作業行程のご紹介

320iイメージ 320iイメージ

 

ここでは事故を起こしてしまったクルマはいったいどのようにして修理して行くのか、実例をもとにご紹介します。

上の写真はBMW320iです。後ろから衝突されてしまい前にいたクルマとの間に挟まれたという事故内容です。今回は後ろの事故のみ取り上げてみたいと思います。





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まずは損傷箇所を確実に把握する為にその辺り一体をばらし、リフトで上げチェックします。
事故の衝撃は左右のリアフェンダー、フレーム、クロスメンバー、フロア―、ルーフなど車両中央付近まで及んでいます。

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ジグへのセットを開始します。ジグは1mm単位でセットして行くのでより確実に骨格部を修正できます。この場合センターフレーム付近まで寸法が狂っていました。

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まずアラ引きをし大よその修正をします。これで奥のほうのフレームの寸法やルーフ等のなど衝撃部分から遠い部分から修正がされて行きます。よって大きな事故ほどこの工程が重要になっていきます。

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損傷がひどく交換したほうが良いと判断したパネル類をはがします。交換パネルは左リアフェンダー、フロアアッセンブリ、トランクパネル及びバックパネルです。その他は鈑金修正です。

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新品パネルなどを仮組みしながらさらに修正して行きます。大体の寸法が出てきました。新品パネルを取り付ける為にパネル接合部分に防錆錆処理など溶接の前準備をします。

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これはトランクルーム内の写真です。各部インナーパネルや寸法も出たので新品パネルを溶接します。スポット、ミグ、酸素などその箇所に適した溶接をしていきます。

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各パネル溶接が終了しました。溶接部分をサンダ―で処理し、ルーフや右のリアフェンダーなどを鈑金し、塗装する部分は仕上がりを良くする為に付属部品を取り外します。トランクパネルなどを仮組みし、ジグから下ろします。

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溶接部分や鈑金部分にをパテ処理し更にさび止めやシーラーなどの処理を加えて行きます。下回りにも石跳ねや雨などで錆びない為にシーラーを吹付けて新車時と同様に仕上げて行きます。


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