「那咤目撃情報」


このページでは、当Home pageに寄せられた那咤に関する情報を紹介いたします。
新情報がございましたら是非お教え下さいm(_ _)m。
なお、掲示板にお寄せ頂いた情報をこちらで使わせて頂く場合もございます。

※(情報提供者名、或いは書名/情報提供年月日)



台北の萬華駅から康定路を北上して、和平西路三段と交わるところ(MRT龍山寺駅の近く)に、「李三太子」というちょうちんのぶらさがった、二階建ての廟を発見しました。正殿には髭のある神(王爺?)がまつられていましたが、これがナタなのでしょうか?他にも多くの神仙がまつられていましたが、私にはナタはどこにいるのか分かりませんでした。何かの参考になればいいのですが。

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「台北の萬華駅の近くに那咤の廟がある」と情報を頂いたことがありますので、平和堂さんがみかけたものが、その廟なのかもしれません。未調査ですが、いつか台北に赴くことがあったら、調べにゆこうと思います。

(平和堂樣/2001.9)



那咤が道宣に授けた仏牙が納められている寺は「大理の三塔寺(崇聖寺)」ではなく、「長安の崇聖寺」です。所在地は東洋文庫『巡礼行記』の2巻、131ページの地図参照。

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どぴゃ〜っっp(TへT)q。崇聖寺といえば大理の三塔寺だと思い、はやとちりしてしまいました...(T_T)(T_T)。ご指摘ありがとうございました(T_T)(T_T)(T_T)。「那咤写真館」から大理「三塔寺(崇聖寺)」のサイトを削除しました。文章だけは下記に転載して残しておきます。

『宋高僧伝』宋代初期の律宗の僧、賛寧(919ー1001)等が、唐代の高僧の伝記を撰集したものです。その14巻、明律篇第4の1、道宣伝」に、那咤が護法のために南山律宗の祖の道宣(596ー667)に仕えて、仏の歯を授けた事が伝えられています。以下にその書き下しを抜粋して紹介します。

「道宣が貞観年間(617ー649)に、沁部(山西省冀寧道)の雲室山に隠棲していた折、天の童子が身の廻りの世話をしているのを見た人がいたという。道宣が、西明寺で夜のおつとめをして、階段を踏み外すと、何かが支えてくれ、何事もなかった。目を凝らして見ると、少年だった。宣が慌てて「一体誰が真夜中にこんな所にいるのか」と尋ねると、少年は「私は人間ではありません。毘沙門天王の子の那咤でございます。護法という事で和尚を随分前から擁護しております。」と答えた。(後略)」

そして、天台宗の僧「円仁(794-864)」の自著『入唐求法巡礼記』に「毘沙門天太子のナタ太子から授かった仏牙を此寺に置き、 供養している」と記されているのです。

(二階堂先生/2000.5)



「北京国際空港・那咤の壁画」を発見しました

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元々食堂にかかっていたらしい壁画ですが、北京国際空港工事中のため行方のわからなくなっていました。荷物等が出てくるロビーに掲げられていたそうです。黄虎洞先生曰く「那咤というより天女の様な絵だった」との事。み、見に行きたい〜っ!!!。

(黄虎洞先生/2000春)



香港にてドラマ「那咤」放映(1999.秋)。VCD販売中。
 上海でも放映(2000.春)。VCD販売中。

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香港の芸能に詳しい方にキャストを見て頂いたところ「誰も知っている人がいないので、台湾のドラマを輸入したのではないか?」との事です。

(黄虎洞先生、らぎ樣、ミシェ−ル様/99.秋、スージー様/2000春)



台湾の暴走族は那咤を崇めている。

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ひぃぃぃ〜〜っっ。知らなかったです。らしいというかなんというか...(爆)。

(二階堂善弘先生/2000.1)



田中芳樹『創竜伝』にも那咤が出てきます。

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まだ読んで無いのですが〜。気になりますぅ。

(掲示板の話題より/99)



京極夏彦『塗仏の宴』にナタの事がちょこっと触れられています!

