★★ 貴方が虚しく過ごした今日という日は、昨日死んで言ったものが あれほど生きたいと願った明日。『元気が出る言葉』より・・・・・mhm 2022  ★★

 今日の記念日&こよみ (他、年中行事等)

日照権の日

1972(昭和47)年、最高裁判所で日照権は法的に保護するのに値するという判決が下されたのがこの日です。これ以来、日照権が確立し、法的な保護が与えられるようになりました。昭和40年代に中高層マンションが増加したことが裁判の原因でした。
  1. 京都 城南宮、夏越の祓


 今日の歳時記  石花菜採る(てんぐさとる)

  天草(てんぐさ)とも書く。石花菜の採取期は五、六月から九月に及ぶ。温帯の荒海を好み、海底の岩石上に生ずるてんぐさ科の赤い藻。海女たちが潜水したり、船の上からさおで採ったりする。浜辺にひろげて干し、寒天や、心太(ところてん)の原料にする。伊豆白浜は、産地として最も有名。

     てん草をふんでてん草かつぎ来る(虚子) [出典 生活歳時記 三宝出版より]


 今日の格言・ことわざ・名言(Proverd)


使命に生きる

人はだれでも何らかの使命をもってこの世に生れてくるものです。
別の言い方をすればどうでもいいという人はいないのです。
みんな「何かに」「どこかで」「だれかに」必要とされているのです。その証拠に1人が行方不明になったら家族は必死になって行方を捜します。友人や近所の人たちもじっとしてはいないでしょう。捜索願いを出したら国は警察力を動員してでも捜索してくれます。なぜそこまでするのでしょうか? それは人間一人一人の尊厳性に根ざしているからです。

人は誰でも心の中にその人にしかない宝物を持っています。その宝物を“光”と名付けると「一人には一人にしかない光がある」ということになります。これを仏教では「仏性」といって、本来的に持っている仏さまのような清らかな心のことです。
仏性が心の中に鎮しずまっていることはみな同じです。大事なことはその仏性が表面にあらわれて、何らかのはたらきをすることです。自分の小さな言動が人を喜ばせ、誰かの役に立ったと感じたとき、人はいちばん幸せを感じるときなのです。いわば仏性の光が輝いたとき、人は本当の幸せを感じるのです。
このように人には仏性があり、その仏性が輝きを出すことができるということが人間の尊厳ということです。
 
融通念佛宗 宗務総長
総本山大念佛寺 寺務総長
吉村 ワ英




  今日の生誕    

  

 今日の逝去