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アルスア・ヴジョア(DOP)
Arzua-Ulloa 100g=約630円
牛乳製、M.G.45〜48% ガリシア州
ガリシア州の湿潤で緑の多い谷にある限定された24の村で作られる。ガリシアではテティージャよりも地元の人に食べられているとのこと。包帯のようなものを巻いてるチーズの写真も見たことあるな。鏡餅のようなチーズで外皮は乾いているが、内側はとろ〜っとしたチーズ。バターのような香りがあり、食べてみると酸味あり。色といい味といい、マヨネーズのような風味だ。溶かして食べてみたら酸味がぬけて、優しい風味で美味しい。そのまま食べるより断然おいしい。(08.2.16)
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スペインの北西にあるガリシア地方で作られる牛乳のチーズ。むっちりムチムチ。お供え餅のような形をしています。何度アルスア・ウジョアを食べても思うのは「不二家のミルキー&マヨネーズ」の味が必ずするということ。マヨネーズと言っても、アメリカの瓶詰めタイプの酸味の弱いタイプのね。優しい味わいで美味しい。もっともっと安く買えたなら毎日でも食べられるチーズ。ワインでチビチビ食べるというより、ハンバーグの上にドーンと豪快に乗せて、とろ〜んとしたところを食べたいな。(2011.5.7)
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ムッチリと柔らかく、ミルクキャンディーのようなミルクの甘みと、独特の酸味が特徴のチーズです。私は毎回、マヨネーズを感じるのですが、今回いただいたこのアルスア・ウジョアは酸化臭が全くなく、喩えるならば「作りたてのマヨネーズ」といったところでしょうか。とても美味しいです。(2011.12.3)
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イディアサバル
idiazabal (DOP) 100g=約800円
羊乳製、非加熱圧搾 M.G.45〜50% バスク州・ナバラ州
スペイン北東部、バスク地方ピレネー山脈を含むイディアザバル村産の羊乳チーズ。燻製をかけたものと、そうでないものがある。日本では燻製されたものが一般的。燻製臭はそれほど強くない。羊乳なので脂肪分が多く、切った断面がテカテカ光ってきた。羊の4番目の胃から取るレンネットを使っているので、少し刺激的だとプロフィールにはあるが、私は刺激的とは感じなかった。燻製しているので、おつまみ向きかな。ピレネー山脈のフランス側で作られる「オッソ・イラティー・ブルビ・ピレネー」(私の好きなチーズ)に比べると、まったり感はあるものの少し旨味が少ない印象。(06.04.01)
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フェルミエで購入の燻製タイプ、100gで987円。DOPで認められている生産地は、バスク州とナバラ州。バスクは燻製するが、ナバラは燻製しないのだそうです。切った断面は脂でギトギト。燻製された風味の後に、わずかにピリッとした感覚が舌に残った。これが羊のレンネットの辛みだろうか。(08.6.6)
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イディアサバル
羊乳製、スペイン・バスク州
無殺菌の羊乳で作るので、素朴で本来はもっと個性的というか力強い風味があるのですが、今回のこれは、あまりクセがなく、とても食べやすく上品な感じだ。(2015.7.5)
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イボレス(DOP) Ibores 100g=893円
山羊乳製、M.G.52% スペイン・エストレマドゥーラ
ようやくお目にかかることが出来ましたDOPのイボレス。アルパージュで購入。ベラタ種という黒い山羊のミルクで作られています。この山羊のミルクは通常の山羊のミルクとは異なり、脂肪分が多くたんぱく質の量も多いのだそうです。そのせいでまるで見た目、断面やボロボロとした感じといい、まるで羊のチーズ。実際M.G.が52%もある山羊のチーズなんて、他に知らない。外皮にはパプリカを加えたオイルで拭いているため、オレンジ色になっています。色こそ白いですけれども、味はどこかのペコリーノという印象です。(2011.3.5)
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ポルトガルエストレマドゥーラの山羊乳製で外皮がオレンジ色が特徴のチーズです。イボレスの山羊の刺繍が施してあるオレンジのバッグを買ってから、ちょっと気になるチーズとして私の中にありましたが、なかなか日本では食べる機会の少ないチーズです。これはマドリッドの市場で購入しました。中は山羊のチーズらしく白くムルシアっぽい雰囲気もあります。食べてみると少し塩が効いていてしっかりした味です。脂肪分も舌に感じるなという感じ。(2014.7.27) |