『塗仏の宴』にナタ太子のことがちょこっと出ていました。 太子講がらみで、簡単な説明です。 私はまだ前編(前後編)しか読んでいませんが、その480ページに出ていましたよ。ひょっとしたら後編にも出てくるかも…。 興味がおありでしたらぜひとも御読み下さいませ。

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京極夏彦、実は私は全然読んだ事ないのですが、買っちゃいました『塗仏の宴』。ぶっ分厚い... (T_T) 。ナタに関する事が出ていたのは約1ページ。まだこのページしか読んでないのでちんぷんかんですが、一様関連と思われる所を抜粋しました。

「(弘法)大師講」の説明の所で、ナタについても触れられていました。
(1)「タイシ」は元々「ナタ」の事だったのではないか。
(2)ナタが隻足であるという説もあり、来訪神の伝説と符合する。
(3)庚申縁起の中の「青面金剛」も「ナタ」ではなかったかと考える。なぜなら、青面金剛は先ず、童子の姿で現われ、青面金剛となる以前は「青光太子」と呼ばれていた。云々。
また、ナタを研究しているという「多々良」君という人が出てきます。

さて、妖怪で「一本足たたら」っていうのがいますが、(ばい・水木しげるの妖怪大百科)「隻足」と「多々良」と「ナタ」でからめてくるつもりでしょうか?。でも、ナタが「隻足」という説があるなんて私は初耳です。ご存じの方、是非ご教授下さいませ〜。最後に、「中檀元帥」の「檀」、誤植です..... (T_T) 。

(らぎ様&おっくー様/98.12.13)



台北の龍山寺にナタの像がありました!

「台北の龍山寺にナタの像があるのをご存知でしょうか? 龍山寺は、台北の市内観光でほぼ必ず行く、とても有名な寺廟です。正殿に は観音菩薩がまつられているのですが、後殿には関羽や媽祖、文昌帝君などが まつられています。ここにナタの像があります。 位置は、後殿中央にある媽祖の像の二つほど左に池頭夫人の像があり、その 前です。単に仏像顔の子供の像に見えるかもしれません。」

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私は龍山寺には二度行っているのですが、気づきませんでした〜っ!!!。池頭夫人は見たのにぃ〜、くやしいですぅ〜p(TへT)q。次回は必ずチェックしますね !。

(SUIKO様/98.12.03)



『青春神話』の裏話 〜ナタのたたり〜

 『青春神話』という台湾映画をご存じでしょうか?。孤独、鬱屈、喪失感などやり場のない感情をもてあます現代の多感な少年たちの姿をリアルに描いた作品で、台湾ニューウェーブ第二世代の監督、ツァイ・ミンリャンの劇場デビュー映画です。

 私は随分前に、原題につられて見たのですが、主人公がナタの生まれ変わりという設定なだけなので、ナタを目当てで見に行ってしまった私は、拍子抜けした思い出があります(笑)。

 さて、ここからが本題です。98年10月11日、「百合ヶ丘映画祭」が開催されました。そこに、この映画の監督の葵明亮と、主人公の李康生が来日したのです。これに参加した京劇仲間の須藤さんが、面白い話を寄せてくれたので、ご報告します。

 果敢にも須藤さんは「私の知り合いにナタが好きな子がいて、台湾に行くとお参りに行ったりしているそうなんですが、このナタは台湾ではどんな神様なのですか?!」と質問したそうです。

 監督は笑った後(きっと私の事笑ったのね....笑)、ナタが肉塊から生まれて自決するまでの概要を語り、「台湾ではティーンエイジャーの代替わりをする、とても重要な神様です。」と説明したそうです。また、この映画の主演(ナタの生まれ変わりの主人公役)の李康生は、撮影後了直後、原因不明で急に首がおかしく(動かなく?)なったそうです。偶然にも彼は、監督の次回作「河」で、「首が痛む病にかかる主人公」を再び演じる事になっていたので、不思議な出来事に、これは「ナタのたたり」に違いないっ!...という事になったのだそうです。

