★巻き蒸し、ライニング、プレス、接着について★
巻き蒸しとは生ゴムを型に巻いて蒸気で加硫したものです。 その性質上、単品生産に向いており、 規格外の寸法の製品、ゴム筒、リングなどの生産に向いています。 手作業のため単品のコストは少々かかりますが、 納期は金型プレス等に比べ比較的短く、金型を使用しないため 単品等の小ロット生産の場合結果としてコスト削減につながります。
ライニングとは金属に生ゴムを加硫接着する方法です。 金属ロール、車輪の保護用、滑り止め用や洗浄用回転バレル、水槽内部の保護用などに使われます。 接着の強度が強いため摩耗や熱、薬品など ストレスのかかる部分の使用に使われています。 基本的に巻き蒸し同様の作業工程で行われるため単品生産向きです。
プレスとは金属によって金型を製作し、プレス機によって生ゴムを加硫するものです。 その性質上、大量生産に向いており、 大量に必要なおもちゃのタイヤやゴム部品などの生産に向いています。 金型の製作にはかなりのコストがかかるため単品の製作だとコストが高くなります。 逆に大量に作る場合は結果としてコストが削減できます。
接着とは接着剤による接着をさしますが、当社の場合、加硫接着をお勧めしています。 通常市販品の接着剤によって加硫のおわっている市販のゴム製品、ゴム板、ゴムシートを接着する場合、 強度、見た目においておすすめできません。 加硫接着の場合は専用の接着剤によって金属面、ゴム面がしっかりと接合するため丈夫です。
ただし、加硫接着する場合、蒸気やプレスで熱がかかるため、 もとの金属芯に変色等が生じる可能性があります。 また、一部の樹脂芯などの場合変形してしまう可能性があります。
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