さぁて、何て感想を述べましょうかねぇ・・・(^_^;)
この映画のオフィシャルホームページに「この愛は究極か?」とか「この愛に肯定派か?」と意見を集めていたけれど、なんてことはどうでもいい。男女の愛は他人がたとえ本物じゃないとか、変態だとか、これは歪んだ愛だと否定したところで、二人が良ければそれでいいわけで。
この映画、全編男女の絡みのシーンばかりで、目のやり場に困った。
それに映画の映像が綺麗じゃないの。モザイクが入って変ってこともあるだろうけど、なんか性のドロドロした汚いとこだけにスポットを当てたような映像で・・・目をそむけたくなった。
『お前のしたいことなら何でもしてやる』と言い続けた吉蔵(藤竜也)は、あれが愛の形だったのだろうけど。なんか愛を描いた映画というよりも、性と死を描いているように思えた。
ラストで見せる吉蔵の疲れきった切ない微笑・・・私は愛する男にあんな表情をさせたくないと思うんだけど・・・。
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