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東京タワー 

★監督・脚本★
源 孝志
★キャスト★
黒木 瞳/岡田 准一/松本 潤/寺島 しのぶ/岸谷 五朗/余 貴美子/平山 あや/宮迫 博之

★ストーリー★
知性と美貌を兼ね備えた人妻41歳詩史(黒木瞳)と大学生・透(岡田准一)は“空気で惹かれあい交際している。関係は3年になる。それぞれの家の窓からは、東京タワーが見える。
透は、彼女の好きな小説を読みや音楽を聞きながら彼女からの電話を待っている。透の友人の耕二(松本潤)も若い彼女がいるのに、日々の生活に不満を持つ年上の人妻、貴美子(寺島しのぶ)と付き合っていた。

Miwaの感想

“恋はするものじゃなくて、落ちるものだ…”
“私に何かしなきゃとか、してはいけないとか、そういう事を感じることはないのよ…”
“手をつないでくれない男はつまらないわ…”
“食事して剥げた口紅はすぐ塗りなおせるけど、キスし剥げた口紅はなかなか塗りなおせないのよ…”
“もう別の駅では降りられないの…”
・・・と、まぁ、いろいろと上あごが痒くなるような囁きのセリフが延々と続きます。
どうキレイに描いたところで、所詮は不倫の話でしょ、本質は絶対にもっとドロドロしたものな筈なのに、キレイな映像ばっかり追いかけてるので、なんかどっち付かずになってしまって純愛を描きたかったのか、女の不倫願望を描きたかったのボヤケテしまった感がある。
黒木さん
岡田さんカップルは、ハイソな雰囲気の場所や設定が多く、女性が憧れそうな感じのカップルに仕上げてあり、年下の美しい男が健気に愛してくれる関係。岡田くんの一途な演技はなかなか良かったけど、黒木さんのディオールだかなんだか知らないけど、高級そうだけどなんか「いい女風」がミエミエな格好といい、セリフまわしといい(クシャ髪も)、あちこち痒くなってしまいましたよ、私は。
それに対して寺島さん松本さんのカップルは、軽い気持ちで年上の女と付き合ってる男と、最初はそれに戸惑いながらも、寂しかった主婦が若い男に嵌ってしまいどんどん壊れていく女の設定だ。こっちの方が断然リアルな感じ。演技も寺島さんには存在感がある。
黒木さんも寺島さんもバストトップも見せていないけど、岡田くんはオシリもペローンと出して全裸シャワーシーンで頑張っています。やっぱり女をターゲットの映画なんだな。でも私はダメでしたけど・・・。
岡田くんの全裸、つるりとキレイすぎて、色っぽくないんですけど・・・私的にはね。

評価

(さんの演技はいつもいいっ!)

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