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オベハ
アル ロメロ
Oveja
Al Romero 100g=約1,000円
羊乳製、非加熱圧搾 M.G.50% カスティーリャ・ラ・マンチャ州
ローズマリーがまぶしてあるオベハ・アル・ロメロ。オベハ=羊乳、ロメロ=ローズマリーという意味。スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州の羊のチーズです。緑のローズマリーの表皮と、チーズの白い色合いが綺麗です。モサモサするので表皮のローズマリーは除いて食べますが、さわやかなローズマリーの香りと、羊乳のコクと甘さが良く合います。よく冷やした白ワインと合わせるとよく合いました。(2008.11.1)
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ローズマリーのさわやか香りが特徴のオベハ・アル・ロメロ。今回が食べるの二回目です。朝日カルチャーセンターのスペインチーズ講座にて。スペインの羊のチーズに良く合うとされる花梨のジャムのような羊羹のようなメンブリージョに真似て、オレンジのジャムを添えて食べてみたら、これが美味しい。熟成が短めの羊のチーズに、オレンジの甘さとローズマリーの爽やかさがなんとも美味。(2009.1.29)
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カブラレス
Cabrales (DOP) 100g=約800円
牛乳、羊乳、山羊乳の混入。青カビタイプ M.G.45〜50% アストゥリアス地方
アストゥリアス州のごく限られた地域の自然の洞窟で作られ、幻のチーズとも呼ばれている。牛乳が主体だが、季節によっては山羊乳や羊乳を混ぜます。これは牛乳と羊乳の混乳製。現在では一般的である青カビを胞子を加える製法ではなく、洞窟の中の自然な青カビが発生させる昔ながらの製法のため、出来にムラがある。カビの入り方がパセリ状ではなく、ごま塩状に点々と広がっている。実際に食してみると、強い塩分と青カビの風味が非常に強烈でキツイ。外皮はペタペタネチネチ、中はポロポロ、香りも古漬けのような強烈。カブラレスはブレのあるチーズ、今回のチーズは先生が食べた経験から言うと、真ん中ぐらいだそうだ。カブラレスを見かけたら、試食をさせてもらってから買うのが良いみたい。(06.04.01)
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去年食べた↑のよりかなりすごい汚い色してて、「食べてよいもの」という気がしない。死にゃしないだろうが、かなりのダメージを受けそうな印象。こんなに青カビがびっしりゴマ塩状に広がっているのに、カビの素は植えつけずに、自然に発生した青カビが外側から中心に向かって繁殖していくのだそうです。熟成は自然の洞窟の中で行われるというから、その洞窟はものすごい青カビが発生しているのでしょうね。カブラレスがかつて楓の葉で巻かれていたと物の本で読んだが、これは楓の葉で巻かれているようだ。さ〜て、食べてみますと、ピリピリ舌が痺れる。塩気も強くすごい味。(07.01.20)
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フェルミエで購入、100g1029円。今回の乳種は牛と羊。今まで食べたものの中ではカビの入り方がパセリ状の部分があったり、色も綺麗なほう。食べてみるとねっとりと歯の裏にくっつくような感じ。味にブレのあるチーズだけど、これはかなり美味しい部類に入ると思う。カブラレスに合わせる飲み物は強めでないと負けちゃいます。今回は甘口のシェリーのペドロヒメネスと合わせてみましたが(甘口のシェリーは色も濃く、とろりとしていて黒みつのよう)、これはとてもいい相性だと思いました。(2008.06.06)
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アストゥリアス州産の牛乳・山羊乳・羊乳製の混乳OKの青カビチーズで、熟成は自然の洞窟の中で行われ、人工的に青カビを混入させるやり方ではなく、洞窟の中の青カビで自然に発生させるのが大きな特徴です。そのため玉により個体差はあれど、世界中に数ある青カビチーズの中で一番強烈な風味だと思っています。青カビの入り方にもイロイロあり、私は勝手にパセリ型とか毛細血管型とかごま塩型とか呼んでますが、これは「ごま塩型」の分類で、さらに「ごま塩&ごまペースト」といったところ。口に含むと舌を刺すような辛さが広がります。(2011.12.3)
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ガローチャ Garrotxa
山羊乳製、ハードタイプ M.G48〜50% スペイン、カタルーニャ州
