名古屋に行ってきました
(平成12年5月版)


名東区藤が丘138−1。この地番は横浜市ではなく
愛知県の名古屋市です。かつて転勤族として暮らした
この街は、自由が丘+元麻布+下北沢+美しが丘に京王
多摩センターを足して5で割ったような素敵な街。
(ちょっと褒め過ぎかな?)
「名古屋人」としての名古屋分析は
今も尚、私のライフワークです。
名古屋と言うところは、海と山がとても近くて、
両方とも車で1時間も飛ばせば着いてしまいます。
しかも、かなり本格的な海と山です。
海はやっぱり知多の海。
知多半島道路を飛ばせば都心から40分。
仕事を終えた金曜の深夜からよく出掛けたものでした。
いまでも、名古屋に行けば、必ず行きます。
第二の故郷愛知の原点、それは知多半島なのかも知れません。

新しく出来たツインタワー
高島屋や東急ハンズ
も入っています。


さてさて、今回は名古屋名物の数々をご紹介しましょう。
名古屋の人はとっても喫茶店が好きです。
私の知人友人の中には、珈琲マニアとも言える面々がずらり。
とにかく喫茶店に繰り出して行きます。
休みの日など、1日に3〜4回は喫茶店に行っているようです。



●愛知県を中心に「コメダ珈琲店」と言うチェーンがあります。
ここの名物は「シロノワール」というデニッシュ風のパンの上に
ソフトクリームが渦を巻いて乗っているという、
ボリュームたっぷりのデザートです。一人で食べるのははっきり言って無理。2〜3人で協力して制覇するのがよいでしょう。
(「シロノワール」を覚えておいて損はありません。名古屋の人と知り合う機会があったら、ひとこと「シロノワール」と呟いてみてください。かならずその人とお近づきになれますよ!)
プリンにも珈琲ゼリーにもこのソフトクリームが乗ってきます。かなりお得な気分です。
今度名古屋に行った時は必ず写真を撮って来ます。お楽しみに。


●名古屋名物として、最近めきめき頭角をあらわしているのが
「ひつまぶし」ではないでしょうか?
今回は「蓬莱軒」と言う、評判のお店に行って来ました。
細く刻まれた蒲焼とアツアツのご飯にタレがよく染み込んでます。
一膳目は普通に食べ、二膳目はさっぱりと薬味をのせて食べ、
三膳目は独特のおだしをかけてお茶漬け風にしていただきます。
「え?うなぎでお茶漬け?」と思われるかもしれませんが、
これがおいしい。私はお茶漬けが一番好きですね。
実際は四膳くらい取れるので、かなりボリュームがあります。
・・・ひつまぶし ¥2300


「製氷問屋」かき氷

地下鉄覚王山・日泰寺参道の入り口にある、小さな(失礼)お店。
ここのかき氷は、一年中食べられます。
宇治金時がお勧め。自家製のあんこは甘すぎず、とろりとして、とても美味。そして、ここのおばちゃんがとっても気さくでよい人。
たまにしか行かない私の顔もしっかり覚えてくれてるのが感激。
その他に、お好み焼きやみそおでんもあります。
東京からわざわざ食べに来る人も多いらしいですよ。


中京テレビ「PS.愛してる」(日曜夜10:30〜11:30)

これは私の一番好きな名古屋の番組でした。
(今でもやってますけど。)
この番組が終わると、「あ〜明日は月曜日か〜」という、悲壮な気持ちになったりもしましたが。。。サザエさん状態の始まる時間は名古屋では少し遅めかも。
高田純二と上沼恵美子が司会。メイン企画は名古屋グルメの探索。大抵何か食べに言ってるという感じ。
で、この食べ物企画のときに欠かせないのが「恩田アナウンサー」です。既にお子さんもいらっしゃるんですが、
これがなかなか、どうして。名古屋では大食いアナウンサーとしてつとに有名です。
取材に行ったお店で出されたものは、絶対残さないと聞いたことがあるんですが、本当でしょうか?


PSのホームページはこちら  http://www.ctv.co.jp/gourmet/index.html



桜米軒「波まくら」

意外に知られていないのでは?と思うのがこのお菓子。
生せんべい(ってわかりますか?)を更に薄くしてやわらかく加工したものに、添加物の入っていない粒あんが包まれています。
おいしくて、どんどん食べてしまいます。
南知多名物の素朴でおいしいお菓子です。
内海の浜辺は私のとっておきのコートダジュール。
 To the city lights.
名古屋の政財界人の奥座敷の側面もあり、レースのカーテンで車内を閉ざしたセンチュリーも散見。
 しかしあのクルマの走りのよさは何なのだろう? 速い。
こんな夜はプルメリアのThe main barでウーロン茶。下戸の私、でもいける口でしょうと言われるのが辛い。響をカーッとやっているように見えるようで、三つ向こうの席で上品な麻に身を包んだ女性の視線が、私に熱く注がれる。
・・・なんて。波まくらから広がる妄想でした。失礼しました〜。

最初の頁へ