朝倉幹晴が、シンチレーション式の放射線量測定器を、地面に直に置くなど、不適切な方法で計測した数値を発表しました。

あり得ない測定方法と言う重大な事実を、当人が申告しなかったため、情報を受け取った側は後になって「まさかそんな測定方法だったとは!」でした。

世田谷の民家床下で発見の瓶による高放射線騒ぎが、福島第一原発に起因するのではと、まだ思われていた時期に重なっていたため、騒然となりました。

この時期に、身近な公園や子供の集まる施設ではなく、本人が「遠い」と言うアンデルセン公園=人気有名施設で測定をした理由は・・・ご想像の通りです。

以下の質疑の動画は、
こちらの9分18秒から始まります。

[中村]

風評被害について質問致します。

 10月12日に、アンデルセン公園で、市民団体なる者達が、放射線量を測定し、発表したことによる風評被害についてであります。

 市民団体なるものの中心は、この議場にいる議員であり、その目的は容易に察するものであります。

 あり得ない測定方法による、数値による被害は、10月14日から本格的に拡大致しました。

 先ず、農産物の価格に及んだ影響に関して質問致します。

 近隣の農家の方々の出荷先は様々ですが、船橋産と言うだけで、ただそれだけで、価格は下落したとのことでした。

 事態を引き起こした議員への怒りの声は、多く聞かれました。

 農水産課として、被害の状況を把握していると思いますが、結果の回答をご説明願います。

 農水産課の役割について質問致します。

 農家の方々からは、風評被害の実態を、農水産課で集約し、損害賠償請求を取り纏めるべきだとの、ご指摘もありました。

 農水産課としては、先ずはアンケート調査を実施し、損害の実態を把握すべきであります。

 所見の回答を求めます。

 以上で2問終わります。

[経済部長]

 農産物に関する風評被害の件で、ご質問いただきました。

 アンデルセン公園で、放射線の、空間線量の報道がございました。

 その時点で当然、市としましても、農産物への風評被害への危倶と言いますか、大変心配だと言うことで、その後すぐ調査をしましたけれども、その報道の後ですね、生産者あるいは消費者から心配の声がたくさん市に寄せられました。

 この風評被害の影響が、極力出ないようにと言いますか、そう言う失敗があると言うことで、アンデルセン公園の隣にあります、農業センターの圃場、ここで野菜を試験的に生産しておりますが、そこで急遽検査を実施致しました。

 品目は、大根、人参、キャベツでございますが、結果は全て不検出と言うことで、これについては直ちに公表致しました。

 市場価格への影響ですけども、これはJA東葛それからJA市川の両農協に問い合せたところ、情報が流れた以降、若干の下落が見られたと言うことですが、これは例年に比べて今年は気温が高く暖かい日が続き、作物の生育が順調だったことも、要因の一つとして考えられ、原因を特定するのは難しいと言うことでございました。

 それから、今回の件について、アンケート等を実施したらと言うことでございますけれども、今回の件に限定してですね、アンケートを実施すると言うことは考えておりませんけれども、3月11日以降に受けました風評被害全般については、今もJA等で調査をしておりますが、今後もJAの協力を得て、市も情報収集に努めたいと考えております。

以上です。

[中村]

 3問目となりますが、アンデルセン公園が被った損害について質問致します。

 10月半ばから11月いっぱいにかけては、陽気もよく、来園者が多い時期であります。

 駐車場に並ぶ多くのバス、特に幼稚園児や小学生が乗ったバスを見ると、遠足シーズンの訪れを実感したものであります。

 ちなみに、10月の第4日曜日は、無料開放デーでありまして、いつもに増して賑わう日曜日であります。

 指定管理者である公園協会は、放射線量を測定して発表し、来園しようと計画する方々に、安心であることをお知らせしていました。

 遠足で訪れることを楽しみにしていた子供のがっかり感は、如何ばかりかであったかと思います。

 そして、急遽行き先を変更せざるを得なかった、引率の方々の大混乱は、察するにあまりあります。

 団体利用者、一般の利用者への影響を回答願います。

 また、客観的な数値として、損害額は算定が可能です。

 損害額は幾らであったのか、回答願います。

 その当時ですね、アンデルセン公園で日々頑張っている方々の、姿が目に浮かびました。

 3月11日以降、海浜公園の被害に続き、今回の被害による動揺は、甚大であったと思います。

 職員の方々から耳にしている例を、お聞かせいただきたいと思います。

 また、対応に追われ、業務量も増大していたかと思います。

 対応の様子につきましても、お聞かせを願います。

 

