2.読み方に関する問題

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(正)(許)(△)(誤)のしるしの基準

(正)

規範的、標準的、一般的な形   国語表記の本則

(許)

現代仮名遣い・送り仮名の付け方など、国語表記の許容

(△)

やや一般的でない形  やや適切でない形  

(誤)

表記・用法上の間違い

 

(ら)

(182) らいはい(礼拝) / れいはい

(△)釈迦三尊(しゃかさんぞん)れいはい(礼拝)する。

(コメント:「礼拝」は、「ライ・ハイ(呉音+漢音)」とも「レイ・ハイ(漢音+漢音)」とも読む。前者は、「神仏を拝むこと。特に、仏教で、合掌したりひざまずいたりして拝むこと」をいう。「礼拝(らいはい)堂」は、寺院で本尊を礼拝するための堂のこと。後者は、「神仏を拝むこと。特に、キリスト教で、人間が神に出会い、崇敬の念を表す行為」をいう。「礼拝(れいはい)堂」は、チャペルのこと。したがって、仏教関係の釈迦三尊は「らいはいする」が適切な読みである。)

(183)(正)らんだ(懶惰) /(誤)らいだ

(誤)らいだ(懶惰)な生活で、このかけがえのない一生を無為に過ごしてはならない。

(コメント:「怠けて仕事などをしないでいるさま。怠惰。不精(ぶしょう)。ものぐさ」の意を表す「懶惰」(「嬾惰」とも)は、「ラン・ダ」と読むのが正しい。「懶」は「ラン」とも「ライ」とも読むが、前者は「おこたる。ものうい」、後者は「いとう。きらう」の意を表す。「惰」もまた「おこたる。なまける」の意である。つまり「懶惰」は、連語(=熟語の構成で、上下の二字が共通の字義をもつもの)ということになる。なお、「懶」は常用漢字でない。)