簡易補修ペイントのご紹介

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バンパーなどに付けてしまった引っ掻きキズなどは洗車の度などに気になってくるものです。「これさえなければ …」と思った事はございませんか?だけど実際「鈑金塗装店などに修理を依頼するほどでもないしタッチアップペイントではきれいに仕上がらないし…」、それでは自分で補修ペイントをやってみてはいかがでしょうか。これからご紹介するのはすべて特別な設備を使わず材料も量販店で手に入れられるものばかりです。詳しくご説明する為、全2回に分けてご紹介します。

右上の写真はメタリック塗装のトヨタのエクシブです。リアバンパーに大きくこすり傷をつけてしまいました。この車を使ってご説明して行きたいと思います。


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まず材料の準備です。必要なものは左からコンパウンド(粗目、細目等がセットになっているもの)、ポリパテ、カラースプレー、クリアー(なるべく2液性のもの)、ぼかし剤、プラサフです。この他に水研ぎ用サンドペーパー(240番、320番、600番)、シリコンオフ、マスキングテープ、あてゴム(木の板など平らな面のあるものなら何でも結構です)、新聞紙などの紙類、雑巾やバケツ(水研ぎの為)などが必要です。

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まずは簡単に外れる部品を取り外します。この写真の場合、ドロヨケを外しました。ドロよけは大半の車種は内側からビスなどで止まっています。取り外したら表面の汚れを落とします。

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次に深いキズや凹みを処理します。処理する箇所を240番のサンドペーパーでキズの部分にパテの付きを良くするために研ぎます。このときに水は使用しなくて結構です。

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塗装はこのように何重にもなっているのでなるべく境目を広くなだらかにします。

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パテを盛り付けます。パテに関しては製品についている説明書を良く読み使用して下さい。種類にもよりますが大抵のパテは2液性でへらで二つのものを混ぜ合わせて補修箇所につけていきます。購入するときへらが付属品でついているものを選ぶと便利です。

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表面の埃や汚れをシリコンオフで除去します。盛り付ける際、へらで擦り付ける様に薄く何回にも分けて重ね塗りをしますと空気が入らず後で剥がれ落ちるということもなくなります。

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パテが十分乾燥したらサンドペーパーにあてゴムなどの平らなものを当てて表面を平らになるまで水研ぎして行きます。手のひらで触って表面の凹凸を見たり、水を付けすかして見たりしながらペーパーを240番、320番と細かくしていきます。

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だいたいこのようになるまで研ぎ上げます。ここまで平らにならなっかった場合は再度パテを盛り平らになるまで繰り返します。

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キズが深い部分の処理が終わったら、320番のサンドペーパーでサフェーサーの付きを良くするために塗装する部分全体を研ぎます。

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再度表面をシリコンオフで清掃し、サフェーサーがほかの部分に飛ばないために塗らない場所をマスキングテープと紙を利用して覆います。写真は専用のマスキングペーパーを使用しておりますが新聞紙や広告などでも変わりありません。




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