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★監督★ |
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★ストーリー★ |
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Miwaの感想 |
自分の身の周り。自分をとりまく様々な環境のことを「ぐるりのこと。」という。わが子を失い心を病んでいく妻と、それを支える夫の10年にわたる物語で、その物語に法廷画家の夫の目からみる日本犯罪史上に残る大きな事件、宮崎勤事件や地下鉄サリン、音羽幼女殺人事件等の法廷シーンが織り込まれます。病んでいく日本と、病んでいく妻をリンクさせていきますが、少しずつ妻が再生していく姿を描く中に、日本の未来にも希望をもたせるような、そんな優しいつくりになっています。橋口監督は優しく繊細な人なんだとよくわかる映画です。私はこの映画がとても好きです。 ラストにリリーさんが法廷の絵を描きながら、窓の外を歩く人たちを見つめ「人、人、人」とつぶやくシーンがあるのですが、そこにエキストラで歩いている私がちょっと映ってるらしいのです。(友人はそう言うんだけど・・・私は確認できませんでした) 試写で一度見ただけなので、再び映画館に確認しに行こうと思っています。 |
評価 |
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