HOME 戻る
インソムニア
★監督★ クリストファー・ノーラン ★キャスト★ アル・パチーノ / ロビン・ウィリアムズ / ヒラリー・スワンク / 他
★ストーリー★ その事件は、24時間太陽が沈まない町で起こった。アラスカのナイトミュート。白夜の晩に殺されたのは、17歳の少女。死体は、ゴミ置き場に捨てられていた。髪を洗われ、爪を切られ、全裸のままゴミ袋に入れられて。やがて起こる第二の殺人。事件の異常な展開と沈まない太陽は、L.A.から捜査に招かれたひとりの刑事の眠りを奪っていく……。
見る前は、セブンなどのようなサイコサスペンスに不眠症が絡んだ映画かと思ってた。ぜんぜん違うじゃん。この映画はアル・パチーノの警察官としての正義感と、自分なりの正義を遂行したことに対する罪悪感と自己弁護の間で苦悩する物語なのだ。 アル・パチーノはベテラン刑事をとてもうまく演じてるし、仕事に燃える若き女性警察官役のヒラリー・スワンクは良かったけれど、犯人役のロビン・ウィリアムズがどうしてもしっくりこなかった。演技は上手なんだし、何が?と言われると困るのだけど、たぶん根っこの部分で悪人のイメージになりきれないのではないだろうか? 善と悪って?正義って?と考えてしまう映画です。
評価
(ヒラリー・スワンクがちゃんと女に見えたからホッとした)