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○中村

西船橋駅北口広場改修に関しまして、質問致します。

 これまで好余曲折を経て参りました。

今後の改修の予定について、回答願います。

 図書館についてでありますが、特別図書整理期間。

過去5年間、日数の推移はどのようになっているのか、回答をお願いします。

 またですね、旧、これ、図書館のホームページに出ているんですが、旧特別図書整理期間と、新しい特別図書整理期間の日数が、大幅に異なっております。

この理由は何か、回答を求めます。

 続きまして、教科書採択に関してでありますが、所謂歴史問題を原因として、在外邦人、特に在米邦人が置かれている、極めて不利益な状況を認識しているかどうか、回答いただきたいと思います。

 この問題はですね、政府に対しては、邦人の保護に万全を尽くすように求めて参りますが、やはりですね、我が国において、どのように認識をされているのか。

どれだけ、特にアメリカのグレンデール市にいるような、グレンデール市におられる方々が、どれだけ大変な目に、今、遭わされているかと言うことについて、認識が非常に疎い、または心許無い状況があるからこそ、敢えてお尋ねするものであります。

 続きまして、男女混合名簿に関しまして、質問を致します。

 13年9月28日付、こちらに通知がありますが、ジェンダーフリー教育の推進につきまして、県教育長通知が出されています。

こちらの通知が出される以前と、出された以後の、市立船橋高校の名簿の変遷について、回答願います。

 またですね、市立船橋高校では、男女別となっている名簿もあるやと思われます。

どのような名簿について男女別となっているのか、回答をお願いします。

 あとですね、では、まずそちらで第1問といたします。

○議長

ちょっと通告の教科書のところが、教科書との関連が全然判らないんですけど。

○中村

これですね、その後の教科書採択に関して、専門調査員の方々が、各学校の先生方が専門調査員として調査を行うんですが、それについて、この認識があるかについて、敢えてお尋ねしようと思いまして、その前段と思っていただければと思います。

○議長

あっ、そうですか、はい、わかりました。

道路部長

所管事項につきまして、ご答弁申し上げます。

 現在のJR西船橋駅前北口広場は、バスバースが島型というんですか、島形状になっておるため、歩行者の車道横断が極めて多く、バス、タクシー等と輻輳し、非常に危険な状況である、このことから、乱横断防止とバリアフリー化を目的として、広場改修計画を策定をしているところでございます。

 今後につきましては、改めて駅前広場改修に向けた地元町会、商店会、バス会社、タクシー協会に参加をしていただき、意見交換会を、今年度開催する予定でございます。

 この意見交換会の中で、駅前広場に必要な機能等につきまして意見をいただき、広場改修計画の合意形成を図った上で、整備を行って参りたいと考えております。

 以上でございます。

○生涯学習部長

 図書館のご質問にお答え致します。

 先ず、年1回行っております、特別図書整理期間の過去5年間の日数の推移でございますが、平成21年度は、市内の図書館を2つのグループに分け、分けて実施しております。

西図書館及び共同書庫がございます北図書館でそれぞれ8日間。

中央、東、移動図書館並びに公民館図書室でそれぞれ6日間でした。

 平成22年度以降は、より正確な蔵書確認を行うため、全館一斉に実施しております。

22年度は6日間、23年度は5日間、24年度は7日間、25年度は5日間でした。

なお、年度による日数の違いは、北図書館併設の共同書庫の実施が異なるためでございます。

 次に、旧新の日数のご質問でございますが、今年度の特別図書整理期間につきましては、来年3月中旬に、11年が経過した図書館システムの更新作業を終えた後に、特別図書整理を続けて実施致します。

システムの更新作業に8日から9日間を要し、その後、5日間の特別図書整理を致しますので、概ね2週間程度を見込んでおります。

 新旧の特別図書整理期間と言うことではなく、日数の増加は、図書館システム更新によるものでございます。

 以上でございます。

○学校教育部長

 所管事項について、お答え致します。

 初めに、教科書採択に関するご質問ですが、米国在ロサンゼルス日本国総領事館のウエブサイトにおいて、在留邦人向けに「歴史問題に端を発する邦人の方の被害に関する御連絡・御相談について」と題して、連絡・相談を受け付けていることを承知しております。

 次に、市立船橋高等学校の男女混合名簿についてですが、平成13年度までは男女別名簿を使用し、平成14年度から男女混合名簿を使用しております。

男女別になっているのは、体育実技等の授業、健康診断等の保健関係、トイレなどの掃除当番や校外行事、進路関係の資料などの名簿となっております。

 以上でございます。

○中村

北口広場、今後の協議の予定は判りましたが、ただですねその事業の着手に当たりましての財源の確保、嘗てのまちづくり交付金に相当するような交付金が、今後検討されるかどうかは定かではありませんが、補助事業としての事業化が可能なのか、その辺り、どのようにお考えなのか、見解を回答願います。

 続きまして、図書館なんですが、図書館にとりまして、図書整理と言うこと、図書整理と言う作業が如何に重要であるかと言うことは、私も認識しておりますが、ただその、図書整理、特にその、何故これだけその、図書館閉めてしまうのか、閉じて作業しなくちゃいけないのか、その必要性についてですね、説明が不足しているのではと、常々感じています。

