□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ [2002/08/19]            【子 育 て 羅 針 盤】                               (第98号) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□  みんなの助言にもとづいて家を建てると,できた家はたいていいびつ。                        ・・・・・デンマークの諺  みんなの助言にもとづいて子を育てると,できた子はたいていいびつ。                      ・・・・・H.モリのクマさん ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★ママの?★        『ママはなぜべそをかくと言うのでしょう?』                               (第32号) ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  「あらら!」。ソフトクリームを食べていたら,虫が飛んできてびっくりし た拍子に,クリームがポトンと落ちてしまいました。まだ食べ始めたばかりな のに・・・。後片付けをしながらママが「べそをかかないの!」って言うけど, かかずにはいられません。  べそをかくって,へそをかくこと? ちょっと違うみたい。意味は口をゆが めて泣き顔をすることですね。べそは圧口と書いて「へしくち」と読み,その へしが転訛したものです。圧し折るというように,唇に力を入れて押さえつけ た口の形が圧口だそうです。  江戸時代の「俚言集覧」に,小児の泣かんとする時の面つきをべそをつくる と言うもへし口なりと記されています。「べそを作る」だったのですが,〜す るという意味を「かく」とも言うことから,べそをかく,となりました。いび きをかくとか,恥をかくと同じです。  泣きたいのをぐっと我慢して,唇をへの字に結んでいる子どもの面魂。べそ をかくのはえらいんだぞって,ママは分かってくれないのかな? ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ★子育ち12話★          『叱られて 泣く妹を 庇う兄』                              《第8-08講》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  ■はじめに  類推とは普段の会話にはあまり出てこない言葉ですが,意味は何となく見当 が付きますね。確かめるために,辞書を引いてみましょう。手元にある「新明 解国語辞典」には,「既得の知識を応用して,同じ条件にある未知の物事につ いて多分そうではないかと判断を下すこと」と解説してあります。  子育てにおいて,類推はママにとってごくありふれたことなのですが,おそ らくほとんど意識はされていないでしょう。炎天下の車に乗り込むときのあの 強烈な暑さを知っているから,同じ状況にある車中に子どもを閉じこめたら多 分危険だと判断するはずです。それが類推です。類推する力が備わっていない と,酷いことが起こります。  重い荷物を持ってバスの中で立っていたときの辛さを知っているから,立っ ている人は辛いだろうなと判断できます。それが思いやりの端緒になります。 心優しい子どもに育てようと願うなら,類推する力を育てておかなければなり ません。  一を聞いて十を知る,利発さを表す言い方ですが,その秘密は類推能力なの です。頭の回転,的確な判断,創造など,あらゆる知的な活動のベースは類推 だということを知っておいてください。意識化された類推は,きっといろんな 場面で役に立つはずです。  日常の暮らしの場では単純に「推察」しているはずです。察しがいいとか, 言いますね。結果的には同じことですが,人がものを考えるプロセスに着目す ると「類推」の方が正確です。子育ての場では,大切なキーワードになります。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  【質問8-08:あなたのお子さんは,類推をしていますか?】       ・・・・・「類推する」という内容について,説明が必要ですね ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○類推するのは誰でしょう?     子どもは親の後ろ姿を見て育つと言われますね。ママが目を離した隙    に,子どもはいろんな冒険をします。していいことかどうかは関係なく,    同じことを真似します。ママがどうしていたかを覚えていて,自分も同    じようにしたらできるだろうと思うからです。     ママの振る舞いに自分を重ねているのは,もう一人の自分です。自分    がママと同じように動けているかどうかをずっと確認している自分がい    なければ,まねをすることはできません。ママは傍にいるときにはつい    手を出したくなりますが,子どもは決まって「だめ,自分でする」と拒    みます。もう一人の自分が自分をコントロールしたいのですから,無理    もありません。     幼児がキャラクターのマネをするとき,「ママ見て見て」と,ことさ    らにして見せようとしますね。面倒がらずにつきあってやってください。    もう一人の子どもは自分がちゃんと真似できていると思ってはいますが,    今ひとつ自信がありません。そこで,ママに確認して欲しいのです。    「上手ね」と言ってもらえたら,もう一人の子どもが「これでよかった    んだ」と自信を持つことができます。     子どもにとってはちゃんとマネができたことがうれしいのですが,育    ちという面から見れば,自分にちゃんとマネをさせることができたもう    一人の子どもが合格点をもらったという意味を持っています。得意そう    な笑顔を見せるとき,それはもう一人の子どもの「ヤッター」という歓    声なのです。     