〜2007年6月 挨拶履歴



2007/1/5

あっ! 来た!

年末年始の繁忙期、知らず知らずのうちに貯まった疲れが腰に・・・、あの忌まわしい、椎間板ヘルニアの再発です。即座に防御姿勢をとり、何とか重症は避けたのですが、さほどの無理もない体勢での チクッ! は気の緩みと言うより、忘れた頃に訪れる災難の如くです。

フィギュアスケートの浅田真央のライバル、グランプリファイナルの女子で優勝した金妍児が腰を痛めていて、3月に東京で開催される世界選手権に向けての調整が心配されています。軽いヘルニア状態ということで、グランプリファイナルでも無理をして出場したと言う経緯があります。

世界選手権を前に、表現力に重点を置いて採点する『ジャパン・スーパーチャレンジ』の会場で、テレビリポーターのお姉さんが、スケートリンクの表面を叩きながら、

「この通り、氷は硬く、フィギュアスケートの選手にとって、ジャンプ時の腰への負担は大きなものです」

・・・ 別に叩かなくても、氷が固いというのは ・・・ 誰もが ・・・

確かに、 腰への負担(疲れ)  冷え と言うのはヘルニアの条件なのかも知れません。自分自身の今回も、前回同様、冷凍庫の中でした。

2007/1/6

静岡県では、二つのチェーン店による眼鏡販売戦争が勃発している雰囲気です。最初に二万円という安さを武器に ○萬円堂 のテレビコマーシャルが流れ出したのが昨年で、一挙に多店舗同時オープンしました。そうこうしていると、それより少し遅れる形で 眼鏡○場 が、 ○萬円堂 をかなり意識した、一万八千円を謳い文句に、こちらもテレビコマーシャルを武器に県内チェーン展開をしています。値段的に後発の 眼鏡○場 に苦戦する ○萬円堂 は、負けじとCMキャラクターに荒川静香を起用し、商品も 荒川静香コレクション なる新作を急遽投入、巻き返しを図っているのですが、ついでにとばかり出したメガネフレーム イナバウアーフレーム のネーミングには、さすがに恐れ入りました。いかにも軽薄というか、なんでもありの世界に突入してしまったようで、思わず苦笑してしまいました。

チェーン店ということもあり、大量仕入れにより原価を抑えているのかも知れませんが、今までにもチェーン展開する眼鏡店のコマーシャル メガネが安い に釣られて店に行くと、結構な値段になってしまうのが現実でした。今回、2店とも同じようにテレビコマーシャルを数多く流し、一式2万円前後で、それ以外のお金は一切掛からないということを謳っています。それでも利益を生むメガネ商売とは、とても、おいしいに違いありません。かつて、一式2万円程というチラシを見た後、その眼鏡店で娘のメガネを作ったことがあるのですが、なんやかんやと言う理由をつけられ、知らぬ間に5万円ほどに跳ね上がるメガネの値段というは、ひょっとして、ものすごい利益率?




2007/1/16

あれから10日、『納豆』が手に入りません。

1月7日夜、フジテレビ系列の『発掘!あるある大事典II』での、納豆ダイエットのポイントは
T 朝、晩と摂取する
U 50回以上、練る
V 練ってから20分放置する
そして、2週間継続で劇的効果?と言うのですが、果たして・・・

番組では、モニターになった人間すべてに効果が見られたと言います。『納豆』以外は普段通りの食事と言うのですが、こう言った実験は、モニターになった人間に、思わぬ心理的な影響を与えることになります。要するに、人間の心理として、期待した結果に近づこうとする努力が、無意識のうちになされてしまうと言うことです。たとえ、目的を告げなくても、『納豆を食べる行為=健康に関係がある』の因果関係は容易に予測でき、本人は、かなり、健康を意識した食生活をすることになり、結果としてダイエット、更に、それ以外にも、健康的に良好な結果が得られるに違いありません。自分の健康に関する何らかの結果が、本人像と一緒にテレビで放映されるとなれば、その意気込みも尋常ではありません。もし純粋に効果を見るならば、人間ではなく、猿、豚、モルモットなど、心理的影響のない動物で試みる必要があるように思います。(あんな臭い物、人間しか食べない?)

