4月某日
平成の「焚書坑儒」だ!

西図書館(私も含めたある世代以上の方はつい「西船図書館」)での大事件。
541冊もの本が、担当者の判断で廃棄処分にされた事実が発覚した。
全国紙の一面で大々的に取り上げられて以来、教委に衝撃が走っている。
事実関係を知れば知るほど、その恣意的な行動に怒りがこみ上げて来る!

西船の「始皇帝」の犠牲になった著(編)者と著作は、数があまりにも多いため、
とても書き出すことが出来ないが、参考までに下記の通り例示をしたい。

小林よしのり/井沢元彦 朝日新聞の正義
新しい歴史教科書をつくる会 新しい歴史教科書をつくる会と言う運動がある
西部邁 私の憲法論-日本国憲法改正試案- 
藤岡信勝 教科書が教えない歴史
西尾幹二 沈黙する歴史
高橋史朗 教科書検定
渡部昇一 そろそろ憲法を変えてみようか
福田和也 なぜ日本人はかくも幼稚になったか
呉善花他 日本の驕慢(おごり)韓国の傲慢(たかぶり)
坂本多加雄 歴史教育を考える-日本人は歴史を取り戻せるか-
小室直樹 国民のための戦争と平和の法-国連とPKOの問題点-
岡崎久彦 自分の国を愛するということ
日下公人 誇りなくば国立たず
長谷川慶太郎 中国発の危機と日本
谷沢永一 男冥利・・・・・・・・・・・・・・・・・・合計541点金額で499,235円!

上記541点には、司馬遼太郎氏の「街道をゆく」も12点含まれています。
某新聞社OBの保守系文化人として、紙面に登場することはあっても・・・・
開いた口が塞がらないと言うのは、当に今回の事。 呆れる他にありません。

これだけ客観的な「証拠」がありながら、「古くなった」「貸出し回数が少ない」
ことが「焚書」の理由であって、「政治的・思想的な背景は無かった」だなんて、
子供だまし以下の駄弁を教育委員会は弄している。

最大の「被弾圧者」の西部邁氏に至っては、上記の他にも「剥がされた仮面-
東大駒場騒動記」「破壊主義者の群れ」「マスコミ亡国論」「国家と歴史」「経済
倫理学序説」等々、43冊を破棄されてしまい、現存する著書は1冊のみ!

「貸出しが少ないから」と言うのであれば、その頻度のデータは?と問えば、
「年度が変わったので簡単には取り出せない」。 わたしゃあ固まっちゃった。
例を挙げてみるが、西部氏の「国民の道徳」は、一昨年の刊行で、私自身書店
の平積みに並ぶ同書を購入した。 話題性にも富み、今も書店に並んでる。
図書館の同書受入日が12年の11月24日で、「処理日」は翌13年8月15日。
一切理由にならない言い訳であることは、一事が万事でお判りですね。

まあこの問題は私も徹底的に追及しますが、腹が立つのは実行犯達です。
確信犯である以上「思想的に気に食わないので燃やした」とでも名乗り出るなら、
まあ「天晴れ」ですが、事情聴取では「守り」に徹しているって言うんですから。

私達の血税で購入した書籍は、55万市民の共有財産です。
「焚書坑儒」に憤ると同時に、「私達の納めた税金の無駄使いは許さない!」

4月某日
星野阪神ひょっとして!?

プロ野球を始めとした野球と疎遠になって久しい。
甲子園が近付いて来ると、市船の出場を熱望して、仕事も手につかない。
好きな球団を尋ねられるが、実際のところ「よくわかんない」が正直なところ。

大阪支社にいた時分、道頓堀川に「カーネル人形」が!
友人も勢い余り飛び込み、財布は川底。カンパをし合った事も思い出される。
ミナミの綾乃ママが「今夜は監督のおごりや!」と絶叫していた光景も。

「同伴出勤」を求められる甲斐性は、残念ながら全くなかったけど、定休日の
ある晩、元町に買い物に来ていたJちゃんから電話があった。
六甲の家々の灯りと港を行き交う貨物船。そしてポートタワーさえ見下ろす
「ピアクリスタル」今夜もハーバーウエイを走る車のテールランプがきれいだ。

「知っとう?」今日日なかなか耳にする機会も少ない、純正神戸弁。
真似しようとも元々思わなかったし、「アナウンサーみたいやな!」と言われて
も、「???」で終わった。 御堂筋線の「西中島南方」は好きだったなあ。

