secとすると,感じるまでに数秒かかります。どういうことかというと,    後発の哺乳類にかみつかれても反応が鈍いということです。そこで恐竜    は更に大きく強く,そして更に鈍くという破滅への道を進んでいきまし    た。強者は弱点を持つということです。     成功したパラダイムには頂点があります。そこそこのところで抑止す    る事が次の発展につながります。子どもの育ちでは,この山谷を考慮し    ておくことがとても大事です。今大人の社会で強者として栄えているも    のは,子どもの時代になったら滅んでいるだろうということです。逆に    いえば,今弱者であるものがやがて強者になります。大人はもう先がな    いので今を追いかけていればいいのですが,子どもは今盛んなものを追    いかけるのはいい加減に止めておかなければ,将来には時代遅れになり    適応できなくなります。     奢れるもの久しからずと平家物語が始まるように,強きもの育つこと    なからずと養育物語をはじめましょう。早熟で完成してしまうと,つぶ    しがききません。育ちが終了しているからです。弱い自分を認めてもら    えば,自分のペースで焦らずに育っていくことができます。         ・・・未完である弱さこそが,適応する可能性の条件です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○自分を知る?     親は何でも言うことをきいてくれると思わせたら,子どもは自分は特    別な人間だと錯覚します。自分は親に可愛がられていると思うのであれ    ばいいのですが,自分は可愛がられるべきだとエスカレートするときジ    コチュウにはまります。子どもは可愛くて仕方がないでしょうが,子ど    もの望みを叶えてやることとは別にしましょう。例えば,スキンシップ    は充分にとって,モノを与えることはほどほどにすることです。     優等生が入り込む闇があります。親の期待に応えているという自己愛    を満たすために猛勉強をしますが,その目論見がやがて中学,高校と進    む中で狂ってきます。そのときうまく方向転換をしないと深刻な自己喪    失に陥ります。自分は優等生なのだという自己暗示が強いと,弱さを表    に出すことができません。そこで弱い自分は自分ではないと否定するこ    とで取り繕おうと無理をし,結局自分を見失います。疑似自殺とでも言    える自傷行為です。その先は弱い自分を閉じこめるために,現実的に閉    じこもるようになるでしょう。     世の中は自分の思い通りにはならないものです。自分にはできないこ    とがあると素直に受け入れることは,育ちにとって大事なステップです。    自分の限界を知ることが育ちへの意欲につながるからです。育ちの分か    れ道があります。自分の弱さを知っていれば何とかしようという育ちの    道に,弱さを否定したり無視したり見逃したりすれば育ちが封鎖された    袋小路に迷い込みます。     自分の弱さを知っていてもそれが悪いことだと思っていれば,見せか    けでごまかそうとすることもあります。大人ぶってみせる非行道,やた    らに格好だけに夢中になる流行道,どれも心底はどうせ悪い子なんだか    らという自棄を起こしています。自棄とは文字通り弱い自分を棄ててし    まうことです。自分を空虚にし透明な自分という邪心に取り憑かれたり    します。     ・・・子どもが弱さに気付いたら,黙って涙を拭いてやって下さい。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○カッコイイ?     情報化,国際化,高齢化など〇〇化という化け物が横行しています。    社会が化けているのですから,子どもも化けたがります。見てくれのカ    ッコヨサにこだわります。判断の基準がカッコイイかどうかだけです。    洋服にしても自分に似合うかどうかは抜きにして,洋服そのもののカッ    コヨサだけが関心の的です。どんなに化けても,それは育ちではありま    せん。     コツコツと地道に汗することはダサイと切り捨てられます。因みにダ    サイとは田舎い=タシャイ,つまり田舎風ということです。都会風がカ    ッコイイという裏返しです。真面目な子どもは自分たちの尺度ではダサ    くて価値が低いはずなのに,大人から可愛がられるのは間違っていると    感じます。価値観を脅かすのですから,憎い存在になります。憎いヤツ    にはイジメの制裁を加えてやれとエスカレートします。価値観の多様化    が歓迎されているようですが,実のところその多様化とは憎しみを生み    出すほどの軋轢と表裏一体であることを忘れています。子どもと大人の    間の一種の宗教戦争なのです。     目立ちたいという衝動が野放しになっています。目立つためには何を    してもいい,目立ちさえすればいいと思っているようです。だからカッ    コヨク化けようとします。注目すべきことは,化けた自分が本物と勘違    いしていることです。虎の威を借りたキツネ,裸の王様という話そのま    んまです。     外面へのこだわりは,実は自分がカッコヨクないことを感じて,それ    を隠そうとしているうちに引き返せなくなっていることです。ですから,    カッコヨクない自分を素直に受け入れることが大事だということをママ    がしっかりと教えて,子どもの心の負担を無くしてやりましょう。       ・・・カッコヨサという貸衣装をママの前では脱がせましょう。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《涙を流すとは,無力さの気づきであり,明日への意欲の泉です。》 ※子どもが自分の不甲斐なさに直面したときは,必ず「おかあさん」とつぶや き涙を流します。弱さを思い知らされ,どうにもしようがない状態に追い込ま れたとき,飛び込みたいと思うのはママの懐です。そこには何もありません。 強いとか弱いとか,何かができるとか出来ないとか,良いとか悪いとか,一切 の選択がご破算にされます。生まれてすぐにママに抱かれたとき,子どもには 何もありませんでした。ママの懐とは子どもにとって再生の場なのです。  【質問4-09:お子さんは,ママの胸で涙を流していますか?】    ●答は?・・・どちらかと言えば,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第48号は,いかがでしたか?  いろいろとお伝えしていますが,勉強はしないで下さい。ママが今必要なこ とを見つける手がかりにして頂けばいいのですから。どこかで「そうなんだ」 と感じていただければ十分です。  このマガジンは版をあらためながら,螺旋階段のように同じポイントを繰り 返して登っています。読み続けていただければまた同じポイントを別の形で復 習していきます。ですから,12のポイントをマスターされれば子育ての基本 は終了したことになります。あと3号で1周年を迎えます。卒業間近の方にお 願いします。後輩ママに是非「子育て羅針盤」をバトンタッチして下さい。       ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■        子育て羅針盤編:『子どもの権利12条』          第1条 安心して生きる権利           第2章 存在が歓迎される権利          第3章 正しい言葉を話す権利          第4章 共感が保証される権利          第5章 自分が決定する権利           第6章 人格が信頼される権利          第7章 能力を発揮する権利           第8章 価値が伝授される権利          第9章 弱点を慈しむ権利       ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   には,マガジンの「バックナンバー」,〜「掲示板」や登録・解除欄,      コラム「パパな毎日」,「子育ち12章(Ver.1,2,3)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,      組織活動の指導者用テキスト〜    を掲載しています。   是非訪ねてみて下さい。  ●PTAや家庭教育学級などでの講演のご依頼も承ります。   メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールは上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問4-10:あなたは,お子さんの希望を認めていますか?】 について考えます。お楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先から解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○