(このページでは、1980年代に目蒲線で活躍した車両の紹介を中心に、徐々に内容を充実させる紹介する予定です。)
1.目蒲線で活躍した車両(旧3000系)
デハ3474 名車・デハ3450のうちの1両 相棒のデハ3473と共に原型の面影を保っていたが、中間にはクハ3850からの 改造車・サハ3370を挟んでいた為、ちぐはぐな編成だった。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ3474) |
デハ3472 名車・デハ3450のうちの1両 昭和39年の事故復旧の際、デハ3600更新用車体を流用した為、 同型式の中では異端児的な存在だった。 中間にはやはりサハ3370を組み込んでいた為、バラバラな印象を受ける 編成だった。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ3472) |
デハ3499 名車・デハ3450のうちの1両 最後まで両運転台で残った3両のうちの1両。 目蒲線での活躍期間は短かったと記憶する。 (1981年1月29日 田園調布駅を発車するデハ3499他) |
デハ3450 名車・デハ3450のうちの1両 最後まで両運転台で残った3両のうちの1両。 目蒲線での活躍は暫定的なものだったと記憶する。 (1981年5月2日 田園調布駅を発車するデハ3450他) |
デハ3452 名車・デハ3450のうちの1両 前面非貫通タイプの1両。 晩年は池上線に転属。 引退時には旧塗装に変更され、花道を飾った。 (1981年2月14日 沼部駅付近を走行するデハ3452他) |
デハ3461 名車・デハ3450のうちの1両 前面非貫通タイプの1両。 本車両前面は車番が中央に設置され、非常に珍しかった。 (1981年2月14日 沼部駅付近を走行するデハ3461他) |
デハ3484 名車・デハ3450のうちの1両 池上線での活躍が長く、目蒲線には晩年に転属してきたと記憶する。 最後の半年間は旧型車全廃の記念に旧塗装に戻され、活躍した。 (1998年10月18日から、約半年間。) 私の記憶では、旧塗装の'黄色'はもっと濃かったように思えるのだが...。 蒲田より先頭のクハ3866は更新済みであり、旧塗装が似合わなかったとの 印象がある。 (1989年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ3484) |
デハ3501 名車・デハ3500のトップナンバー デハ3501は一時期、池上線に転属したが 長年、活躍した目蒲線で終焉を迎えた。 (1989年2月某日 大岡山駅に停車中のデハ3501) |
デハ3508 名車・デハ3500のうちの1両 他のデハ3500は非貫通であるのに対し、 更新前より貫通路付新製車体を乗せていた為、 貫通路付であった。 (1981年1月29日 田園調布駅を発車するデハ3508他) |
デハ3513 名車・デハ3500のうちの1両 既に全車が更新後であり、昔の面影は全くない。 長期に渡り22両全車が目蒲線に配属されていたが、 この時期には一部のデハ3500が池上線に配属されていた。 中間にはノーシル・ノーヘッダーのサハ3250を組み込んだ編成が多く、 やはり、違和を感ずる編成だった。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ3513) |
デハ3801 3000系最後の形式。2両のうちの1両。 登場当時は”バス窓(通称)”であり、異色を放っていたが、 更新時にアルミサッシ化され、他の3000系と差が無くなった。 現在も十和田観光電鉄にて活躍中である。 (1981年2月22日 大岡山駅に停車中のデハ3801他) |
クハ3672 戦後の国電復旧車のうちの1両。 既に標準車体に乗せ換えられた後のため面影はない。 同型式車両は弘南鉄道に譲渡されたが、既に引退済みである。 (1981年2月14日 沼部駅付近を走行するクハ3672他) |
クハ3772 戦後の国電復旧車のうちの1両。 既に標準車体に乗せ換えられた後のため面影はない。 形式のクハ3670/3770は、600/1500V時代の 名残りである。 (1981年2月14日 沼部駅付近を走行するクハ3772他) |
デワ3042 昭和44年にデハ3204から改造された荷物車。 東急全線で活躍。 田園調布駅や大岡山駅には、荷物専用ホームが存在した。 この写真の後には休車となり、デワ3043に交代した。 (1981年[月日失念] 田園調布駅を発車するデワ3042) |
クハ3850 昭和27-28年に作成されたクハ3850のうちの1両 池上線での活躍が長く、目蒲線では最後の数日間に使用されたと記憶する。 更新後の姿であり、原型の面影は無い。 クハ3850は川崎車輌製であり、台車はOK-6を履いていた。 (1989年3月[月日失念] 不動前駅に停車中のクハ3850) |
クハ3861 昭和27-28年に作成されたクハ3850のうちの1両 池上線での活躍が長く、目蒲線では最後の数日間に使用されたと記憶する。 同車も旧型車全廃の記念に旧塗装に戻され、活躍した。 クハ3861は東急車輌製であり、台車はYS-T1を履いていた。 (1989年3月[月日失念] 不動前駅に停車中のクハ3850) |
2.目蒲線で活躍した車両(5000/5200系)
デハ5047 名車・デハ5000のうちの1両 目蒲線には1980年頃から転入したと記憶する。 最盛期には10本程度が在籍したと記憶する。 写真のデハ5047は「さよなら5000形」のヘッドマークが取り付けられ、 最後まで活躍した。 同車両は東急から松本電鉄に譲渡され、モハ5001として活躍してきたが、 それもあと僅かの模様である。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ5047) |
デハ5001 名車・デハ5000のトップナンバー 目蒲線には1980年頃から転入したと記憶する。 1986年に上田交通に譲渡されたが、1993年には引退。 その後は長津田検車区に回送され保存されていた。 2000年、東急車輌に移動。 (1981年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ5001) |
デハ5201 歴史的な車両・デハ5200のうちの1両 目蒲線には縁の無かった同車両だが、東急での最後の短期間は 目蒲線で活躍した。 同車両は東急から上田交通に譲渡され活躍してきたが、1993年には廃車、 その後、東急に里帰り、長津田検車区構内で保存されていたが、 最近、長津田工場経由にて東急車輌に回送された模様である。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ5201) |
3.目蒲線で活躍した車両(7200/7600系)
デハ7255(+デハ7603+デハ7653) 7600系と言うと池上線、古くは田園都市線との印象があるが、 目蒲線でも活躍した時期がある。 写真は、デハ7255+デハ7603+デハ7653の3M強力編成。 蒲田側先頭・デハ7653は、ダブルパンタのごっつい面立ちだった。 (1986年[月日失念] 大岡山駅に停車中のデハ7255) |
クハ7602(+デハ7652+デハ7662) 目蒲線旧3000系全廃間近、車両運用の関係で7601Fと7602Fとが目蒲線 に一時期、転属していた模様である。 写真は、旧塗装3000系撮影中の一コマ。 (1989年[月日失念] 大岡山駅に停車中のクハ7602) |
4.目蒲線で活躍した車両(7000/7200系)
デハ7712(デハ7815+デハ7812+クハ7912) 現在は池上線で活躍する7912F。 1995年当時は、デハ7915を組み込み目蒲線で活躍していた。 その後7912Fは1995.10.30(月)の7205Fと交代で、池上線仕様改造の為に 目蒲線より姿を消した。 (1980年代ではありませんが、懐かしい1コマなものでしたから...。) (1995.5.3(水) 沼部駅付近を走行する7912F[2両目はデハ7915]) |