...という事で、裏話でした!。このデータは、そのうち「那咤の演劇・ドラマ・映画」の所に移動します!。

<DATE>
タイトル / 『青春神話』
原  題 / 青少年ロ那咤(REBELS OF THE NEON GOD)
監  督 / 葵明亮(ツァイ・ミンリャン)
製作年等 / 1992年、台湾映画、106分
製  作 / シュイ・リーコン
脚  本 / ツァイ・ミンリャン
撮  影 / リアオ・ペンロン
音  楽 / ホワン・シューチュン
出  演 / 李康生(リー・カンション)、苗天(ミャオ・ティエン)、陸筱琳(ルー・シアオリン)、
       陳昭榮(チェン・チャオロン)、陳湘 (チェン・シアンチー)
受  賞 / 1993年東京国際映画祭ヤングシネマ部門ブロンズ賞、
       1993年トリノ映画祭最優秀新人作品賞、
       1992年台湾金馬奨最優秀音楽賞、
       1992年中時晩報電影奨最優秀作品賞受賞。
物  語 / 予備校生のシャオカンは、最近自分自身をもてあまし、勉強にも身が入らない。
       一方、歓楽街をぶらつくアツーも鬱屈した毎日をやりすごしている。
       そんな二人の少年たちを軸に行き場のない青春のひと夏が綴られる。

(須藤様/98.10.26)



日本で出版されたナタの絵本が、もう一冊ありました!

タイトル / 『ふしぎな少年ナーゾオ』
著  者 / 文:ルー・ピン 絵:ティ・シーファ 訳:もりずみ かずひろ
出版社  / ほるぷ出版
価格   / 1150円
発行年  / 11月予定
ページ  / 1980年

こんな本もあったんですね!。早速書店に注文中です!。あるいいなぁ!。 ちなみに、于大武『ナージャとりゅうおう』(1990年、講談社)も注文しましたが、品切れでした。残念。

(SUIKO様/98.10.20)



「封神演義」原典の那咤の歌

SUIKO様より、「封神演義」原典の那咤の歌を教えて頂きましたっ!。
流石に私は中国語の原典までは、読んでいないので、貴重な情報ですっ!p(TへT)q 。
「那咤が歌っている歌は、これ一つだけ」っていうのが、またたまりませんネっ!!!p(TへT)q 。
以下、メールからの抜粋文です。
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那咤の事をうたった詩は紹介しきれないほどたくさんあるのですが、那咤が歌っている歌は、これ一つだけです。
第34回、歌をうたいながら、黄飛虎たちを朝歌に護送する余化を待ち受け ている所。

  吾当生長不記年、只怕尊師不怕天。
  昨日老君従此過、也須送我一金磚。

実に小生意気な、カッコイイ歌ですね。
特に2句目の「ただ尊師を怕れ天を怕れず」っていうのが、何とも言えない ですね。

(SUIKO様/98.9.12)



中国中央電視台製作の「西遊記」のスライドが販売されています。

 #那咤と李パパのツーショット有。
 #24枚組スライド/40元/北京の外文書店にて販売

(Nazha様/98.3.29)



「ナーザが海を騒がす」パイオニアからLDで発売されていました。

  現在も販売しているかは不明ですが、スタッフ・インタビュー、
  メイキングなどが付いてます。
  #「ナーザが海を騒がす 中国アニメーション vol2 」
  #パイオニアLDC  SF128-1433 本体12,100円

(なあざ様/97.冬)



香港「タイガーバームガーデン」に那咤の像がありました。

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現在「タイガーバームガーデン」はほぼ閉園状態。かなり友人に捜索してもらったのですが、それらしいものは発見できなかったそうです。

(なあざ様/97.冬)




以上

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