「響」を口にしようとした時、神妙な面持ちで迫られた。
「オレのことを好きになっちゃあいけないぜ!」どう切り返そうか頭をよぎった。
「中村さんって巨人ファンなんかなあ?」危うくdunhilを茶に染めるとこだった。
「前はヤクルトファンで、ファンクラブの会報に似顔絵を投稿して、掲載された
過去ならあるんだけど、今はフリーってとこかな」と、がっくりしつつ返答した。

なんてことはなくって、一塁側内野席が余ってるから如何とのお誘いだった。
市立船橋高校の応援に行って以来、甲子園口で降りたことも無かった。
興奮の坩堝と化した三塁側では、「青い傘」を上下する集団が。
疫病神なんだろう、阪神は惨敗。 気持ち分足取りが重かった気がした。

その後Y監督が就任し、阪神は振るわなくなっていってしまった。
友人の友人が、百貨店の紳士服売場におり、服は全てHANSHINだった。
ナニワの元気の源として、阪神の活躍は欠かせない事を肌で感じたものだ。

星野阪神から目が離せない、いや何が何でも優勝して欲しい。
我が国の景気を浮揚させるためにもナニワっ子のためにも。

4月某日
やんちゃ達がやってきた!

市内の学校で一斉に入学式が挙行された。
昨日までの最上級生も、神妙に不安を隠せないでいる。
卒業式が「涙の感動」ならば、入学式は「笑顔の感動」だ。
新しい制服にぶかぶか帽子のちびちゃんに、在校生だってそわそわ。
わずか1年ばかりで、やたら「上級生ヅラ」しているのもかわいい。
去年は君達も・・・そっと耳元で囁いて、嫌がられてみよっと。

成長期の渦中へと突き進む新入生を心から応援したい!
私のことを見下ろす程デカクなる子もいれば、私などよりも「大人」の子も
きっと出て来るだろう。 心身ともに「多感」な時期に突入をして行く。
かわいい子供達のため、今の持ち場で手伝えることいや手伝わなければ
ならないことが、ぱっと数えても十指に余る。 形として眼前に現れるものも
あれば、極めて内面的な後方支援のこともある。

課せられた宿題がある。
時勢柄そして「役人の論理」からすると、確かに容易な宿題ではない。
しかしながら、押して押して押し捲って、あくまでも強行突破あるのみ。
待っててくれよ、子供たち!

3月某日
葛飾中卒業式 
今年は泣かないって決めてたのに・・・・・・

「威風堂々」 お祝いに参じて3回目。
一緒に歩んで来たことを、例年に無く感じずにはいられない。 おめでとう!
18年「先輩」だなんて口幅ったくて言えないけど、伝統を守ってくれていること
はとても嬉しい。 自由と規律を旨とする精神は、脈々と伝わっている。
先生方そして父兄の方々の尽力は、如何ばかりかと察するにあまりある。
第3番目としての「地域の教育力」が葛中学区では健在で有難い。

厳かな中に、校長先生が心を込めて卒業証書を授与していく。
読唇術を心得ていれば、校長先生が一人一人に掛ける言葉が判るけど、
反応はそれぞれ。ハイ!って子もいれば恥ずかしそうに伏目がちな子もいる。
人生の大切なこの瞬間をいつまでも大事にしていって欲しい。

「仰げば尊し」 歌わない学校もあるそうだが、まあ反日左翼教員が好きな筈はない。
組合・政治活動を二の次にして、「歌ってもらえる様な」先生になってもらわなければならない。
「仰げば・・・」が「朝夕・・・」に変わる頃、どっと感情が抑えられなくなって来る。
卒業生は万感の想いを込め、先生ももう抑えきれなくなる。
ウオータプルーフが心許ないお母さんはパンダになっちゃってるし、お父さんも・・・

「大地讃頌」 第二校歌とも言うべき感動的な歌だ。
式典が終わってしまおうとすることへの焦りもあるのではと思うが・・・男泣きだ!