山羊乳のトム系といった感じ。外皮は側面と上下の香りで明らかに違っていた。側面のカビ臭はキノコ、マッシュルームのようなのに対し、上下の部分は、アンモニア臭が混じり臭くてむせた。中は白く、中央に近くなるほどにシェーブル独特の味が強く感じました。(06.06.03)
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カタルーニャの山羊のチーズです。もっとグレーのカビだらけのトムっぽいガロッチャしか食べたことありませんでしたが、これはあまりカビがありませんね。マドリッドの市場で購入です。イボレスなどのように白くはありませんが、食べてみるとまあいけます。今回買って帰ってきたスペインのチーズ5つの中でもこれが人気でした。(2014.7.27) |
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グラン・キャピタン・クラード Gran
Capitán curado 羊乳製、M.G.不明 非加熱圧搾タイプ スペイン
スペインの羊乳と牛乳の混入のチーズ、偉大なるキャプテンとでも訳しましょうか。外皮はマンチェゴなどと同様にエスパルトで覆われています。大きさは3sほど、茶色のコーティングがされています。このチーズのインフォメーションがないためスペインのHPで調べましたが、熟成期間は5か月以上だそうです。食べてみると、水分は少な目で薄くスライスしようとすると割れる。色もかなり黄色くなってきています。旨味も乗ってきています。この玉は実際5ヵ月どころではなく、もっと熟成期間がありますね。最後に苦味が残りますが、これは気がつかない人もいるかな?というレベル。(2016.08.20)
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ケソ・イベリコ Queso Ibérico
牛・山羊・羊の混乳、M.G45〜60% スペイン中央部広域
スペインの中央部広域のメセタで作られている混乳チーズ。これは牛乳が50%、山羊乳30%、羊10%以上の殺菌乳で作られています。作る時期によって配分は変わるのは、DOPを持っていないので特に決まったルールがあるわけではないからです。外皮にはマンチェゴに代表されるエスパルトの模様がついています。マンチェゴが日本では圧倒的に知名度が高いですが、地元で食べられているのはDOPを持たないこうしたハードタイプの羊のチーズです。香りはかすかに酸化しているようでマヨネーズ臭がします。風味は濃厚ですが牛乳の配分が高いからか、強すぎず食べやすくなっています。(12.06.02)
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ケソ・サモラノ(DOP) Queso
Zamorano
羊乳製、 M.G45 カスティーリャ・イ・レオン州
スペインで一番有名チーズであるケソ・マンチェゴに似ている「ケソ・サモラノ」。スペインの首都マドリッドの北西部のカスティーリャレオン州のサモラを中心に作られてきたチーズ。外皮もマンチェゴ同様に外皮にジグザグの編目模様がついている。これは昔、イ草のような籠でチーズの型の名残、今はステンレスの型だそうです。
見ただけで白いプチプチとしたものが見える、アミノ酸の結晶っぽい。食べてみると・・・旨み成分のアミノ酸とは違う。これはアズィアーゴ・ダッレーヴォ(ストラベッキオ)を食べた時にも感じた、ぷちぷちと弾けるような歯あたりというか、「ししゃもの卵系」だ。組織はポロポロしているが、なかなかおいしい。(2008.2.2)
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カスティーリャ・イ・レオン州の羊乳製のチーズです。メセタで作られています。マンチェゴのようなエスパルト(籠の網目模様)があり、マンチェゴにそっくりです。でもマンチェゴよりはるかに生産量は少ないです。断面に大きな丸いアミノ酸の結晶があちこちに見えます。乾燥してカサカサっとしています。食べてみると酸化臭はないが田舎っぽい風味。パイナップルのような風味もあります。イタリアの羊のチーズとも違ってスペインの羊は、いかにもスペインの太陽を思わせるような味がします。(2011.12.3)
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ケソ・
テティージャ Queso
Tetilla
(DOP)
牛乳製、非加熱圧搾 M.G.45% スペイン・ガリシア州
テティージャは「尼さんのオッパイ」意味。そう呼ばれる通り、カットしていない状態だと本当にオッパイみたいな形。軟らかくクリーミィな味わいでミルクの甘み味が強く、例えると不二家のミルキーのような風味。(2006.04.01)
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フェルミエで購入の100gで662円。酸っぱさの少ないマヨネーズのような風味。少し酸化しているような匂いがある。そのへんは同郷のアルスア・ヴジョアにも共通している印象がある。外皮に近い部分は少し硬くなっているが、中央部はソフトでなめらか。中のほうが美味しい。(2008.6.6.)