類推とは,もう一人の自分が既に持っているメモリーと今の自分の状    況とを重ねて,こうすればこうなるはずだと判断することです。もちろ    ん,幼いうちは単なるマネから入りますが,その体験を十分に積むこと    で,類推をもっと広く使いこなせるようになるはずです。      ・・・類推するとは,もう一人の自分がいるからできることです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どこで類推すればいいのでしょう?     小学4年生で習う「積んだ」という漢字があります。先日の新聞紙上    で報じられていましたが,文部科学省国立教育政策研究所による「読書    教育に関する調査」で,この積んだという漢字の書き取り問題の正答率    が,小学生で35%,中学生39%,高校生54%であったそうです。    読書をしないせいで漢字が書けなくなっているようです。     ところで,ママも漢字をど忘れして思い出せないことがあるでしょう。    そんなときはどうしていますか? 辞書を引っ張り出してきますか?     傍にいる人に尋ねますか? どちらもダメなときは? パソコンの変換    を使う! その手がありました。あいにく出先でそれもダメなときは?    またまた忘れていました。携帯電話がありましたね。どうもママを追い    詰めようとしても,無理なようですね。     いまどき,漢字を書けなくても困ることはないということです。読め    さえすれば,変換候補の中で「これ」と分かりさえすれば,用は足りま    す。これでは子どもに漢字の書き取りをさせようという気力は湧きませ    んね。字を書けなくても大して困らないかもしれませんが,実際のとこ    ろは知的な得を取りこぼしているのです。     「積」の字を見つけるには? 新聞を持ってきて株式欄を開きます。    確か積○なんとかという会社があったっけ。探してみるとありました。    ほんの一例ですが,類推を働かせると,株式欄を辞書変わりに利用する    ことができます。最近の若者は機転が効かないと言われ,「もっと頭を    使え」などとお小言をもらっています。小言を言うくらいなら,どうす    ればいいのかを具体的に教えてやることが大人の役割です。類推の例を    提示してやればいいのです。     手元に何もないからどうしようもない,そう思いこんだら行き止まり    です。いったんは切羽詰まった場合でも,何か代わりになるものはない    か,全く無関係に見えるものの中から必要なものを引き出せないか,そ    う考えていくと必ず手がかりは見つかります。類推を広げていく癖をつ    けていると,簡単にあきらめない姿勢が身に付きます。       ・・・類推するとは,不備な状況で総合力を発揮する仕掛けです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どんなときに類推すればいいのでしょう?     ちまたに溢れている知恵は概して後知恵です。人の知恵は反省から生    まれるものだからです。先人の失敗を後世の人は繰り返さないという形    で,社会の進展が実現されて来ました。しかしながら,先輩からの知恵    のバトンタッチは100%できるわけではありません。だから,同じよ    うな失敗を繰り返してしまいます。でも,人は万能の神様ではないので    すから,ゆっくりと失敗を減らす努力を続ければいいのです。     知恵は言葉として蓄積されます。暮らしの知恵として,「人のモノは    盗んではいけない」という条文が合意の上で採用されています。そのこ    とは大事な知識として必ず後世に伝えられています。子どもも知ってい    ます。でも,窃盗をする子どもは増加しています。なぜなのでしょう?     窃盗する者は自分のモノが窃盗されたら,窃盗した者に対して怒りの    気持ちを向けるはずです。人から恨みを買うような行動をしでかしてい    るという立場の逆転による類推ができていません。ママが教えている    「盗られた人の気持ちを考えなさい」という言葉は悲しさ,悔しさを想    定しているでしょうが,類推を教えているという点では同じなのです。     妹からオモチャを取り上げて,妹が大泣きした経験があるでしょう。    人からモノを取り上げたら相手はどんな風に悲しむか,きょうだい間の    小さなトラブルを経験していたら,盗むことがどういう状況を生み出す    か類推できるはずです。自分の体験をその他のケースに拡大できる力,    それが類推力であり,単なる知識を知恵に味付けできるのです。     万引きぐらい,そんな緩んだ気持ちが蔓延っています。万引きはよそ    の家(店)から盗み出すのですから紛れもなく泥棒なのです。言葉の上    で単純に万引きと泥棒を区別して罪悪感を逃れようとしていますが,盗    むという類で推し量れば同類になります。     同じような,似たような状況を一つのことと見極めること,それがで    きたら一つの知恵はいろんな時に有効に働いてくれるはずです。繰り返    し教えることが必要ですというアドバイスは,あのときも,このときも,    同じなんだよという類推を育てることになるという意味を持っているの    です。    ・・・類推するとは,経験知を多方面に適用するときに生かされます。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  〇類推すると何が得られるのでしょう?     人に迷惑を掛けないように気配りをするのが普通の暮らしぶりです。    子どもは無邪気に傍迷惑をかけます。自分の行為が他人に及ぼす効果を    類推できないからです。育てなければなりませんが,どうすればいいの    でしょう?     自分が迷惑を受けた経験をしていないと,迷惑ということの不快さが    実感として類推できません。「静かにしなさい」と言われておとなしく    していると,ちょっとぐらいいいじゃないかと自分勝手な判断をします。    