残響が吸いこまれ水を打った様な沈黙が。ここにいる全員が一瞬の静寂を感じていただろう。
男子は見られたくないからかこらえているが、女子の止まらない感情の発露は・・・涙々

退場の際、クラス毎に思い思いの「発声」を行う。先生友達・・誰に向けてかはそれぞれだが、その声をしっかり受け止めた後、担任の先生方は「最後の引率」に男女の間に立つ
「有難うございました!」他の声にならない絶叫。 私はこの瞬間が大好きだ。

式典の厳粛さは後に感動を残してくれる。
その最後の段で卒業生が「子供らしさ」を見せてくれる。
帽子投げたりで真似っ子の、平成の陸士海兵には見習って欲しいものだ。

下校時間をとっくに過ぎても、いつまでも帰ろうとしない卒業生。普段なら「早く下校しなさい!」だが、先生も決して「真剣には」下校を促さないでいる。
校門を後にしても、あちこちで「たむろ」をしている。 最後の時間をいつまでもいつまでも。

悩める時は、坂を上って来るといい。 どんなことでも話して欲しい。
「かつしか」はいつだって応援団だ!

2月某日
「給食展」 子供の食生活を見直そう 野菜はえらい!

給食への熱い想いは、年年歳歳募るばかりだ。
船橋では給食調理員の段階的な民間委託を行っている。
春・夏・秋・冬の休みにも給料が支払われる不条理が看過されて来た。
納税者感覚に照らして納得がいかない現状の是正に、私は取り組んで来た。
民間であれば休みの間の給与が支払われなどあり得ない。
巨額の減らし得る人件費を負担させられて来たのは私達納税者だ!
12年度だけどもこの改革で2億円強の行政改革効果を達成している。

同じ人間がつくる給食なのに、人件費の負担がのしかかる。
民間企業が厳しい環境下だからこそ、公務員の左団扇許さじの風潮もある。
やはり一番求められる感覚こそ「納税者感覚」に他ならない。

昨年も給食展にお邪魔した。
展示されている見本の行方が気になって仕方なかった。
撤収後そ〜っと手を伸ばすタイミング無きやと伺うも、どうにも体裁悪く断念。
それにしても美味そうでたまらない。

栄養士の先生は、子供達の「身体をつくる」ことを最優先課題に献立を作成。
ぎっりぎりの食材費(給食費)で賄わねばらず、日々頭を痛めておられる。
並べられているサンプルは見事だし、とてもこの金額で!の連続だ。
苦心の跡を見せないことには頭が下がる。 子供達が羨ましい。

講演を聴いた。 野菜の力は偉大だ!
食物繊維を摂取しよう! 果物にはミネラルやビタミン食物繊維が少なく、
野菜に取って代わることは出来ない。 子供たちよ、野菜に挑もう!

学校給食の献立の詳細な解説及び作り方を冊子でいただいた。
栗原はるみさんにも、そっと教えて上げて欲しい内容は素敵だ。
挑んでみたい献立がずらりだが、豆腐のナゲットには手が伸びて・・・
カルシウムも摂れるしどっかのナゲットなど到底及ぶ術無し。
先生方の発想は大胆だが、全ては裏打ちされた知識と経験に基づく。

栄養士の方々は苦心の程を語らない。でも重圧が大変なことだけは確かだ。

2月某日
浮き足立つかなバレンタインデー

全身全霊を込めてこの日に臨む意気込みは、このところ左下がりだ。
何故だろう? 歳を取ったからだと友人に言い放たれてしまった。
平均年齢が異様に高い船橋市議会では「若手」に位置付けてもらえるらしい
けど、周りを眺めても20代の議員がやたら多く焦りを感じてしまう。

果報は寝て待てとはうまく言ったもので、今年はあくまでも待ちに徹した。
義理チョコは昔から嫌いだったけど、靡いてしまっている自分がいる。
逸早く「Satie」をいただき、お心遣いに感謝する2月を迎えていた。
名古屋三越での鮮烈デビュー後、東京では好立地を確保していた。

お気持ちが込められたメイプルチョコ。
豊満な我がボディーを気遣って下さることが有難い。
しかしながら、好きなもの食べて短命に終わっても誰も恨まないし本望だ。
それにしても「LOFT」で見付けた「チョコレート弁当」には正直参った。

恋愛感情が伴っているかどうかは、性善説の私とは言え要注意。
世の中そんなに甘くはないことは重々承知の上だから、図にものらない。
男だか女だか判らないような「中性」みたいな輩もいる。 気色悪い。
本人はそれで境地を開いているからいいのだろうが、私は「男」でありたい。

「男」として見て貰えているか否かを2月14日で判断することは早計だ。
しかしながら多角的考察の一助になることは否定し難い。

ぽっと明かりが灯る夜。 ありがとうございました!