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ガリシア地方の牛乳製のチーズです。アルスア・ウジョアと同じようなミルクの旨さと酸味を感じるタイプのチーズだけれど、形はおっぱい型。テティージャがスペイン語で「おっぱい」ですからそのまんまですね。今まで食べたものよりも水分が少なめで、カサカサしている感じがしました。そしてミルクの旨みが今回のはちょっと薄め。ちょっとハズレ。(2011.12.3)
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ケソ・デ・バルデオン QUESO
DE VALDEON
牛・羊乳製、青カビタイブ M.G.50% スペイン・カスティーリャ・レオン州
スペイン北部地方は、ブルーチーズを作り出すのに不可欠な洞窟が数多くあり、海から流れてくる酵素と塩分を含んだ湿った空気が入口から通り抜けていて、チーズ作りに適しているのだそうです。このケソ・デ・バルデオンは、スペインの洞窟で作られている「カブラレス」を模倣してつくられた。カブラレスがかつて楓の葉で巻かれていたように、このケソ・デ・バルデオンもカスティーリャ・レオン産の塩水に漬けた楓の葉に包まれているのが特徴です。、しっとりとして濃厚な味わい。「カブラレス」に通じる強い味わいがあるものの、「カブラレス」よりは食べやすかったです。(2007.7.7)
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牛と羊の乳で作るのが一般的だと思いますが、このバルデオンは牛と山羊で作られているそうです。青カビはびっしりと細かく入っていて綺麗。見た目はカビがぎっしりで、強めな印象を受けますが、実際はそれほどではなく思ったより食べやすいです。(2010.12.4)
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カスティーリャ・イ・レオン州の牛乳、山羊乳の青カビチーズです。カブラレスを模倣したと言われていますが、風味は断然優しくて食べやすいです。外皮は楓の葉で巻かれています。これはかつてカブラレスが楓の葉で巻かれていたからだそうですが、巻かれたカブラレスを私は見たことがありません。楓の葉を取ると外皮がオレンジ色になっていました。(2011.12.3)
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ケソ・デ・ムルシア・アルビノ Queso
de Murcia al Vino (DOP)
山羊乳製、 M.G45〜50% スペイン、ムルシア州
赤ワインで洗いながら熟成させるので、外皮はワイン色がかっています。マンチェゴと同様に外皮に網目模様あり。外皮は特に香りもなく硬くなく食べられ苦くもない。中はきめ細かくクリームチーズのような、チーズケーキのようなむっちり、ねっとりとしていて、ミルクの甘み、酸味もあります。塩分加減も良くて美味しい。山羊のチーズっぽくない。脂肪分も高く、チーズを持つ手に脂がつくほど。フランスのシェーブルとは全然違っていて、面白い。(2006.6.3)
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一般的な乳酸菌で固めるシェーブルではなく、レンネットで固めたタイプ。ワインで色づいた紫色の外皮は、青カビチーズのような香りがあり、食べてみるとピリリと辛い。外皮は食べないほうがいいらしい。中は真っ白。切ってしばらく置いておくと、羊のチーズのように脂が浮いてきた。やっぱりスペインの山羊は羊並み?白い部分は、ミルキーで甘い。(2007.3.3)
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アルパージュで購入のムルシア・アルビノ。日記では食べたのが3回目ってことになってるけど、おそらく4回目です。つい先日食べた時も、今回もそうだけど、組織が脆いのか、切った断面からボロボロっと崩れたりします。ミルクの甘みもあって美味しいのだけど、以前食べた時のような感動まではしなかった。(2008.2.23)
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フェルミエで購入100gで945円。白いミルクキャラメルのように、ムッチリと水分を保持していてキメも細かい。前回のアルパージュで買ったものより、かなり美味しい。ムルシアノ・グラナディナ種という山羊の乳から作られていますが、この山羊の写真を見せてもらいましたが、それはそれは巨乳でして・・・。違いは巨乳なだけでなく、乳糖と脂肪分も多いのが特徴なのだそうです。レンネットが効き難いと言われる山羊乳なのに、こんなに綺麗に出来上がっているというのは、この品種だからなのでしょうか?(2008.6.6)
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私の大好きなチーズ。朝日カルチャーセンターのスペインチーズ講座にて。フェルミエで購入、100g880円だそうです。ミルクの甘みと脂肪分がねっちりして飴のミルキーみたい。美味しいな。このチーズのまわりは赤ワインで色づけていますが、こんなに色がつくのは、ムルシア産のワインが物凄く濃い色だからだそうです。ワインが濃い色になる理由は、1年で250mlしか雨が降らない乾燥した地域だからなんだって。(2009.1.29)