そこには迷惑という相手の立場が具体的に想定されていないからです。     子どものうちは,人が騒ぐから自分も騒ぐという悪乗りをするもので    す。みんながしているから,という理由は強かです。スピード違反でね    ずみ取りに引っかかったり,駐車違反で切符を切られるドライバーはそ    う思っています。大人でも思うのですから,子どもはなおさらです。で    も,子どもには大人にない素直さが期待できますから,少しは救われま    す。     「騒ぐな」と注意するより,「聞こえないから静かにしてね」と迷惑    をしていることをはっきりと伝えることから入るといいでしょう。子ど    もがテレビに見入っているとき,ママがおしゃべりをすると子どもが    「うるさいな」という顔をすることがあります。そのことを覚えておい    て,子どもが騒いだときに思い出させてやってください。あなただって    うるさいと迷惑したでしょ?     迷惑だけではありません。パパやママにしてもらってうれしかったこ    と,その体験があれば,人を喜ばせる類推が自然にできるようになりま    す。兎角この世は住みにくい,自分の思い通りには運ばないものです。    そこには嫌な体験もうれしい体験もちりばめられているはずです。それ    が種になって人に対してしてはいけないこと,した方がいいことの類推    ができるようになります。     甘やかされて思い通りになる育ち方をした子どもは,わがままが当た    り前と思っているので,迷惑とかうれしいとかの他者との関係を思い描    く手がかりを持てないために,人としての生き方の基本を見失うことに    なります。      ・・・類推するとは,自分の喜び哀しみを他者に重ねる能力です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○なぜ類推するのでしょう?     子どもたちは,「なぜ勉強しなければならないのか」という疑問を持    ちます。教わっている内容は,およそ子どもの暮らしには関係がありま    せん。音符を知らなくても,カラオケは歌えます。絵を描くことなど滅    多にありませんし,インスタントカメラで撮影すれば済みます。方程式    などどこにも見あたりません。必要のないものを知ったからといって,    それだけのことであり,興味のある人だけが勉強すればいいのでは?     そんなことを言ってたら,高校に行けませんし,大学にも入れません。    人生の切符を手に入れるためには,仕方のないことです。そういう声も    出てきそうですね。それでいいのです。理由は何であれ,勉強すること    が大切です。自分を高めるために勉強するという立派な志(?)を持つ    のは,もっと深い勉強をした後のことです。高校時代までの入門編でし    かない学校での勉強は,欲得ずくでやっても内容に差が出てくるもので    はありません。     以前に,勉強とは頭脳の神経ネットワークの配線工事であると書いて    おきました。教材という建設機械を使って工事をします。神経ネットワ    ークが完成すれば,建設に使った教材は片づけられます。インターネッ    トに接続するためにいろんな設定をされたはずです。でもいったん接続    ができたら,設定の方法など忘れてしまっているでしょう。普段は必要    がないからです。勉強も設定作業だと考えてください。     インターネットへの接続は当初アダルトサイトを見たいという不純な    動機で広まりました。でも,いったん接続すれば当初の動機は消えて,    新しい世界が開けていきました。勉強してできあがった神経ネットワー    クの可能性を広げることが大切なのです。     頭に敷設された音楽ネットワークに自分の気持ちを重ねたら,オリジ    ナル曲が生まれます。国語ネットワークには共感を求める素直な散文が    張り付けられます。理科ネットワークからは健康食メニューがはじき出    されてきます。勉強で経験した例題を暮らしの場に応用すること,それ    が類推になります。似たようなことをかつて勉強したような気がする,    その下地ができているから,ごく自然に類推に入っていけるのです。類    推も,無い袖は振れません。      ・・・類推するとは,似た例題をこなしているからできるのです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ○どのように類推させればいいのでしょう?     子ども向けのお話には動物をはじめいろんなものが擬人化されていま    す。シルクハットを被った猫がお澄まししてしゃべっています。子ども    にものごとの道理を教えようとするとき,例え話が効果的です。大好き    な動物たちが教えてくれることだから,子どもには素直に伝わります。    類推の種を子どもの心に植え付けることができます。     意地悪で欲深なおばあちゃんは必ず酷い目に遭います。それが社会と    いうものの仕組みだということです。その刷り込みが心の歯止めになり    ます。若いママたちは子どもに教え説得しようとする傾向があります。    説明を聞いて子どもは分かってくれるかもしれませんが,それだけのこ    とです。決して納得しているわけではありません。例え話はその隙間を    補ってくれます。     子どもは読み聞かせをしてやると喜びます。そこではもう一人の自分    が話の世界に入り込み自分の体験として感じ取ることができるからです。    本には,作者が子どもに伝えたい大事なメッセージを子どもの感性に合    わせて提示しています。子どもが日常的な体験から見つけていないこと    が,純粋な形で摂取できるように調合されています。心のサプリメント    なのです。     日常の体験が大切だと言われています。しかしながら,日常はぼんや    りと過ごしているのが普通です。単なる体験だけでは意味がないのです。    一度きちんと意識するプロセスが不可欠です。