三浦市の最西端に位置する浜諸磯の先端部、小山に成っている箇所がそうであろうと思います。
今は家が建ってしまっており、どのような形で物見塚があったのか想像するしかありません。
北側に油壺の新井城を望み、西側は相模湾を一望して、城ヶ島の先端から大島、天城、富士、
箱根、湘南、江ノ島、鎌倉、葉山を見ることが出来ます。眺望写真:
329KB
74KB
ここから、押し寄せてくる北條氏の海軍を見張り、新井城に連絡したのでしょう。
景色は、空気の澄んでいる冬の時期が最高です。
大森越後の守の古城跡は、浜諸磯の突端台地。越後の守は道寸の老臣で、道寸と共に新井城
で戦死、この台地の端に、また一つ離れた高い磯山が物見塚である。 (三崎志)
また相模風土記には、海岸に有り。高さ20間、永正中三浦道寸物見せし所と云う。
対岸の油壺を望む