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ムルシア・アルビノ(DOP) スペインの南ムルシア地方の山羊のミルクで作られたチーズで、外皮は赤ワインで洗っているので紫色ですが、中は色白です。食べてみるとミルクのミルキーな味わいと、ほんのりワインのニュアンスがあって、赤ワインによく合います。山羊のチーズが嫌い酢という人も、知らなければ山羊だと分からないかもしれないくらい、独特のレンネットでの固まり具合。また、このチーズは個体差が少なくて、ハズレが少ない気がします。私も好きなチーズです。(2012.3.3)
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ケソ・デ・ムルシア・アル・ビノ(DOP)
「第1回チーズを楽しむ会」でお出ししたスペインのヤギのチーズ。今回集めた山羊のチーズの中で唯一のスペイン人。他に用意したフランスの酸凝固の作りのシェーブルチーズとの違いを感じてほしくて選んだ。地中海の乾燥と暑さに強いムルシア・グラナダ種(ムルシアーノ・グラナダィナ種)のミルクから作られ、外皮は同郷の赤ワインで洗って熟成させています。チーズが白いので、白と紫のコントラストがキレイ。ミルクの甘味が感じられる好きなチーズだ。(2017.9.2)
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ケソ・デ・ラ・セレナ Queso
de la Serena (DOP) 100g=980円
羊乳製、無殺菌乳 M.G50% スペイン、エストレマドゥーラ州ラ・セレナ地方
アルパージュで購入、100gで980円。スペインでは最も人気があるチーズと言われていて、現地のHP発見。作り方の写真など充実してます。このチーズは上部を削ってめくり、とろとろになった部分をスプーンですくって食べるのが一般的。メリノ種という羊乳で、植物性のレンネット(朝鮮アザミのおしべ)を使っています。さて買ったこのチーズ、賞味期限まであと7日。自然な青カビが上部と底についています。外皮は茶色で硬いんだけど半分湿ってるようなもので、今まで私が食べたどのチーズにも似ていない。外側がもりあがってててカット面は何かのケーキの様。中は白くトロトロの状態。外皮は食べなかったが、青カビの影響かピリリとロックフォールのような風味がしてる部分、田舎っぽいカビ臭い部分、ミルクの濃厚な感じと最後に口の中に苦味が残るなど、いろいろ違った味がしました。(2008.5.11)
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ケソ・デ・ラ・セレナ(DOP) スペインのエストレマドゥーラ州で羊の無殺菌乳で作られています。ポルトガルでお馴染みの朝鮮あざみのオシベの凝乳酵素(カルド)で作られているため、独特の苦味をガツンと感じます。苦味ばしった不二家ミルキーキャンディのような味がします。とろとろと流れ出るほどの熟成になる前にカットされてるため、ねっとり、むっちり程度のテクスチャーです。(2012.06.02)
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ケソ・マホレロ(DOP) Queso
Majorero
山羊乳製、M.G52〜55.5% スペイン、カナリア州 フエルデントゥーラ島
マホレラ種という脂肪分やたんぱく質が多い山羊乳で作られるチーズ。ナッツっぽい香りがあり、味は山羊っぽさが全くなく、ミルクの甘さを強く感じました。山羊だと言われなきゃ判らないくらい、シェーブルらしからぬチーズだ。美味い。なるほどスペインの山羊チーズの最高峰と言われているだけある。(2006.06.03)
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カナリア諸島の山羊のマホレラ種から作られるチーズ。今回が2度目だ。一度目の記憶は無く、日記を読み返してみると山羊っぽくないと書いてある。が、今回はそれとは違う感想だ。ちゃんと山羊の味するよ。写真では上手く撮れなかったが、外皮は白っぽく少し線が入っててダイヤのような模様がある。レンネット主体で作られている山羊製ということで、同じくスペインのムルシアと少し似ている。が、色に関しては、ムルシアは真っ白だが、マホレロはそれに比べれば少し黄色味がかかっている。(山羊だから白いことは白いが)スペインの山羊チーズの最高峰とも言われるだけあって、とても美味しい。(2008.7.20)
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ケソ・マホレロ(DOP) スペインのカナリア諸島で作られているチーズです。山羊乳製ですが、15%まで羊乳を混ぜることが可能です。山羊はレンネットが効き難く酸凝固主体で作られるのが一般的だが、やはりスペインの山羊は、フランスの山羊とは違ってなぜかレンネットが効くのだ。同じくスペインのムルシアのような雰囲気を持つが、ムルシアより田舎っぽく濃厚というか野性的な味わい。(2012.06.02)