 損害賠償請求について質問致します。

 因果関係が明確である以上、原因者である議員に、賠償をさせないと言うことは、損害額を市民に転嫁することに他なりません。

 このようなことは絶対にあってはならないことであります。

 可及的速やかに、市民団体即ち議員に対して賠償を求めるべきと考えますが、所見の回答を求めます。

 以上です。

[都市整備部長]

 中村議員の3問にお答え致します。

 アンデルセン公園の放射能問題について、大変お騒がせしました。

 市民団体が行った測定結果の報道を受けまして、市として再度、放射線測量の測定を行いまして、指定管理者である財団法人船橋市公園協会では、放射線低減の対策をその日に実施した訳でございますが、局所的な個所があったにも関わらず、アンデルセン公園全体で汚染されていると言う印象を、利用者に与える結果となった事は、市としましても大変残念に思っているところでございます。

 先ず1点目の、団体利用者、一般利用者への影響、損害額はと言うことでございます。

 議員が今おっしゃっていましたように、この季節は10月と言うことで、遠足等の団体利用が多い時期でございます。

 10月14日から11月25日迄の予約の状況は、バスの事前の予約台数409台、来園者予定者数20,246人に対しまして、キャンセルは、バスが299台、キャンセル率にしますと73.1%。

 人数でいきますと、15,797人がキャンセルでございます。

 キャンセル率78%となっております。

 これに伴う損害額と言うことですが、なかなか一般の入園者の損害額は、なかなか天候で出せませんので、今の団体利用に関わる損害額と言うことでご答弁させていただきますが、入園料と駐車料金だけで、4,340,630円になります。

 また、一般の入園者の影響ですが、毎年、先程議員がおっしゃっていましたように、10月の第4日曜日には無料開放デーとして、やっています。

 これで比較しますと、昨年の平成22年10月24日は曇りでしたが、8,705人でございました。

 今年23年の10月23日は、曇りのち晴れで、前年度と同じような天候でございましたが、2,142人で、前年度に比べ6,563人の減、75.4%の減でございました。

 続きまして、職員が心理的実害、対応にあたっての苦労の例示と言う話がありました。

 アンデルセン公園を管理運営しております、財団法人船橋市公園協会からは、次のような報告を受けてございます。

 アンデルセン公園では日頃から、より安全に安心してご利用いただける公園を目指しまして、管理運営に日々努力している中、3月11日の東日本大震災による、三番瀬海浜公園の液状化の被害があり、また、この度のような出来事があり、ショックと憤りを強く感じていると言うことでございます。

 また、来園者が集まるエリアを中心に、市と協力して、震災直後から放射能の測定を行っております。

 その行った矢先ですね、一連の報道がきっかけで、あたかも公園全体が高レベルの放射能に汚染されているかの様な、苦情や意見等が後を絶たないと言うことで、更にショックを受けていると言うことでございます。

 苦労の例示と致しましては、報道がありました日から2週間から3週間は、一日中、市内外からですね、電話やメールによる問い合わせや苦情、また、報道関係者への対応に追われて来たと言うことでございます。

 この他にも、年間パスポート、市内の方にですね、今年から割引制度を使っていますが、そう言う年間パスポートや前売り券の返金に関する要望がありまして、この対応に追われたと言うことを聞いております。

 最後に、損害賠償を求めると言うご質問でございます。

 市民団体が行った測定結果の報道により、10月14日から団体のキャンセルをはじめ、入園者数は大きな減少になっていること、これに関わる対応などもあり、影響があったことは事実でございます。

