1.書き方に関する問題

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(正)(許)(△)(誤)のしるしの基準

(正)

規範的、標準的、一般的な形   国語表記の本則

(許)

現代仮名遣い・送り仮名の付け方など、国語表記の許容

(△)

やや一般的でない形  やや適切でない形  

(誤)

表記・用法上の間違い

 

(ら)

(366)(正)爛漫(らんまん) (誤)乱漫

(誤)春乱漫の季節も間近になりました。今年もまたいっしょに旅行に出かけませんか。

(コメント:「爛漫」は、多くの辞典に「花の咲き乱れているさま」とあり、その「乱」が頭に浮かぶためか、「乱漫」と書かれることがよくある。しかし、この表記は誤りで、「爛漫」が正しい。「爛漫」には「ありのままに輝き現れるさま」の意もあり、「天真爛漫(てんしんらんまん)」とも使われる。なお、「爛」は常用漢字でない。したがって、「春らんまん」「桜花(おうか)らんまん」「らんまんと咲く桃(もも)の花」といった仮名書きも多い。)

 

(367)(正)濫用(らんよう) (正)乱用

(正)行政に携わる者として、職権の乱用は厳に慎まなければならない。

(コメント:「職権のランヨウ」とは、(公務員などが)その役職・機関などに与えられている職務上の権限をむやみやたらに使うことを意味するが、本来の表記は「濫用」である。(「濫」は「みだりに」の意。)しかし、「乱用」も広く使われている。(「乱」は「みだれる。みだす」が本来の意。「乱戦・混乱・反乱」) 現在、ほとんどの国語辞典が「濫用」と「乱用」を併記している。「常用漢字表」の「濫」の例欄には「濫用」が載っているが、新聞表記は「乱用」である。)