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マリー・アントワネット

★監督★
ソフィア・コッポラ
★キャスト★
キルスティン・ダンスト 、 ジェイソン・シュワルツ 、 ジュディ・デイヴィス

★ストーリー★
オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。

Miwaの感想 ベルバラファンにはすこぶる評判が悪いようですが、私はベルバラを一度も読んだことがないくらいだし、マリー・アントワネットへの思い入れもゼロだから、悪くなかったですよ、この映画。
歴史映画っぽい重々しい演出をわざとせずに、パステルカラーのドレスや靴やお菓子を用いて、軽く軽く描いて実にポップ。歴史上の人物であるマリー・アントワネットも贅沢三昧をした悪女としてではなく、もっと個人的、ひとりの少女の物語として描いてるとこが面白い。
でも、ソフィア・コッポラ監督は、「ロスト・イン・トランスレーション」でもそうだけど、文化の違う主人公が飛び込んだ先を、宇宙人でも見るような目で、バカにしたような皮肉ったような表現をしますね。そういうとこは、好きじゃないです。

評価

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