2.読み方に関する問題

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(正)(許)(△)(誤)のしるしの基準

(正)

規範的、標準的、一般的な形   国語表記の本則

(許)

現代仮名遣い・送り仮名の付け方など、国語表記の許容

(△)

やや一般的でない形  やや適切でない形  

(誤)

表記・用法上の間違い

 

(あ)

(1)(正)青空のもと(下) /(△)青空のした(下)

(△)十月の第三日曜日、今年も会社恒例の運動会が雲一つない青空のした(下)で行われた。

(コメント:「青空のもと(下)」が普通。この「もと」は、「上に広がるものに隠れる範囲。支配や影響を受ける範囲」を意味し、「位置に関しての、した」の意ではない。)

 

(2)(正)あっこうぞうごん(悪口雑言) /(△)あっこうぞうげん

(△)彼は、自分を裏切った友人にあっこうぞうげん(悪口雑言)を浴びせた。

(コメント:「悪口雑言(=さまざまな悪(あく)たれ口)」の読みは、「あっこうぞうごん」が一般的。「あっこうぞうげん」も全くの誤りとは言えないが、「あっこうざつげん」とは読まない。)

 

(3)(正)あまつさえ(剰え) /(△)あまっさえ

(△)日が暮れ、あまっさえ雪も降ってきた。

(コメント:発音について。現在は「あまつさえ(剰え)」のほうが優勢。しかし、この語は「あまり」に「さえ(さへ)」の付いたもので、その促(そく)音便「あまっさえ(さへ)」が本来の読みといわれる。)