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ホームビジット 2003.6
今年も、息子の小学校にアメリカの先生50名がいらっしゃることになりました。
これは、’トヨタ’アメリカのプログラムで、毎年アメリカの先生方 50名を選抜して、
日本に研修に来る事になっています。先生方は、日本でのさまざまな交流や、学校見学、
工場見学などを行うために、2週間滞在なさいます。私は、別ページにも書きましたが、
2001年のちょうどこの時期に、やはりホームビジットをお受けしていました。
しかし、今回は学校のPTAが関わって、学校の生徒のご家庭に、、という形になっていました。
初めてホームビジットをお受けする、という方もたくさんいらして、
当日まで色々質問をされたりしました。
皆さん不安に思いながらもとても楽しみにされている様子でした。
全部で25名くらいの方が受け入れをされることになっていました。
私は経験があるとはいえ、今回は事前情報がとても少なく、
名前、性別、教科、出身州くらいのものでした。
私のところにいらっしゃるのは、ナンシーさん。カルフォル二アの方。
女性、英語、アジア研究の先生。私も当日までどきどきでした。
さて、ホームビジットの5日ほど前。Halが宿題?を持って帰ってきました。。
去年は、彼は集会の中で、歓迎のスピーチをさせていただいていました。
今年も、、と聞いていたのでその原稿かな?と思って見ると、今年はなんと司会でした。
日本語の司会とやっぱり微妙に変えないと
おかしく聞こえるところも多く、あたふたしながら英訳をしました。
大変だったきわめつけは、子供達のパフォーマンスの説明。
岩手に伝わるという踊りの説明がなかなか上手に英訳できなくて、
苦労しました。なんとか、それでも終え、、子供に持たせました。
当日。私は仕事があるので、その集会には参加しませんでしたが、
当日はちょうど学校公開日だったので、多くの方が見に行かれたようで
色々な方が口々にそのことを言って下さり嬉しかったです。
私が学校に行くと、ちょうど給食の時間でした。
各教室に、2、3名の先生方が座っていらっしゃり一緒に給食を食べていました。
最初Halのところに行くと、隣のクラスで通訳がいない〜!と先生があわてていらっしゃる・・
気がつくと通訳をすることになり、、
その前にシューマイのクラスに行ってみると、こちらは牛乳を持ってこれから食事、というところ。
先生が’シューマイ君のお母さん、ちょうどいいところに来て下さいました!’とおっしゃり、
気がつくとこちらでも一緒に乾杯を英語でしたり、質問の通訳をしたり、、
もう一度さっきのクラスに戻り、無事クラスのお楽しみタイムを終え、
帰宅するとひえー。2時過ぎ。
今日は4時にはもう一度学校にもどり、先生方をお迎えするんです。
掃除はなんとか、段取りをつけて行ったものの、食事の買出しさえも終わっていない。
ものすごい勢いで準備を始めました。結局とんかつと、てんぷらと迷い、
てんぷらにしたのでした。お買い物に行くとちょうど大きな海老が安かった。ラッキ〜。
さあ、てんやわんやで下ごしらえを終え、いよいよ学校にお迎えに行きました。
しかし、、なかなか先生がたがいらっしゃらずはらはらしました。
結局少し遅れてご到着!!先生、受け入れ家族の名前が呼ばれ、組み合わせが
出来たところから解散、となりました。どこかな、どこかな?
わくわくしながらお待ちすると、ナンシーさん、いらっしゃいました。
黒い瞳の印象的な、活発な感じの女性。去年うちにステイしていた
ジョセフ君のお母さんに雰囲気がなんとなく似てるな〜と思いながら一緒に帰宅しました。
道すがら食事の好みを伺うと、ひえ〜なんとベジタリアン!とんかつにしないでよかった・・
今回は事前情報がほとんどなかったので、、やっぱりこういうときは
お肉を避けておいたほうが無難かもと思った私でした。(結構同じようなところがいくつかありましたので)
ちなみに、彼女は宗教的な問題ではなく、体の健康のためにそうしていらっしゃるとのこと。
サラダは、鶏肉の入ったものを用意していたので急遽我が家定番のにんじんピーラーサラダを。
友人に教えてもらって以来我が家にはちょくちょく登場。とにかくピーラーでピーラーとやるだけ。
そこにゴマドレッシングとしそ、、もしくは、海苔、、なんかを入れるだけですが、
にんじんのピーラー具合が美味しく、にんじんいっぽんまるごと食べられちゃいます。
子供達も大好き。ナンシーにも好評でした。ふ〜良かった。お味噌汁もどうかなあと思いましたが、
ナンシーは、’Miso Paste lover' だそうで(笑)ほっとしました。
ちなみに、友人はお好み焼き、冷しゃぶ、春巻き、などを作っていました。
同じマンションの方たちで集まって、最後は集会室でパーティーの様にした、、というところ、
空手に連れて行った、というところ、さまざまな過ごし方をしていたようです。
さて家に着くと、日本茶をお出しし、しばし歓談。
子供達もなんちゃってバイオリンを披露したり、写真を見せたり。
私も食事の仕度をしながらキッチンであれこれとお話伺いました。
今回初めて我が家には女性の方がいらっしゃったのですが、
こういう食事の仕度の時とか、なんと言うかざっくばらんに色々お話が出来ますね。
やっぱり。キッチンにも興味がおありだったようなので、
あれこれ説明しながらおしゃべりしました
。色々伺ってみると英語教師のほかに、
舞台女優、脚本家、舞台プロデゥーサー、作曲、などもされるらしい。
うーん、なんかどこかで聞いたことのあるような?