改めて考えてみる,見直    してみる,聞いてみるなどの整理をするのです。食物を口に入れるだけ    ではなくて,それを咀嚼し分解し栄養素を吸収するという作用が付随す    ることと同じです。     物事を理解しているかどうかは,例え話ができるかどうかで決まりま    す。逆に言えば,例え話が理解の近道なのです。浸水した家屋のニュー    スを見ているとき,我が家の「ここまで水に浸かったらどうしよう?」    と問いかけてみるのも,例え話です。「もしも」を自分の身に引き替え    て考えてみるのです。直接の体験ではありませんので強い印象は感じま    せんが,被災者への類推の仕方は学べます。     ママはたくさんの体験を持っているでしょう。それを話してやってく    ださい。子ども時代の辛かったこと,悲しかったこと,楽しかったこと,    うれしかったことがあるはずです。ただし淡々と語ってください。「だ    からあなたは・・・」とは続けないでください。それは余計なことだか    らです。      ・・・類推するとは,例え話の訓練によって発揮できるものです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  《類推するとは,柔軟な発想を実現させるテクニックです。》 ※連歌という遊びがありました。半句ずつ引き取って別のイメージに発展させ ていくことを楽しむものです。今風に言えば,連想ゲームでしょう。簡易な類 推の遊びです。  マイクロ波という電磁波を使った通信の研究をしていたとき,たまたま傍に 置き忘れていたチョコレートが「溶けて」しまいました。この「溶けた」とい うキーワードから調理の世界につながりました。こうして発明されたのが電子 レンジなのです。  言葉の連想遊びをお子さんと楽しんでください。なぞなぞ遊びもいいですよ。 「PTAと掛けて,破れたブラジャーと解きます」,「その心は,ときどきチ チ(父,乳)がのぞきます」。違った状況を繋ぐこと,それが類推のパターン です。  【質問8-08:あなたのお子さんは,類推をしていますか?】    ●答は?・・・どちらかと言えば,「イエス」ですよね!? □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ★編集後記★  お届けした「子育て羅針盤」第98号は,いかがでしたか?  お盆のお休みは如何お過ごしでしたか? 帰省なさったご家庭では故郷の空 気を満喫されたことでしょう。迎えた方では今頃ホッとしているのかも? と ころで,クマさんは庭の草取りでバテてしまいました。仏様のお迎えとお見送 りも無事に終え,一つのお役目を果たしました。  さて,我に返ると,夏休みもあと一旬=10日ですね。宿題が気になる頃で すが,気にしているのはママの方だったりして・・・? どうしてママだけが そんなにあれこれ心配しないといけないのでしょう。思い通りにしないと気が 済まない性分だから? ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※ご案内※  ●モリのクマさんのホームページは ・・・「徒然窓」=      http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/   です。「子育て羅針盤」の「バックナンバー」,〜「掲示板」,     週刊「今週のコラム」,「子育ち12章(Ver.1,2,3,4,5,6,7)」,     「子育て心温計」などの受賞論文,養育アンケート調査結果,     社会教育・ボランティア組織活動の指導者用テキスト〜    などを掲載しています。 ・・・是非訪ねてみて下さい。・・・  ●大小問わずPTAや家庭教育学級などでの《講演》のご依頼も承ります。   関心をお持ちの方は,メールで気軽にお問い合わせ下さい。   プロフィールをお知りになりたい方は上記のHPを参照してください。   なお,クマさんの本拠地は福岡市近郊です。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆予告☆  次号では,  【質問8-09:あなたのお子さんは,好奇心を持っていますか?】 について考えます。どうぞお楽しみに! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ○タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban] ○発行期日:2000年09月25日より,毎週月曜日正午 〇発行責任:モリのクマさん(詳細はHP「徒然窓」〜プロフィールに) ○著者連絡: mori-bear@mvd.biglobe.ne.jp  〇転載許可:必ず事前に,モリのクマさんまでメールのご一報を下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 〇配信の協力を頂いている発行支援システム  ◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/    登録・解除= http://rap.tegami.com/mag2/m/0000046251.htm  ◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/    登録・解除= http://www.melma.com/mag/37/m00019737/  ◆読者と発行者を結ぶ架け橋『Pubzine』= http://www.pubzine.com/    登録・解除= http://www.pubzine.com/detail.asp?id=9104  ◆無料メルマガ発行サービス『メルマガ天国』= http://melten.com/    登録・解除= http://melten.com/m/2166.html  ※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○