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ジョンQー最後の決断ー

★監督★
ニック・カサヴェテス
★キャスト★
デンゼル・ワシントン/ロバートデュヴァル/ジェームズ・ウッズ/アン・ヘッシュ

★ストーリー★
ある日突然、最愛の息子が心臓病を患い、昏睡状態に陥る。適応されるはずの保険が利かない。会社が社員に内緒で保険ランクを下げていたのだ。オプションで付けていた高額医療保障も受けられない。仕事はリストラされ、パートタイマーに格下げされていた。心臓移植のためには、マイクを「移植待機者名簿」ヘエントリーしなければならない。しかし手術費は約25万ドル、リストに載せるだけでも30パーセントの約7万5千ドルを現金・前払いで支払う必要があった。
国の補助も受けられない。その間にも、子どもはどんどん弱っていく。・・・信じられるのは自分だけだ。男は決断する。「俺が助けてみせる、息子を死なせない」男の名はジョン・クインシー・アーチボルド。愛称ジョンQ(デンゼル・ワシントン)。拳銃を手に、大病院の救急病棟を占拠。医師、看護婦、患者らを人質に立て篭もった。要求はただ一つ、息子の命を救うことだった。

感想

病院ジャックをするなんてことは人の道に外れているし、お金のない人が皆して病院を占拠してでも子供を救おうとしていいわけない。映画としてみてもやりすぎだし、話も出来すぎじゃないの?って思う場面も無くはない。でもそんな事を全部ひっくるめて、さらに医療も慈善事業ではないと判った上で、とても考えさせられる映画で、私はただただ親が子を思う深さに感動してしまいました。
脇を固める俳優がとても良かったです。医療従事者や実際にお子様をお持ちの方は、それぞれの立場で考えることが多い映画だと思います。そんな方、ぜひご覧ください。

評価

 (泣きました)

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