キンダー・フィルム・フェスティバルに行ってきました

キンダー・フィルム・フェスティバルってご存知でしょうか。青山円形劇場(こどもの城内)にて毎年行われ、今年で12回目です・・・でも、実は私も全く今年まで知りませんでした。
この映画祭はさまざまな国の優れた映画作品を、声優が映像に合わせ、その場でセリフを吹き替えるというものです。(オーバーボイス上映)面白いなと思ったのは司会進行も子供たちが行う、唯一の子供達主体の映画祭だと言うことです。(でもこの時点でもあまりイメージはわかなかった・・・)この声優さんのお1人が知人の涼木さやかさんSteps 所属の女優さん・・・先日ミニミュージカルを見に行きました。とっても伸びやかな声で、歌が素敵だった。そしてとてもかわいらしい方です〜。HPを是非チェック、チェック!)で、彼女からこの事を教えてもらいました。送っていただいたチラシを見ると’声優体験’というのがありました。子供たちが、映画の吹き替えをやるというもの。映画の吹きかえって、どうやるんだろう??子供たちに体験させてあげられればいいなあ、、と思いましたが先着順。。どうかなあ〜と思いながら当日。

めでたく、声優体験ができる事になりました。最初に10分程度の映画をもとの言語のまま見ました。言葉は、、、ドイツ語。テーマが戦争のお話だったので、小2の次男にはちょっと難しかった様子。小5の長男はある程度、内容を理解したようでした。
その後で、台本が配られ配役を決めます。
今回は、ジュニアジャーナリストの子達も参加していたので、配役よりも人数が多かったのです。でも、指導してくださった先生(河合博行さん、通称ヒロさん。)(実はこの方も知り合いの方でした)は、子供たちの力で問題を解決するように、上手に、辛抱強く答えを待ってくださいました。

さて、このジュニアジャーナリストですが、彼らが素晴らしかった。彼らはこうした映画祭の様子を取材して新聞を作るのです。今回は取材もかねてこの声優体験に参加していました。中1の2人のお兄さんの存在。1人の子は香港住んでいるそうで(夏休みを利用して日本に来ていた)長男は、カレと一緒の役をやったこともあり、仲良くお話させてもらったり英語の事を色々と聞いたりしていました。とてもいい感じの2人のジュニアジャーナリスト。昔からお友達なのかな?・・・でも、2人があったのはつい3日前との事!一つ目的を持って、一緒に成し遂げようとするときに生まれる連帯感、素晴らしいなと思いました。
長男は特にPCでの新聞つくりが趣味、ですので彼らの活動はとても興味深かったようです。後に登場する司会者、また映画の審査員も子供達!子供達はHPや、こどもの城のチラシを通じて一般から公募されています。選ばれた子供たちは責任感を持って、この数日間のプロジェクトに参加している事が、表情からうかがい知れます。

無事にそれぞれの配役も決まりました。長男は、お父さんの役を希望しました。笑えたのは次男。イマイチやりたいものが無かったらしく全然台本にない、役、、音?をやると言い出したのです。私は見ていて、あちゃ〜という感じでしたが、それも先生が上手に受け止めてくださり、新しいアイデアを出したことをとても褒めてくださいました。長男も、話し合いの時(配役に対して希望者が多かったので、どうしたらいいか、、、という話し合いも子供達主体で行われました)には積極的に発言していて嬉しかった。結局その意見は取り上げられず、別の意見になりました。長男の意見を元に別の意見が色々と出たのです。カレの意見がたたき台になったのですね。沈黙を破る、、という一歩を踏み出せた勇気は素晴らしかったね、と声を後でかけました。自分の意見が通らなかったと言って自分の意見は駄目だったなんて思わないんだよ、よりよいものを築いていくためには、いろんな意見が出て、当然だから、と。まっさらのところに、意見を出すという事はとても大変なことなのです。(大人になったって、、いいえ、大人になればなるほど大変なことかもしれません)

まったく見ず知らずだった子供達。本番に近くなるにつれて、連帯感、一体感が生まれていきました。それぞれのキャラクターも、こんな短時間なのに浮き出てきて、、
先生のもって行き方が上手なのでしょう。
本番前には青山円形劇場で、リハーサル。これも貴重な体験でした。
舞台裏を見ることって、なかなかない機会ですし、華やかな世界の後ろでは色々な方たちが支えて下さっていると言うことを身をもって感じたことでしょう。

さあ、そして本番です。お客さんはどうなのかな???うわ、、、たくさん、たくさん、入ってきました。そして、司会ももちろん、子供達。堂々とした司会ぶりで、とてもほほえましく思いました。最初に子供声優さんたちの発表がありました。
私も・・・どきどきどきどき、、、、
さあ、いよいよ声優ワークショップの発表の時間です。緊張からか、、ちょっと間違ったところもありましたが、どの子達もとても立派に出来ました。
最後に、自己紹介をさせていただける時間もありました。そこでも、次男のすっとんきょうなアイデアをとても素敵だと言っていただきました。たくさんのお客さんの前で褒めてもらったこときっと大きな自信になったことでしょう。

その後は、一緒に映画を鑑賞しました。それぞれの回、3、4作品くらいを上映します。
最初はトーマス。これは通常の上映でした。でも、、トーマスをこんなにじっくり見るのは久しぶり、、なんだか子供たちが小さな頃を思い出しました。
次は、いよいよ声優さんたちの登場です。さすが!自己紹介の声だけでもなんだかうっとりしてしまいました。吹き替えも、、とても面白かった。映画に見入ってしまうと声優さんの存在を忘れてしまいます。ふと我に返って声優さんを見つめてしまう、、その繰り返し(笑)

発表が無事に終わった子供達。楽屋でジュニアジャーナリストからの取材を受けました!もう以前からのお友達のように無邪気に遊ぶ子供達。この順応性の早さ、相手をすっと受けれてしまうところ、、子供の心って柔軟だなあとしみじみ感じていました。

それぞれの回は短いですし、今日は1日こどもの城で遊んで、キンダーフェスティバル第○回目を見よう!というのも遊びにメリハリがついてとても、楽しいなと思いました。息子達も、声優体験の後は散々遊んでおりました(笑)

吹き替えをした題材が重い’戦争’というテーマ。映画祭の中の一つの作品も、自分とは何?という哲学のようなお話。でも、子供たちの胸にはそれぞれとても響いたようです。戦争の事を彼らなりに話していたり、、自分とは何?死んだらどうなるの?これは、今の次男の非常に大きな関心ごとなので、彼なりの哲学をあれこれと話しておりました(笑)私も、そんな子供たちの声をあらためて聞けたことはとても嬉しい時間でした。

素敵な時間を下さった声優さん、ご指導下さったヒロさんに改めて感謝したい気持ちです。

今年は、、まだ22日までやっております。
こんな夏の1日も楽しいのでは・・??

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