HOME   戻る

マレーナ

★監督★
ジュゼッペ・トルナトーレ
★キャスト★
モニカ・ベルッチ/ジュゼッペ・スルファーロ/アルチーノ・フェデリコ  

★ストーリー★
戦争が始まってまもない1940年、シチリア島の漁村、カステルクト。レナート(ジュゼッペ・スルファーロ)12歳の晩春。長く続く海岸通り。年長の悪ガキたちの密やかな楽しみ、村で一番美しい女“マレーナ”(モニカ・ベルッチ)を見る儀式に加わった日。白いドレスを着て、開いた胸元から見える、白い喉の窪み。透き通るように白い肌。黒い髪。マレーナは結婚直後に徴兵された夫の帰りを待ちながら、海岸沿いの家に一人で住んでいた。毎日午後になると家を出て海岸通りを歩き、カステルクトの中心街に消えていく。レナートはそんなマレーナを影のように追い、彼女の家に深夜訪れ、窓の隙間越し、ひとりでいる彼女を盗み見た。黒いスリップからこぼれる豊な乳房、細い足首、明かりに透ける太腿…それは時にマレーナの妄想さえ生んだ。

感想

とにかくモニカ・ベルッチ扮するマレーナは歩く、歩く。ただ歩いているだけで、すべての男の心を掴んでしまうほどの美貌と体を持ったための悲劇…とでも言うのかしら…。縁の無いことだから、マレーナには感情移入できなかったんだけど、少年レナートには共感できた。(^_^;) そりゃ一歩間違うとストーカーの域なんだけどね。音楽が心に染みる…そんな映画でした。
エンディングロールの時に流れていた曲を聴いていたら、一筋だけ涙がでました。

評価

(美し過ぎなくてヨカッタ(^_^;)…)

   戻る