1月某日
潜入!中野木交差点地下27,5mの下水管。

下水道整備は船橋市にとって最重要課題のひとつでもある。
その役割は言わずもがなではあるけれど、生活環境改善の役割のみならず
浸水被害の防止や水質汚濁の防止など、波及する役割は多岐にわたる。
各家庭からの流れは「幹線管渠」に合流し、下水処理場へと向かう。

厳しい財政状態の中で、適正な資源配分がされ整備予算が整う。
担当は下水道一課だが、予算の確保はハードルを乗り越える初めの一歩。
工事が進められていく道のりの険しさを知る人は少ない。
今回はその険しさの一端を垣間見ることしか出来なかったと思う。
それも、工事が始まり進捗を経た後の一端を垣間見たに過ぎない。
だからこそ「大変さがわかりました」などとは、口が裂けても言えない。
計画段階・設計段階・施工へと移る段階、関係機関との綿密な調整、技術的な困難の遭遇然り、
「英知と汗と涙」の集大成だ。

現代では石鎚で掘削する様なことはさすがに無いけれど、掘削機が複雑な地質の中を慎重に進んで行く。 相手が「自然」であることは、複雑な地質に構成される地盤に多大な影響を受けながらの一進一退(「退」は無し)。 花輪ICから北へ向かって左のローソン付近から国道296を右折し直進し、新京成の踏切手前までの約2kmは、クルマで走れば5分とかからない。
住みよい船橋のため頑張っている人達がこの道の下にはいる。

今回見学の希望を理解していただき、ご尽力下さった下水道部の方々そしてJVの方々に感謝申し上げつつ、奔走願ったN幹事ら我らは、普段目にしていながらなかなか御縁が無かった入口から「入坑」した。 スプラッシュマウンテンを2時間待ちやはり乗れなかった私としては、参加を後悔して止まなかったが、延々と続く地中への階段を現場へと下った。 地下約28mに到着し、掘り進められる先を追う。 突入隊は気温も40℃を上回る中を慎重に進む。
心身共にえらいこっちゃと帰りたくもなったが、一緒に突入し懇切丁寧に説明して下さるO課長を前にしては、申し訳は立たない。 前進あるのみ。

セグメントで内壁が固められ、放流されても大丈夫な状態の部分もある。
直径は3Mの「地下トンネル」だが、「MAXIMUM」対応が可能になる。
物理的に合計された「流れ」の中には「雨水」も含まれる。
雨水のメカニズムも知れば知るほどその「猛威」に驚く。
鉄砲水をこの幹線に誘導し、浸水被害を防ぐ役割も重要だ。
我が愛しのなりたけ手前のガード下の冠水を解消出来る日はもうすぐ。
通りを挟んだ習志野市谷津には、船橋からも雨水が流入する。
こうして着実に被害が解消されて行く。 メカニズムにフムフム也。

現場を実際に見学して再び講義を聞いた。
理解が深まったけど、いかんせん人に伝えるだけの才覚が私には無し。
でも、役所の人って宣伝下手だから「広報代理」をして、今現在ここで行われていることを、先ずは関わりのある人にから伝えなければならない。
実際前原西の友人に話したところ、工事のことは事前に聞いていたが、そこまで便利になることまでは知らないでいた。

「住んでよかった船橋」 誰かが誰かのために黙々と頑張っている。

平成14年1月某日
まだまだ「ツリーカレンダー」を仕舞えない。

「クリスマス」なる行事が本当にあったのか疑問に思うほど影も形も無し。
「神の国」の人の私としても、その風情は好きだしちょっとソワソワ。
昨年はキリスト教式の結婚式そして葬儀にも参列した。
作法は一通り心得てはいるし、流儀は絶対に尊重する。
しかしながら慣れないせいか、内心の動揺を隠すことに苦労が絶えない。

ひょんな出会いから、素敵なツリーカレンダーをいただいた。
添えてある手紙に、夜道がぽっと暖かくなる想いがどれだけしただろう。
心苦しいことにその方のお名前は存じ上げないし、お顔の記憶も定かで
なくなりつつあることもあり、焦燥感が日に日に募る年越しをしてしまった。

柄にも無く「日めくり」をして聖夜を迎えた。
ちょっぴり背筋を正していたような気もした。嗚呼、日めくりもお終いかぁ〜
親娘デュオの「UNFORGETTABLE」と共に「ありがとうございます!」。

市役所の受付の方のところに届けられた素敵なプレゼント。
普段登庁ランプを点けそびれる私の性格がこれほど災いしたことは無い。
お世話お掛け致しました。 今後は気を付けます、ハイ!

平成14年1月某日
今年もやっぱり余裕無し決定!