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トスカーナの休日

★監督★
オードリー・ウェルズ
★キャスト★
ダイアン・レイン/サンドラ・オー/リンゼイ・ダンカン/ラウル・ボーヴァ
ヴィンセント・リオッタ

★ストーリー★
サンフランシスコの女性作家フランシス(ダイアン・レイン)。夫と幸せに暮らしていたはずが、ある日突然夫の浮気が発覚、離婚へと至ってしまう。ショックを引きずる彼女に、友だちパティ(サンドラ・オー)はイタリア・トスカーナ地方への旅行を勧める。こうしてひとときの休息のつもりで現地へとやって来たフランシスだったが、間もなくトスカーナのゆったりとした雰囲気に惹き込まれていく。そして、彼女はその道中で見つけた“ブラマソーレ(太陽に焦がれる)”の名前を持つ築300年の荒れ果てた一軒家に運命の出会いを感じ、衝動買いしてしまうのだった。彼女は、地元の人たちの助けも借りながら、古い家の修復に夢中になっていく…。

Miwaの感想

アメリカって、いったいなんという国なんだ!
夫が浮気した為の離婚なのに、なんで慰謝料払わなきゃいけないの?
新しい奥さんになる人が家を気に入ってるから譲らなきゃいけないの?
ちょっと酷いんじゃない?よかったよ、アメリカ人じゃなくて。
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傷心旅行先のトスカーナで運命的な元豪邸との出会いをし、衝動的に買ってしまう主人公。
家そのものではなく、自分の居場所が欲しかったんだ。家族が欲しかったんだ。
家を仲介してくれた不動産屋さんは、傷心の彼女に少し心を惹かれているからなのか、彼女に対してとても暖かい。ほんとは家族が欲しくて家を買ってしまったこと、でも今はこんな大きな家にひとりぼっち・・・と心の内を明かすと、彼が彼女に言うセリフがとても良かった。
“アルプス山中の険しい峠にウィーンとベニスを結ぶ鉄道が敷かれた。
列車が走るずっと前に線路だけが作られたんです。いつか列車が通るのを信じて”
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美しいトスカーナの映像に、傷ついた彼女の再生と、イタリアハンサム青年とのロマンスと、いかにもベタな映画ですが、淡々と描いているこういう映画は結構好きなのよねぇ。

評価

(トスカーナ、行きたいな)

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