公共の福祉のために、私達一人一人が社会の会費として、税金を負担しています。

市民の方の理解が得られる、税金の使われ方を実現することが、中村に課せられた責務です。

これまでの私の指摘で、「不都合な真実」が明らかになり、「思い通りにいかなくなった」輩が「必死」です。

巨額の利権をまんまと懐に収めるか、私に追及されるかがかかっているため、刑法上の罪も厭わずに「必死」です。

別働隊も、ばれていないと思っているのは当人達のみで、悲哀さえ漂います(笑)

引き続き、市民の方のご意向を代弁して参ります。


 動画はこちらからご覧下さい。

副議長(高木明) 中村実議員。(拍手) 

[中村実議員登壇]

中村実議員 京成西船橋駅バス通りに関して質問いたします。

 バス通りと踏切の拡幅を強く要請し、今日に至っております。進捗状況の回答を求めます。

 職員研修及び任用について質問いたします。

 自衛官を退職された方を初めとする、身をもって災害と対峙してこられた方々の識見がいかに求められているか。私もこれまで議論を重ねてまいりました。浦安市では、陸上自衛隊を定年退職された方を防災課危機管理監としてお迎えしています。上越市に駐屯する第二普通科連隊長当時発生の中越地震に際しては、隊員の方々、関係者の方々と一丸となって、身をもって任を果たされた方でいらっしゃいます。防災を確かなものとする上で教えられることがいかに貴重であるかは言うまでもありません。

 職員研修所では、本年、危機管理監を講師にお招きして特別研修を実施しております。ちなみに、講師料はお支払いすることなく、交通費のお支払いもありませんでした。

 そこで、質問いたします。

 特別研修とはいかなる研修か、その位置づけについて。そして、講師をお願いした経緯。そして、当日の参加者数。以上の3点につきまして回答を求めます。

 60万市民にとっての安心・安全なまちづくりのためには、浦安市を初めとする多くの地方公共団体同様に、求められる方をいわゆるスーパーバイザーとしてお迎えし、防災の備えをさらに強化すべきと考えます。当該部門の設置と任用に関しまして、所見の回答を求めます。

 教職員研修について質問いたします。

 船橋市教職員組合主催の夏期研修に関して、船橋市教育委員会に対して後援の申請が出されたと聞いておりますが、事実であるのか否か、確認を求めます。また、もしも申請が出されたことが事実であれば、その申請を認めたのか否か、回答を求めます。

 教科書採択について質問いたします。

 教科書採択に向けました準備作業も現在進んでいるところであります。子供たちがどの教科書を手にとるかを決める極めて重大な役割が教育委員に課せられております。特に中学校の歴史教科書に関しては、子供たちに判断材料を提供する上で、学習指導要領に最も即した内容の教科書を採択することが重要な役割であります。安心して手渡せる教科書も採択される一方、相も変わらず勝者の論理の東京裁判史観にとらわれた教科書が各地で採択されている嘆かわしい現状でもあります。

 教科書採択の重責に関しては、教育委員長の出席を求め、所見の回答を求めるべきところですが、今回はあえて教育委員会事務局に2点質問いたします。

 教育長以外に4名の委員が認定されています。済みません、先ほど私、2点と申しましたが、1点に絞らせていただきます。教科書採択の任務がいかに重要であるか、事務局としてどのように説明してあるのか、回答を求めます。

 以上で1問を終わります。

[道路部長登壇]

道路部長(山本哲夫) 所管事項についてお答えいたします。

 都市計画道路3・5・31号西船橋駅印内線につきましては、国道14号交差点から京成踏切を越えた付近までの260メーターの区間、幅員12メーターで、平成22年度末完成を目標に整備を進めているところでございます。

 ご質問の現在の進捗状況につきましては、平成20年度末での用地買収率は約6割でございます。なお、平成21年度末では約7割に達する予定でございます。

 また、踏切の拡幅につきましては、早期整備すべく、その工事に必要な用地確保に全力で取り組んでいるところでございます。本年度において拡幅工事にかかわる電気設備等の移設及び設置について、京成電鉄株式会社と協議を進めているところでございます。

 以上でございます。

[総務部長登壇]

総務部長(上村義昭) 中村実議員から4点ほどご質問を受けました。

 ご質問の職員特別研修でございますけど、有識者やその道のスペシャリストをお招きいたしまして、全職員を対象にいたしまして講演会を実施することで、職員の視野を広げ、多面的な知識の習得を図ることを目的に実施しております。平成20年度につきましては、平成21年1月20日に実施いたしました、浦安市危機管理監の阿部金二氏による「新潟県中越地震の災害活動体験を語る」と、それから平成21年2月3日のシャネル株式会社リシャール・コラス氏による「経済統合とローカリゼーション」を実施しております。

 講師を選定した理由ということでございますけど、「新潟県中越地震の災害活動体験を語る」ということで申し上げますと、職員に平素から災害を意識してもらい、災害発生をイメージすることで、災害に対する認識を深めてもらうことを目的に実施したものでございます。新潟県中越地震に際して自衛隊の災害派遣の指揮をとった阿部金二氏を講師に、そういうことでお招きいたしました。11階の大会議室で約2時間にわたって行われた講演会では、被災地での人命救助、物資搬送、道路の復旧活動など、貴重な体験による講話があり、関係部局を初め、さまざまな職場から約150名の参加がございました。

 この研修の効果でございますけど、研修時に実施したアンケートでは、「自分にとって有意義な研修であった」「現場の生の声が聞けて、災害時に自分のやることが具体的にイメージできた」などの回答が多かったことから、本研修の目的でございます、平素から災害を意識してもらう、災害に対する認識を深めてもらうなどにつきましては、効果があったものというふうに考えております。