日本全国津々浦々、『納豆フィーバー』の嵐が吹き荒れ、まさに 菌の 金の『納豆』は売り切れどころか入荷すら困難を極め、並ぶはずであろう棚には、お詫びの張り紙が空しく揺らいでいます。『あるある』があろうがなかろうが、ダイエットに効果があろうがなかろうが、『納豆』(3個78円〜100円)こそ、食生活の(経済的?)救世主と言う我が家にとって、平穏な日が戻るのは、いったい、いつなのでしょうか。今回、安上がりで手間要らずな話だけに、普通であれば、長続きしない、多くのズボラ人間をも巻き込み、熱が冷めるのには、少し時間が掛かりそうです。

ああ、そろそろ、イソフラボンの禁断症状が・・・




2007/1/20

失意のどん底にあった我が家に、突然の安寧が戻りそうです。あの『納豆フィーバー』の幕引きです。捏造だったなんて・・・

この筋書きは考えられる域を遥かに逸脱しています。おまけに、その手口は巧妙と言うよりも、かなり幼稚、お粗末そのもので、嘘が暴かれるのは時間の問題だったと言えます。番組の存続が危ぶまれるどころか、テレビ局の信用を失墜させるかも知れないと言うのに・・・

大慌てで大量注文した日本全国のスーパーマーケット、販売店、それを受け、今、フル稼働で製造しているメーカー、いったい、この大量の納豆の行方は・・・、結局、廃棄処分?、そして賠償問題に発展?

もちろん、私も納豆生活再開です。・・・フル稼働で




2007/1/22

昨年、母方の叔父の1回忌の法要の時、その菩提寺である、豊橋市加茂町、本願寺での寺法要の前の墓参りの際、その墓の7つほど左が山本勘助の墓であると、叔父の息子(従兄弟)が説明してくれました。今年のNHK大河ドラマ風林火山の主人公である、武田信玄の軍師です。番組の設定(かなり有力な説)での出生は静岡の富士宮と言うことなのですが、幼少の折、三河国宝飯郡牛窪(愛知県豊川市牛久保町)に養子に出されたとあり、三河との接点もあります。その牛窪から、今回の寺までは直線距離にして4〜5km、さらに、その寺の檀家の多くが山本姓を名乗っていることもあり、かなり、ローカルで、少数派ではありますが、豊川稲荷に程近い豊橋北部においては、山本勘助の生まれは加茂であると信じて疑いません。

法事から帰った時、妻に言いました。

「法事に行った寺の墓地に山本勘助の墓があったぞ」

「へぇ〜、すごいじゃん」

さすが、風林火山、日本史には興味のない妻ですら、山本勘助は彼女の常識の範疇にありました。

「でも、随分、変わり者ね」

「なにが?」

「だって、生きているうちに自分のお墓を作るなんて」

「おいおい、まさか、そんなことはないだろう」

「えぇ! 亡くなったの? いつ?」

「いつって言われても・・・・、随分・・・」

はっ! まさか!

やはり妻は過去にとらわれない、現代のみに生きる女性で、歴史には全くと言っていいほど疎い人間でした。と言っても、現代に生きるカンサイですら、はっきり言って、どうでもいい存在で、その名がカンスケであろうとも、彼女の中では何ら問題はないようです。




2007/1/24

シクラメンは上手に管理すると翌年も花を楽しめるとあったのですが、と言うことは3年目はかなり難しい? とりあえず、2年目のわが家のシクラメンの開花です。日光と水が大好きと言うのを手がかりに、かなり手荒い管理をしたにも拘らず、健気(けなげ)にも期待に応えてくれました。葉に直接の水遣りはご法度らしい(後で知った)のですが、この一年、ほぼ毎日、冷蔵庫の水をザバザバっとぶっ掛けていました。怪我の功名なのか、逆に逞しくなった?

1月9日


1月10日


1日11日


1月12日


1月13日


1月15日


そして1週間(1月22日)


長生きするようにと、「お前はエライねえ!」と褒めまくっています。




2007/1/29

昨年、徳島で消防のレスキュー隊に崖から助けられた、いわゆる『崖っぷち犬』が、保護されていた徳島県神山町の県動物愛護管理センターで抽選により飼い主が決まり、引き渡されたそうです。ニュースやワイドショーなどで全国中継され注目を集め、100件を超える引き取り希望が寄せられたそうで、中には遠く離れた関東地区からの申し込みもあったそうです。そこには、犬を飼うことが目的ではなく、コマーシャルに利用しようとする意図が見え隠れします。対応した職員、

「人間の勝手で、毎日のように捨てられ、殺処分される犬がいます。お願いです。そんなに犬が飼いたいのであれば、お近くの保護施設に行ってください」

この日、引き取り手は、たぶん、職員が判断(地理的?、人間的?)した飼い主の資格を有する11人の中からの抽選で決まったようで、ただ、他にも25匹の犬を譲渡する予定だったのですが、『崖っぷち犬』の姉妹とされる犬を含む17匹は引き取り手が決まらなかったそうです。抽選に参加した人は11人ということで、犬の引き取りを希望していた人は少なくとも11人はいたはずなのに、引き取られていった犬は『崖っぷち犬』を含め9匹・・・、

計算が合わない!