 これらを賠償請求する事については、財団法人船橋市公園協会は、顧問弁護士に相談していると言う風に聞いております。

以上でございます。


動画はこちら

[池沢敏夫]
議長、議事進行についてなんですが。

[副議長]どうぞ。

[池沢敏夫]
 ただいまの質疑をお聞き致しまして、あたかも風評被害が、市民団体が一生懸命調査をしていることが、そして、しかも、それが議員が問題で、その議員に損害賠償するべきだと言うようなね、質問だった。

 そして、答弁が、確かに被害はあった。

 だけれども、放射線のレベルが問題で市民が心配をされている状況から、入場者が減ったと言う事実はね、解るんですけれども、市民の命、生命、財産を守るために一生懸命活動している行政の側と合わせて、議員の側も調査活動を、損害賠償の対象にするような、しなきゃならないような質問はね、断じて容認出来ません。

 従いまして、ご本人の発言の訂正ないし取り消しを求めたいと思いますので、宜しくお願いを致します。

[副議長]
 今、議事進行、池沢議員の方からございましたが、本会散会後に議運を開いて行いたいと思います。

 それでよろしいでしょうか。

[池沢敏夫]
 事は重大なことなんですね。

 私は議事の進行を、この後の進め方について提起をしたんです。

 議員が、損害賠償の何か対象であるが如きね、質疑が行われていることを、このまま容認出来ない。

 従って、議事の進行についてを問題提起してるんですから。

 終わった後の始末の問題じゃないでしょう。
 
 先ずこの場で、質問者の答弁を、あ、質問者の質疑の内容を精査をして、本当に正しいと考えるのかどうか決めていただかないと、後の審議に我々ね、応じる訳にいきません。

 そう言う思いで、議事の進行を、に、異議があると言う、このまま進めるのに異議があると言う意味で提起をしておりますので、即座にこの後の進め方についてご協議をいただきたいと思います。

[副議長]
 少々お待ち下さい。

 ただいま協議させてもらいましたが、先程のご答弁通り、本会散会後に議運を開いてやりたいと思っております。

[池沢敏夫]
 議事の進行について。

[副議長]
 どうぞ。

[池沢敏夫]
 普通はねえ、議事録に残すためにはねえ、手を挙げている人間に対してねえ、きちっとね、氏名を、で、あの、なんか発言を許可すべきなんですね。

 どうぞはねえと思う・・・。

 つまり、それはともかくとして私はね、このことの重大発言をそのまま容認して、以降の審議に参加する気になれないんですよ。

 従って、この後退場したい思いで、休憩を取ってくんねえか、そして協議をしていただきたいと言う、議事の進行を申し上げているんですよ。

 それを後にしてくれって言うご答弁は、先程議長から聞きましたけど、後ではない問題だろうと言う指摘をしてるんで、それについてね、なお同じ答えでは承認出来ません。

 私としては了承出来ないと言うことを申し上げて、再度のご検討をお願い致します。

[副議長]
 ただいま議事進行について、池沢議員からございましたが、先程答弁した通り、本会散会後に議運を開いていきたいと思っております。


 じゃ、次、進みます。


動画はこちら

[議長]
 会議を開く前に、議会運営委員長から、昨日の議会運営員会の結果についての説明があります。
 
 議運の委員長。

[議会運営委員長]
 私から、昨日本会議散会後開かれた、議会運営委員会での協議について、ご報告を致します。
 
 昨日の本会議において、中村実議員の一般質問終了時に、池沢議員から、議員の調査活動を損害賠償の対象とすべき、とした中村実議員の発言の訂正ないし取り消しを求める、との発言がありましたので、このことについて、各会派の委員の意見を求めたところ、この要求に賛同されたのは、市民社会ネットの1委員のみであり、みんなの党の委員を除く他の全ての委員から、訂正発言取り消しの必要無しとの発言がありました。

 なお、みんなの党の委員は、態度を明らかにされませんでした。

 よって、池沢議員の要求については、却下することと決しました。

 以上です。


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