 最後に、専門部署の設置あるいは専門職員の設置ということでございましたけど、危機管理に関するご質問につきましては、これまで多くの議員の皆様からご質問をちょうだいしたところでございます。

 過去の答弁におきましても、平成10年4月の組織改正で防災課を市長直属の市長公室に移した事例、それから、平成16年の市民防犯課の設置、平成18年の児童生徒防犯対策室の設置の事例等をご紹介しながら、一元的な危機管理セクションの設置の検討、各業務の所管課において危機対応マニュアルの整備等を図ることなどの必要性についてもお答えいたしました。

 今後につきましても、引き続き一元的な危機管理セクションの設置や危機管理専門担当官の配置などについて、他市の状況等も把握しながら研究を続けてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

[学校教育部長登壇]

学校教育部長(阿部裕) 学校教育についてのご質問にお答えします。

 初めに、教職員研修についてのご質問でございますが、ご質問の船橋市教職員組合主催の夏期研修講座につきましては、6月1日付で後援承認申請書が提出されております。検討の結果、共催、後援及び協賛の承認に関する要綱に該当すると判断されることから、6月10日付で承認したところでございます。

 次に、教科書採択についてのご質問でございますが、教科用図書の採択につきましては、教育委員の方々に4月の教育委員会定例会において、文部科学省や千葉県教育委員会からの通知をもとに説明をさせていただいております。また、今後の教育委員会会議におきましても説明をさせていただく予定でございます。

 以上でございます。

[中村実議員登壇]

中村実議員 ご答弁ありがとうございました。

 教育委員各位には、それぞれの良識に基づいて、その任をしっかりと果たしていただけるものと信じております。採択の結果を今から心待ちにしておりますので、慎重審議をお願い申し上げます。

 公民館事業について質問いたします。

 「はさま自然ウォーク 野草を探しに」なる事業が飯山満公民館主催でことしの5月、6月と行われました。(資料を示す)チラシはこちらです。この事業に関心を持たれた方からも問い合わせもありましたし、私も公民館事業というものの実情の認識を深めるために、ちょうど日曜日の開催だったこともありまして、参加しようと情報を集めてみました。

 公民館事業のチラシの場合、講師または案内役の方の氏名が、どのような方であるかの説明もあわせて明記されるものでありますが、今回の講師または案内役についての記載はなく、当然、氏名の記載もありません。なぜこのような記載になったのかが疑問でありました。

 機会をとらえて事業を実地検証することも、議員としての大切な責務であります。また、先ほど述べた疑問を解消するためにも、あらゆる方向からの検証作業を漏れなく行わなければなりません。公民館事業のお知らせが広報に載る段階では、予定が詰まってしまっていることがほとんどです。

 そこで、質問いたします。

 この事業の講師の今後の起用の予定、7、8月はこの関係の事業は余り聞かないので、9月以降となるかもしれません。9月以降の起用の予定をお示し願います。

 続いて、公民館事業全般について質問いたします。

 講師謝礼は、源泉徴収を行った額が支払われているとの認識でよろしいか否か、回答を求めます。

 緑の基金について質問いたします。巨木・名木観察会について質問いたします。

 同様の機会は各地で多様に機会が設けられているにもかかわらず、17年度から始められました。市民全体の利益や公金支出の優先順位からしても、再検討を要するものと考えます。少なくとも、基金の経営状況に照らしてみても、多額の公金を支出してわざわざ講師を頼むことに市民の方々の理解は得られません。そもそも、給与を得ている緑の基金の職員や関係する職員が務めるのが当然であります。市民の方の理解が得られるような策を講じるべきと考えますが、所見の回答を求めます。

 また、講師料に関しては、渡し方はどうなっているか。当然ながら源泉徴収を行っていると思いますが、その点も念のため確認いたします。

 緑地に関しましては、この1問で持ち時間を使い果たしてしまう内容と膨らんでしまい、収拾がつかない状態のため、さらに情報を集めて整理をした上で、次回にじっくりと質疑を行います。

 子ども美術館について質問いたします。

 名誉館長に関する運営会議出席の謝金については、昨年の第1回定例会で指摘をしたとおりであります。1時間の会議に出席して20万円の支出を確認いたしましたが、市民の方の理解は得られません。公共の福祉を実現するために、私が問題提起をした後に要綱が改定されました。改定の前後での公金の支出額の推移の回答を求めます。

 以上です。

[生涯学習部長登壇]

生涯学習部長(須藤元夫) 公民館事業についてのご質問にお答えいたします。

 初めに、議員お話しの講師に自然観察指導の依頼を予定している事業といたしましては、9月から来年1月までの間に6公民館で7事業、計10回でございます。

 次に、講師謝礼は源泉徴収をしているかとのご質問でございますが、源泉徴収をした上でお支払いをしております。

 以上です。

[都市整備部長登壇]

都市整備部長(横山眞明) 所管事項についてお答えいたします。

 初めに、巨木・名木観察会事業の実施の問題でございますが、公益法人改革に伴い、緑の基金が実施しておりますすべての事業を対象に再検証していく考えでございますので、その中で、本事業につきましても、その意義や必要性について検討してまいります。

 なお、外部講師へ依頼することにつきましては、専門的な知識が必要であり、基金の職員では難しいものと考えております。

 また、講師への支払いにつきましては、観察会当日に直接支払っており、源泉徴収方式はとっていないとのことでございます。

 続きまして、アンデルセン公園子ども美術館に関するご質問でございますが、財団法人船橋市公園協会に確認いたしましたところ、要綱改定前は、謝礼として運営会議への出席1回につき20万円が限度でございましたが、平成20年9月の要綱改定後は、審議会への出席に対する報酬として日額9,800円に変更したとのことでございます。

 以上でございます。


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