<花文字>字の中に縁起ものの動植物をあしらって描いた文字。(制作:香港)
ようこそ、「中壇元帥進香団・日本支部」(ちゅうだんげんすいしんこうだん・日本支部)へ!。ここは、アジア各国で根強い人気を誇る少年神「那咤(なた)」の「那咤ファンの那咤ファンによる那咤ファンのための」ホームページです。
近年、『封神演義』の人気のあおりを受け、日本の漫画等を通じ、少年神「那咤」の認知度が飛躍的に上がりました。しかし、いわゆる原作と総称されがちな読本(安能努先生訳『封神演義』講談社文庫、『西遊記』岩波文庫等)に登場する「那咤」に長年親しんできた私は、少々複雑な思いもしております。漫画、アニメの中の「那咤」に留まらず、「那咤」周辺の文学、中国や台湾の歴史、民俗、信仰等に興味を広げて頂けたらと思いこのホームページを開設しました。
当ホームページは、まず製作者水歌ななこ(minauta nanako)の所持する「那咤」情報の整理、公開が第一目的です。また、閲覧の対象者は、原作、漫画等で、ある程度「那咤」の下知識のある方に、視覚で楽しんで頂ける様に製作しております。「自宅で楽しめる那咤を訪ねてアジア旅行」をモットーに、旅行先で撮影、収集した「那咤」の写真を多用しました。また、ホームページでまとめた情報は、自費出版本という形でまとめてゆきますので、そちらもお手にとって頂ければ幸いです。
また、当ホームページで初めて「那咤」を知ったという方に「那咤とは何?」という疑問に簡単に答えると、日本でも有名な七福神の中の一神毘沙門天(びしゃもんてん)の三男坊が那咤です。日本ではあまり知られていませんが、中国大陸を中心に現世利益をもたらす神として信仰されている少年神です。『西遊記』『封神演義』にも登場します。
「那咤」の日本語の読みは「なた」が正解です。これ以外は基本的に間違いです。中国語は基本的に漢音で読むのですが、仏教の神様は呉音で読まれるためです。 つぎに中国語の読みはnezha(ピンイン=発声記号)。このうち「ne」の発音は日本人には非常に聞き取りづらく、発音しにくい音となっています。あえて日本語で書くと「のーちゃ」でしょうか。この中国語の発音の受け取り方によって「ナーザ」「ナージャ」等と訳されてしまうケースが多いです。
最後に「なた」という中国語は、JISコードに漢字がないので、便宜上「那咤」の表記で統一しました。正しくは、上&トップページの丸の内の中国語です。
それでは、ご訪問頂き誠にありがとうございました。お楽しみ頂ければ幸いです。
以上