普通にしているとあまり分からないのですが、舞台女優用の写真を見せていただいたら、、
うーん、どなたかに似ている・・・ドラマをやることの楽しさを色々と話されていました。
日本の古典芸能、能や、歌舞伎にも興味がおありの様子。
正直私はこのあたりは詳しくないので、あまり深いお話は出来ませんでした。(勉強不足)
ただ、お琴を習っていたそうで、私も子供の頃やっていたのでそのお話はすこし。
でもこれにしてもいったい何の曲が弾けたっけ?と思い出せないくらいお粗末な物で・・
お琴は実はつい数日前に、またやりたいなあ〜と漠然と思っていたので
何とも背中を押されたような気がしました。こうしてまた時間がなくなっていく・・・・・
日本人は何故着物を着ないのかと質問をされました。
若者は着物が嫌いなのか?と。私は、みんな興味があるもののやはり、
時間がかかることもあるし、着方が分からない事もあるし、
どうしても遠のいてしまうとこたえました。
私自身着物は好きですが、着られません。少し習った事があるのですが、
すっかり帯の締め方などは忘れてしまいました。
でも、最近’にほんごであそぼ’の様に昔ながらの日本語や
日本遊びに興味を持つ方が増えている、というお話をしました。
ナンシーはそのことにとっても興味深そうでした。
短歌の事もご存知だったのでその会に私が参加している事やなども。
昨今の日本語ブーム、何故でしょうね。
今、足元を振り返り我が身を見直し始めている時期なのかな・・実際、
英語がこれだけ浸透してきて、コミュニケ―ションの機会も増えてきました。
となると、、英語で日本の何を伝えられるか、
思いをきちんと伝えられるかっていうところになるのかな。。。
日本の何?これも難しいですね。もちろん、
おりがみや、書道や、、、そういったもの、がイメージとしては早いですが
それだけというのもどんなものか、、、
今までホームステイで受け入れた子達がいかに、
自国の歴史を知っていたかを思うと、そのあたりも私はもっと勉強しなくちゃ・・と思いました。
’日本人ならでは、日本語ならではの’
という表現って結構出てきます。私自身'日本人ならでは’って何だろう。
と考える事が多い今日この頃です。
日本の大学生は何故勉強しないのか、という事も聞かれました。
日本の教育システムを考えると、大学、、
そこに行き着くまでに燃焼しきってしまうのでは、と思えます。
もちろん中には頑張っている方もたくさんいらっしゃると思いますが、
やはりアメリカと比べると、甘く見えるというようなことをおっしゃられていました。
今は色々な思いを教育のことに関しては抱いています。
気持ちはまだ発展途上でここで書けるほど消化できていないように思います。
ちょっとずれてしまいましたね。上記に書いたような事を、
あれやこれやビールを飲みながら話しました。とても充実した時間でした。
子供達は、それぞれ自分が得意な物を披露していました。
Halはホームページやら、、シューマイは側転やら(笑)
とにかく時間4時間程度でしたので、あっというまです。
ナンシーさんにご家族やお宅の写真を見せていただきました。
ご自身はご結婚されていないのですが、ご兄弟が多く、
甥、姪たちとの楽しそうな写真がたくさん。
私の夫も5人兄弟で息子達にも従兄弟がまことに多いので、似たような感じを受けました。
私からいくつかお土産を用意しました。風鈴、、、かわいらしい形が目を引いて、、
あと、色紙に一期一会とナンシーの前で筆で書いたもの。
千代紙や、きれいなレターセット。
ナンシーは、スクールTシャツ、チョコレート小物入れなどを持ってきてくれていました〜
その後はまた学校まで送って行きました。バスがすでに到着しておりました。
最初のホームステイ受け入れや、ホームビジット受け入れの時には泣いていた我が子供達も、
笑顔で見送っていました。その成長が嬉しくもあり、寂しくもあり、、、
色々な思いを残してくれたナンシーのホームビジット。無事に終了しほっとしています。
また、今回初めて受け入れられた方たちが、
とても嬉しそうな笑顔でお見送りされているのを見て良かったな〜としみじみ思いました。
地域でこういうことができるのは嬉しい事です。
また機会があれば良いな!
そして、ナンシーに会いにカルフォル二アに行けると良いな!
さて、子供達の英語ですが楽しそうにやってました。
シューマイの英語はインディアンみたいでしたが(笑)
後日いただいた彼女からのメールの一部です。
Dear Michiko-- I just returned today from Japan. I came home and took a
nap first
thing! I loved Kyoto and would have stayed if they had let me!!! I enjoyed meeting you also very much and your sons, and hope that
we can stay in contact. I will be home for a week now, and then will be
leaving
for Pennsylvania to study Noh theatre for three weeks.
Thanks so much for sending the picture. I so enjoyed the
visit to your home and the lovely calligraphy you made me! I will always
treasure it. Write me back when you have time. Thanks again for
making my trip so special.
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