改めてですね、市民の方々に周知の方法については、再検討を求めるべきだと思いますが、どのようにお考えか、見解の回答を求めます。

 それでですね、教科書採択に関してなんですが、その、グレンデール市をはじめとする在米邦人の方々が置かれている不利益な状況、まあこれ、ロサンゼルスの領事館のウエブサイトでご覧になっていると言うことなんですが、小学校の教科書採択は7月28日の教育委員会議で完了したんですが、来年の8月に、中学校の歴史教科書の採択があります。

 この今ですね、在米邦人が置かれている極めて危機的な状況について、来年、中学校の歴史教科書採択に当たって、重要な役割を果たすのが、専門調査員の方々だと思うんですが、今現実に在米邦人が置かれている危機的な状況について、認識することを怠らない、バランス感覚を持って、多様な情報を収集するような方が専門調査員に任命されると、理解してよろしいでしょうか。

その辺り回答願います。

 さらにですね、市立船橋高校での名簿の状況、如何に不都合が生じているかと言うことは、言わずもがなであります。

 そしてですね、その、わざわざその名簿を複数作ると言うですね、まあこう言うその、もっと優先すべき事態、もっとですねその、生徒に心を砕いていく上で、順番がどうもこれはおかしいんじゃないのかなと、私は常々思っております。

 でですね、まあ、いずれ是正されるとは思ってはいるんですが、それではまあ、市立船橋高校の名簿の問題、この問題はさておきまして、それでは、中学校での名簿の現状はどのようになっていますでしょうか。

回答願います。

 以上で2間終わります。

○道路部長

2問目にお答えを致します。

 広場改修整備の事業化に当たっての財源確保につきましては、現在、国土交通省が所管する社会資本整備総合交付金の内、当該改修事業への活用可能な交付要件等について、県と関係機関と協議をして参ります。

 以上でございます。

○生涯学習部長

 第2問にお答えいたします。

 特別図書整理期間では、図書館にある全蔵書を、所蔵データと突合し、所在不明の図書の洗い出しを行っております。

蔵書検索の正確さや、適正な蔵書構成を確保するために、このような作業が必要になっているものでございます。

 特別図書整理の必要性につきましては、システム更新の日程が決まり次第、丁寧に説明し、広報して参りたいと考えております。

 以上でございます。

○学校教育部長

2問目にお答え致します。

 初めに、教科書採択についてですが、専門調査員につきましては、教育に関して豊富な経験を有し、教科用図書について識見を有する校長、または教員に委嘱することとしております。

 従いまして、各教科等の専門性は元より、幅広い知識とバランス感覚に優れた先生方に調査研究をお願いして、その報告を受けているところでございます。

 次に、中学校の名簿についてですが、全ての市立中学校、市内の中学校が男女別名簿になっております。

 以上でございます。

○中村 

ご答弁有難うございました。

 えっとですね、特別図書整理期間のお知らせにつきましては、丁寧に宜しくお願い致します。

 で、ですね、特に今回の特別図書整理期間の場合ですと、更新されるシステムの構築等々を考えますと、これですね、3月中旬とならざるを得ない事情は解らないではないのですが、しかしながらですね、春休み前の利用者への影響が心配されます。

時期についてですね、やはり影響を考えて、ちょっとこれ調整を図るべきではないかと思いますが、所見の回答を願います。

で、ですね、あと、教科書に、教科書採択に関してですが、特に中学校の歴史教科書。

歴史的な事実に最も即した教科書が、調査研究の結果、これ、調査研究報告書として出される訳でありますが、報告されるとの認識でよろしいでしょうか。

見解の回答を求めます。

 で、さらにですね、名簿に関してでありますが、まあ恐らく、市立船橋高校も中学校と同じような形で、男女の特性が尊重された、男女を区別された名簿となるのは遠からずだとは思うんですが、ただこのですね、考え方の1つ、特にこのジェンダーフリーの考え方なんかそうなんですけれど、男女混合名簿とすることで、男女共同参画が達成されるとお考えなのか、所見の回答をお願いします。

 以上で質問を終わります。

○生涯学習部長

 第3問にお答え致します。

 図書館システムの構築にある程度の期間が要することが見込まれますことから、今年の特別図書整理期間につきましては、来年3月の中旬を予定しております。

児童生徒、学生の方の春休みには影響が出ないように、今後、受託業者と調整し、貸出冊数の増冊や、期限延長などの対応をして参りますが、どうしても利用者の方にはご不便をお掛けしてしまいます。

新たな図書館システムの導入により、図書館サービスの向上が図られますので、ご理解とご協力を宜しくお願いしたいと思います。

 広報につきましては、十分丁寧に説明して参りたいと思います。

 以上でございます。

○学校教育部長

第3問目にお答え致します。

 教科書採択に関するご質問で、歴史的事実に最も即した教科書が、調査研究の結果、報告されるとの認識でよいかとのお尋ねでございますが、歴史教育において、事実に基づいて教えると言うことが重要であることは、言うまでもありません。

 しかし、何をもって事実とするかと言う点で、様々な見解の違いから、論争となっていることもあります。

教科書の調査研究に当たっては、歴史的事象についての記述は元より、様々な角度から詳細な

検討を行い、総合的に比較検討した上で、適正に報告されるものと認識しております。

 次に、男女混合名簿についてでございますが、男女共同参画社会の実現は、重要なことであると認識しております。

 学校教育においては、児童生徒の男女平等意識を育成して、性別による不平等や差別がない人権を尊重する教育を推進して行く必要があります。

 従いまして、男女混合名簿だけで、男女共同参画が達成されているとの考えはございません。

 以上でございます。

 


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