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ケソ・マンチェゴ(DOP) Queso
Manchego
羊乳製、非加熱圧搾 M.G45〜52% スペイン、ラ・マンチャ地方
スペインで一番有名チーズ。歴史も古い。外皮にジグザグの編目模様がついているは、昔、エスパルト(イ草のような)で作られた籠で作った名残だそうです。切り分けた後、室温でジットリ汗をかいたように脂肪分が浮いてきました。香りはなぜかガソリンっぽく、旨味は薄く、味は少し苦みを感じた。決して不味いわけじゃないのだけど、私は羊のハードタイプというとフランスのオッソ・イラティに比べてしまうクセがありまして・・・、それに比べるとどれも負けている気がしました。(2006.06.03)
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フェルミエで購入、100gで1029円。ラ・マンチャ地方原産のマンチェガ種の羊の無殺菌の全乳で作られています。エスパルトを真似たプラスティックの型でつくられた網目のような模様がついていますが、なんとも規則的で面白みがない。チーズ自体がプラスティックのように見えてしまうので、個人的には興ざめだ。羊の乳らしく切った断面からは脂がどんどんにじんできます。塩分は控えめ。(2008.6.6)
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朝日カルチャーセンターのスペインチーズ講座にて。9ヶ月熟成のマンチャゴ。フェルミエで購入、100gで1000円くらいだそうです。まず見た目、外皮ことそ黒くなっていますが、外皮に近い部分はまだ中央と色がそんなに変わりません。そして食べてみるとかなり酸味を感じます。食べ比べた6ヶ月物と比べて、こちらの方が断然若いような印象です。殺菌乳で作られているそうなので、風味が強くならないのかもしれません。(2009.1.29)
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ケソ・マンチェゴ・アルティサーノ(DOP) Queso
Manchego
羊乳製、非加熱圧搾 M.G 55% スペイン、ラ・マンチャ地方
スペインのラ・マンチャ州で作られている一番有名チーズ。アルティサーノとは、手工業製という意味だそうなので、フランス語でいうフェルミエ製ってことですね。マンチェゴは何度も食べているけれど、今日のはミルクの旨みがたっぷりで美味しいな。ミルキーな感じ。羊の種類はマンチェガ種。(2011.2.5)
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スペインを代表するチーズと言えば、羊乳で作られているマンチェゴ。これはGarcía Baquero社の3か月熟成のもの。チェスコさんで取扱いされています。色は白く3か月とまた若めなこともあり水分多めのムチッとしたテクスチャー。食べてみるとまずミルクの甘みが口いっぱいに広がり、とてもミルキー。切り口から脂肪がじわ〜っと出てきますので、酸化臭あるかな?と嗅いでみても、嫌な香りがしない。若い熟成ならではの優しい風味と甘さが特徴なので、羊のチーズの入門としても誰もが喜んでくれそうなので、そういう時に使えるチーズです(2016.07.05)♪
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サン・シモン San
Aimon (DOP) 100g=約600円
牛乳製、非加熱圧搾 M.G.45% スペイン・ガリシア地方
どんぐりやロケットのような外見で燻製をかけてある牛乳製のチーズ。テティージャの「オッパイ」に対して、サン・シモンは「尖ったオッパイ」と呼ぶ人もいるとか。燻製独特(イカ燻っぽい)の香りがあり、ミルクの甘みに香ばしい香りがプラスされ、コーヒーキャンディのよう。水分は少なめでおツマミチーズのイメージ。ワインよりもビールが欲しくなる。(06.04.01)
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朝日カルチャーセンターのスペインチーズ講座で食べました。フェルミエにて100g=約900円。値上がりしてますな。久しぶりに食べた尖ったおっぱい型のサン・シモン・ダ・コスタ。燻製をかけてある牛乳製のチーズなので、おつまみにピッタリ。コルクの甘みとコーヒーの香りが交じり合って、ライオネスコーヒーキャンディ味だ。むっちりとした歯ざわりで、牛乳のチーズなので日本人がほっとする味で、やっぱり美味しい。ビールもいいげと、ウイスキーなどの蒸留酒のおつまみも絶対合いそう。(2009.1.29)
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サン・シモン・ダ・コスタ(DOP)
