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崖の上のポニョ

★監督★
宮崎駿
★声のキャスト★
声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ

★ストーリー★
崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。
頭がジャムの瓶にはまり困っていたのを助け出す。ポニョはクラゲに乗って家出してきたところだった。それ以来、彼らは互いを好きになる。しかしポニョは、人間をやめて今は海の住人となっている父フジモトによって海の中へ連れ戻されてしまう。それでも、“人間になって宗介に会いたい”という気持ちが抑えられないポニョは、父が貯めていた生命の水を海中にまき散らしながら、いもうと達がつくりだす大津波に乗って再び宗介のいる崖の上へと向かうのだった。

Miwaの感想

歌はものすごく可愛らしくて記憶に残るが、きっと映画の内容は忘れてしまいそうだ。そもそも監督のこの映画を通して表現しようとしているのが何なのか最後まで判らなかった。あえて説明を省いているのか、放棄しているのか、わからなくていいよ、というか、もっと言ってしまえば、「わかってもらっちゃ困る」と思って作ったのかと思うくらい。「Don't Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」でしょうか。
描き方にも疑問がいくつか。まず母親のリサの子供を持つ親とは思えないような無茶な行動、運転が荒すぎるとことか、台風が迫っているというのにムリヤリ家に帰ろうとしたり。軽い不快感。なんでもありとするのがファンタジーじゃないと思うのよね。監督が語った「少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。」この文章の意味もさっぱり判らない。神経症と不安の時代の何に、どう立ち向かったの?巨匠になりすぎてしまって、誰も意見を言えないんじゃないの?

評価

(歌のイメージと映画がマッチしないのよね)

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