議長(興松勲) 中村実議員。(拍手)   録画はこちらです。

[中村実議員登壇]

中村実議員 教育費でありますが、葛飾小学校の校舎の改築及び耐震改修に絞りまして、2点について伺います。

 お隣の西海神小学校に引き続くかのように、葛飾小学校の校舎の改築が行われます。子供たちはもとより、保護者の方々や地域の方にとりましても、まことにうれしいお知らせではないかと思うものであります。

 そこで、質問いたします。今回、2棟の校舎のうち、1棟が耐震補強、もう1棟は改築をするとのことですが、これらの工事の日程についてまずお伺いいたします。

 船橋市立葛飾小学校には長い歴史があります。現在では1,400人を超える児童が通っております。児童数に比べて学校用地と校庭が狭い現状があります。工事に伴いましては、プレハブによる仮設校舎が建てられるとのことであります。プレハブ校舎はどの位置に建てるのかを伺います。

 狭い校庭がさらに狭くなってしまうわけでありますから、あわせて伺いますが、工事中の子供たちへの安全対策はどのように考えておられるのか、このことも特に伺います。

 続きまして、全国瞬時警報システムにつきまして質問いたします。

 仏に魂が込められていなければ、その目的も達せられないと考えております。ミサイル攻撃に対しては、全国の自衛官の方々が警戒監視に24時間365日体制で備えてくださっています。おかげさまにて私たちも安心して日々を過ごしておられます。本市の場合でありますと、航空自衛隊習志野分屯基地において第1高射群第1高射隊の方々が日々お役目をお果たしくださっています。PAC3が配備をされていることによって、いかに穏やかな暮らしが営まれているか。ただただ頭が下がるばかりであります。市民の側の協力といったものにどのような形があるのか、私にはわかりません。しかしながら、いかなる協力も全身全霊で果たす決意であることだけは確かであります。

 ことしの4月5日の11時半ごろ、そして7月4日の8時ごろ、北朝鮮からミサイルが発射されました。飛翔体なる聞きなれない言葉を耳にしましたが、ロケットだと言う人もいたように思います。ロケットとミサイルの意味の違いは天と地の開きがあると思います。

 そこで、質問いたします。この飛翔体をミサイルと認識しているのか、それとも、まさかロケットとでも認識しているのか、回答を求めます。

[管理部長登壇]

管理部長(松本清) 議案第2号にかかわる中村議員のご質問のうち、所管事項についてお答えいたします。

 初めに、葛飾小学校の耐震化に関するご質問ですが、現場状況、工事の取り合い等から耐震補強工事を先行して行い、その後に改築工事に入ることと現在考えているところです。

 耐震補強工事の日程につきましては、平成22年の夏休み前より始め、平成22年度内の完成を目指しておりますが、詳細につきましては関係部署と協議してまいります。

 また、改築の日程につきましては、平成22年度中に新校舎の設計を完了させ、平成23年夏ごろより既存校舎の解体工事を行い、新校舎の着手は平成23年秋ごろを予定しております。新校舎の使用は平成25年4月からを予定しております。

 次に、仮設校舎に関するご質問ですが、耐震補強工事の日程にあわせて建設し、建設場所は校庭でありますが、校庭が最大限有効活用できるよう配置していきたいと考えております。

 最後に、工事中の安全対策に関するご質問です。子供たちの安全を第一に考え、工事場所周辺の仮囲いをすることはもとより、交通整理員並びに場内整理員を適切に配置し、安全対策には万全を尽くしてまいりたいと考えております。

 以上です。

[市長公室長登壇]

市長公室長(鈴木俊一) 議案第2号に関連したご質問にお答えいたします。

 Jアラートにつきましては、有事関連の情報についても住民の皆さんに伝達することとなっております。

 本年4月5日に北朝鮮より試験通信衛星名目でミサイルが発射されましたが、4月8日に全国市長会でも、この発射強行に対し北朝鮮によるミサイル発射に関する緊急決議を決定し、当時会長代理であった市長が政府に対し厳重対処の要請活動を行いました。市といたしましては、発射されたのはミサイルと認識しております。

 以上でございます。


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