前作以上に「新横浜ラーメン博物館」みたいな雰囲気のCGで、映像的にはもう一歩頑張って欲しいとこです。なんか安っぽいんですよ。
物語はほのぼのとした笑いの中、僅かな切なさもあり、間違いなく、日本人が好きな映画です。作り手の思惑通りに、私もしっかり泣いて、泣きのスイッチが入りっぱなしになった後半は、笑うシーンでも延々と泣いてました。ははは、バカだね〜。
お母さんと六ちゃんが頂き物のシュークリームを見てものすごく嬉しそうに喜ぶシーンがあるんだけど、そんな何気ないシーンがとても印象に残りました。今どきの大人は、シュークリームを頂いても、あんなには喜ばないし、あんな幸せそうな顔をしないでしょう。幸せとは、心が決めるもの。豊かになった今だって、シュークリームで幸せを感じる心を失っちゃだめですね。
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