これまたガリシア地方の牛乳製のチーズです。どんぐりのような形で、ケルト人の家の形を模したと言われてるようですが、私的にはロケットおっぱい型です。同郷のアルスア・ウジョアやテティージャのような牛乳のチーズ(少し他のより水分は少なめ)を樺の木でスモークしたチーズです。外皮の香りが独特で、何度食べてもライオネスコーヒーキャンディの香りです。燻製をかけたチーズは、燻製の香りがたってしまい、イカ燻なのかチーズなのか分からないようなのもありますが、このチーズはいつ食べても上品で美味しいです。(2011.12.3)
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サン・シモン・ダ・コスタ(DOP) スペインのガリシア州で作られる牛乳製のロケット型をしたチーズ、ミルクの甘みが抜群です。樺の木で燻製がかけられていて、一般的なおつまみ燻製チーズとは一味違う風味です。間違いのないチーズで日本人も大好き、燻製チーズではかなりお奨めです。何度も言うようですが、何度食べてもライオネスコーヒーキャンディ風味なんです。ぜひ、味わってほしい。余談ですが、この写真は良くなかったです。外皮の上部の濃い茶色になっているのがスモークをしている特長をかもし出しているので、そこを撮らないとね。(2012.06.02)
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サン・シモン・ダ・コスタ
外皮がスモークしてあるのでスペインのおつまみチーズと言えば、私はコレをあげます。いわゆるスモーク臭とは違って、このチーズはコーヒーというかライオネスコーヒーキャンディそっくりの香りがするのですが、今回のはあまりその香りがなく、ライオネスコーヒーキャンディはどこ行った?という感じ。もう少しガッツリライオネスコーヒーキャンディでいいのにな。(15.7.5) |
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トルタ・デル・カサール Torta Del Casar (DOP) 100g=約1400円
羊乳製、非加熱圧搾 M.G.50% スペイン・エストレマドゥーラ州
フェルミエで購入。ポルトガルにほど近いエストレマドゥーラ。ポルトガルのチーズと同じような作り方のチーズが多いのですが、これもレンネットが朝鮮アザミです。その点は同じスペインの有名なチーズ、ケソ・デ・ラ・セレナと同じですね。酸味と苦味の交じり合ったような独特の風味があります。表皮はしっかりと硬く、じゃりじゃりとチロシンが歯にあたったので取り除いて食べたほうが良いでしょう。中はねっとりと柔らかく、流れ止めに使用してあったアルミ箔にべっとりとチーズがついてしまうほど。クリーム状のところはスプーンですくって食べます。勉強のために食べましたが、値段が高いので気軽に食べられるようなチーズではありませんね。(2008.10.31)
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チーズの仲間が新年会に持ってきてくれたイギリス土産のスペインのトルタ・デル・カサール。包帯で巻かれているのが特徴なのだが、これは包帯ではなく経木に入って、さらに真空パックされています。エストレマドゥーラ州の現地で売って食べられているものではなく、海外輸出用に作ったチーズだから包帯で巻いているのではなく、経木に入れているのだろう・・・と考えるのが妥当だろう。モンドールのように上部を取り除いてスプーンですくってサーブしてくれました。とろけ方も苦味も朝鮮アザミのおしべのレンネットのチーズ独特です。チーズを勉強している人は是非一度は朝鮮アザミのおしべのレンネットのチーズを、食べてみたほうがいいと思います。(2009.1.11)
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ポルトガルに近いエストレマドゥーラの羊乳製のチーズで、ポルトガルのチーズに多く使われている朝鮮アザミのオシベのレンネット(カルド)を使用しているチーズです。マドリッドの市場で大と小とサイズが2つあって、小さい方を購入しました。1か月ほど自宅の冷蔵庫で保管している間に、外皮に緑のカビが生えていました。外皮は食べずに中だけスプーンで食べますが、中も強烈な味になっておりました。もともと羊のカルドのチーズはクセがある上に熟成過多ときている。泡盛でも太刀打ちできずチーズのひとり勝ち。(2014.7.27) |
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マオン(DOP) Mahon
牛乳製、非加熱圧搾 M.G40〜45% スペイン、バレアレス諸島
島の名がつけられています。メノルカ島で作られるチーズ。写真では判り難いですが、角が少し丸めの四角いチーズです。パプリカ入りのオイルで拭かれているそうです。牛舎の香り大。塩分が強く、まるで古漬けの漬物を食べているような感じ。他の皆は「おいしい」と言っていたが、私にはしょっぱ過ぎでした。(2006.06.03)
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やはり塩からいです。それ以外に表現ができないほどです。まだそんなに古いものではないので香りは強くはありません。とにかくしょっぱい。(2009.7.4)
