朝鮮学校への補助金は打ち切りを!動画はこちらから。


議長(浅野正明) 中村実議員。(拍手)

[中村実議員登壇]

中村実議員 簡潔に質疑を行います。

 まず、市民協働事業について質問いたします。

 市民の方の公金が支出される場合、その中身を検証することは、私どもの務めであります。市民公益活動公募型支援事業採択結果一覧は、市民協働課のホームページのほうから見ることができます。一覧表の3つ目に、団体名、ふるさとまちづくりの会、事業名称、お休み処「かつしか」の設置とあります。

 現地を訪れて検証いたしました。代表者と話をいたしました。公金の支出とはどういうことなのかに始まり、大東亜戦争とはどのような戦争であったのかに関しても議論をいたしました。代表者のその後の予定の時間が迫り、じっくりとお話はできませんでしたが、機会を改めてゆっくりお話しいたしましょうと見送りました。当番の方がかわった室内を検証しました。来場者が自由に手にとれるように配布されている印刷物の中には、「西船かつしか九条の会だより」なるものも含まれていました。公金が支出されていないのであれば、私の領域で何をやろうとも大いに結構なことです。しかしながら、市から支援金を受ける対象であれば、果たしていかがなものであります。代表者が不在だったため指摘できませんでしたが、私は私で厳重に抗議するべく訪ねる予定です。市としては、このような事実をどう認識し対応するのか、見解をお示しください。(「当たり前じゃないか」と呼び、その他発言する者あり)

[企画部長登壇]

企画部長(金子昌幸) 市民協働事業についてのご質問にお答えをいたします。

 市民公益活動公募型支援事業につきましては、船橋市市民公益活動公募型支援事業実施要綱第3条第2項の規定におきまして、宗教活動や政治活動等を目的とする団体は、支援対象者から除かれることとなっております。ご指摘のありました件につきましては、当該団体の活動目的等に照らして、本要綱の規定に沿って適切に対応してまいりたいと思っております。

 以上でございます。

[中村実議員登壇]

中村実議員 続きまして、千葉県朝鮮学園振興協議会に関して質問いたします。

 同協議会の事務局が本市の教育委員会から移って久しくあります。このことは大変重大であります。この協議会に加盟しているほかの市が、市民の方の理解を得られないとして脱退が相次ぎ、負担を打ち切ってきました。本市の場合、発足の経緯に照らしてみても、みずからが脱退するわけにもいかない苦悶にさいなまれていたのではないかと私は思うものであります。

 そこで質問いたします。名実ともに事務局機能は移転しているのか否か、回答を求めます。

[学校教育部長登壇]

学校教育部長(阿部裕) 所管事項についてご答弁申し上げます。

 千葉朝鮮学園振興協議会の事務局につきましては、平成21年度より会長市が千葉市になったことに伴い、事務局も船橋市から千葉市へと変更になりました。

 以上でございます。

[中村実議員登壇]

中村実議員 事務局機能が移転したのであれば、次は協議会の脱退、そして市民の方の理解が得られない負担の打ち切りも断る理由がなくなったと言えましょう。朝鮮学校への来年度からの負担の打ち切りを強く要望いたします。

 続きまして、負担金算出の根拠となる在籍者の確認方法につき質問いたします。以前と現在とでは、確認方法がどのように改善されたのか、改善と言うにはほど遠いかもしれませんが、どのように改めたのか、回答を求めます。

[学校教育部長登壇]

学校教育部長(阿部裕) 再質問にお答えをいたします。

 朝鮮学園の在籍者数の確認の仕方について、以前と現在との違いについてということでございますが、以前は、朝鮮学園から振興協議会に提出された在籍児童生徒数報告書の人数を基準として、各種の負担金額を算出しておりました。平成21年度より助成事業のさらなる適正化を図るため、在籍児童生徒の氏名、住所を住民基本台帳、外国人登録で確認を行っております。

 以上でございます。

議長(浅野正明) 以上で、本日の一般質問は終わりました。


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