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バレアレス諸島の牛乳のチーズです。角の丸くなった四角形の形をしています。この切り身はちょうど角のあたりでしょうか。マドリッドの市場で購入しました。外皮はパプリカ入りのオイルで磨くそうです。食べてみますと、とても塩辛く田舎っぽいチーズ。お漬物のような雰囲気まであります。ワインよりは日本酒とか、泡盛とか、米の酒が合いますね。(2014.7.27) |
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モンテ・エネブロ Monte
Eneburo
山羊乳製、M.G45〜48% スペイン・カスティーリャ・イ・レオン
「モンテ・ネブロ」という名のチーズ。国の「モンテネグロ」かと思ったら違ってた。「モンテは山」で「ネブロは杉に似た針葉樹」。スペインのカスティーリャ・イ・レオンで作られる珍しい山羊乳製のチーズ。スペインは羊のチーズが多いからね〜。フェルミエさん曰く「灰まぶし」です(木炭粉ではない?)。食べた感じは、ねっとり、風味強し。工場山羊チーズって感じ。悪くはないのだけど何て言ったらいいのかな。ふつうチーズって工場製は万人向けであっさり食べやすいのが多いけど、シェーブルに限っては逆だと思う。工場制の山羊チーズは独特のクセがある。あのクセが山羊チーズを苦手と言わせる原因だと私は思ってる。ちなみに山羊初心者は熟成の若いセル・シュール・シェールがお薦め。(2011.6.4)
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モンテ・エネブロ スペインのカスティーリャ・イ・レオン州の山羊乳製チーズ。昔はフェルミエでは「モンテ・ネブロ」で売ってたんですけどね。エネブロとはこの地の針葉樹の木の名前だそうです。スペインでも伝統的なチーズではなく、1991年にリリースされたものでフランスの酸で固めて木炭粉をまぶす製法を真似しています。1.4sほどの丸太を潰したような、昔の陶器の枕のような形。外皮には白や灰色のカビがついて、外皮を食べるとすでにピリピリするくらいの熟成状態ですが、口に含むとねち〜っと口どけがバターっぽい。MG45%のはずなのですがクリーム添加でもしているかのよう。サラサラほくほくした感じではない。おそらくそれがロワール流域の山羊と違うからなのでしょう(そう理解しとく)。(2012.06.02)
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ラ・ペラル La Peral
牛乳、羊乳製、青カビタイプ M.G不明 スペイン、アストゥリアス州
リンゴの産地としても有名なアストゥリアス地方で作られるブルーチーズ。ひとつは約500gと小さめ。羊のミルクで作ったバターを加えている。外皮に黄色いカビがついている。もともと黄色のカビがあるタイプではないらしいので、外皮は食べなかったが、食べたクラスメイトによると苦かったそうだ。中だけ食べてみたわけだが、塩分もしっかりあり意外に強い風味。今回一緒に飲んだ赤ワイン デヘサ・ガゴ「g」との相性がよく、マリアージュだぁ〜と皆で喜んだ。(2006.04.01)
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ラ・ペラル スペインのアストゥリアス州で作られる牛乳製の青カビチーズ。これは500gのホールをカットしたものですが、もっと大きいサイズのもある。牛乳の中に羊のクリームを少量混ぜているので、コクのある滑らかなチーズに仕上がっているのが特徴です。開発した当時は家族経営の小さなチーズ工房だったのが、今では海外まで輸出されるほどになったそうです。アストゥリアス州の青カビチーズというと強烈な洞窟チーズ「カブラレス」を想像しますが、それに比べると、圧倒的にやさしくて食べやすいので、万人受けするのではないかと思う。(2012.06.02)
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ロンカル(DOP) Roncal
羊乳製(無殺菌)、M.G45〜50% スペイン・ナバラ州
フランスとの国境のピレネー山脈山麓のナバラ州のロンカル渓谷で「口伝」によって伝えられた無殺菌の羊乳製の伝統のチーズ。記録がない、記憶もないので、今回が初めて食べたかもしれません。DOPで食べてないのがまだあったのか!(驚)
若干大きめのメカニカルホールが見えます。香りは一般的な羊の田舎チーズに加えて、椎茸っぽい香りもあります。バスクのブラックチェリーのエスペレット入りジャムと合わせてみましたが、まぁそこそこ合います。羊の獣っぽさがまろやかになる感じです。(12.06.02)
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ナバラ州の羊のチーズです。マドリッドの市場で購入。水分が少なめでカサカサしている。田舎の口伝により作られているそうなので、いろんなタイプのがあるのかな。前回食べたチーズともだいぶ違う気がする。若干塩を感じる田舎作り。イタリアの羊っぽさも感じる。(2014.7.27) |
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