と言うよりも、そこには、県内外から見物人を含む約400人が詰めかけていたと言うのですが・・・、まさか、明日にも殺処分されるかもしれない17匹を尻目に、「ああ、よかった、よかった」と言いながら帰って行ったのでしょうかねえ。




2007/2/1

昨日、豊川から来たと言う、ご婦人グループ、

「あら、安いわねえ、ここのケーキは! 他では、絶対に、この価格より百円は高いわよ」

かつては、他店のケーキを購入し、味や価格を比較したりしたのですが、ここ最近、ほとんど、しなくなりました。懐が寒くなったと言うのもありますが、それよりも健康(血糖?)を意識するようになったからに他なりません。製品の価格は原材料費(原価)、光熱費、人件費、経費などを合わせた額に利益を上乗せして決めることになります。ただ、原価を除く部分は不確定なだけに、おおよそ、原価の4倍を目安に価格設定しているのですが、売れる数が減少している昨今、相応の利益を得るためには、もっと倍率を高めなければならないのかも知れません。

ただ、高くして、今まで通り買っていただけるかを思うと、結局、小心者ゆえの性(さが)なのか、二の足を踏み続けていました。「安すぎると、逆に質を疑われる」と言う妻の助言に、それも一理と、これでも最近値上げしたのですが、世間一般を知らないだけに、まだまだ、その値段は、かい離しているようです。

で、結局、ご婦人方、安い安いと言いながら、それとは関係のない 『セール価格みそまん60円』 10個ずつのご所望でした。

う〜ん、やっぱり、高いのかな?




2007/2/3

有線(ケーブル)と言う言葉で連想されるものは年代や地域によって違いがあります。最近であればインターネット、音楽配信などですが、ちょっと『昔』の『農協』(あるいは漁協、小規模自治体)と言う言葉が加味されると、村の普及していない電話に代わる有線放送のイメージが浮かんできます。今でこそ、電話が存在すること自体が普通になっているのですが、かつては(と言うか今でも)、限定地域内の放送・通話(格安な年間定額料金、通話無料)等を行い、田舎地域の生活改善に重要な役割を担っていました。ここ三ヶ日でも農協により始められたのですが、50年近く経った今現在でも存在し続けています。

15年程前、端末の取り替え(交換機も?)に伴い、町内、一斉に番号の変更作業があり、各家庭の有線番号には今の5桁の数字が割り振られました。番号はある程度、任意性があり、一定の番号の中から選択できたのですが、地区、班などにより、かなり、その選択の幅は狭いものでした。5桁の数字と言うことは、『10000』〜『99999』なのですが、わが店がある地区、いわゆる字(あざ)『野地』では、頭に『52』、かつ、『52100』以上が割り振られ、さらに、それから細分化された番号が示されました。商売をしていることもあり、優先的に番号を選択させてもらい、割合と語呂合わせの良い『52521』が決まりました。

一方、電話番号にも変遷の歴史があります。自分が物心が付いたぐらいの時には、電話自体がほとんど普及していませんでした。実家(わが家)の収入からすれば、かなりの贅沢品だったのですが、商売上、欠かせないものと判断し、意を決して、父が設置を申請したのですが、当時の電話機は黒い本体の上に受話器が乗っかってだけの代物で、ダイヤルもなければ、プッシュボタンもなく、本体の側面に小さな回転ハンドルが付いただけのものでした。そして、その電話機の前には15p×50cmほどの漆で黒塗りされた板が掛けられ、その板には白い文字『第三十一番』が大きく書かれてありました。

で、電話を使用するには、まず、ハンドルを回し、受話器を取ります。すると、受話器の向こうの電話交換所で女性オペレータが出ますので、こちらの番号『(三ヶ日の?)31』を伝え、自分が繋げたい番号を指定します。番号を再確認した彼女は、1本の通線を、わが家のジャックと指定された相手のジャックに差し込み、相手の呼び鈴を鳴らし、相手が受話器を取れば、これで通話可能になるわけです。ほんの50年ほど前の話です。

電話普及と符合するように技術革新は進み、自動交換機が導入されることになります。地方の電話局は廃止、統合、再編され、無人の自動交換所が増えていきました。自宅の電話番号も、『31』⇒『05352−6−7031』⇒『0535−26−7031』⇒『053−526−7031』と、ついには、市外局番3桁に出世することになり、今、三ヶ日に割り当てられている枝番は、『524』、『525』、『526』の3つです(番号不足で、最近『528』がお目見え)。

本来ならば電話に席巻され、廃(すた)れるべき有線が、今尚、三ヶ日町の多くの家庭に存在し続ける理由は、無料通話のほかに、農協の出荷案内、町内緊急放送、学区連絡、訃報など情報発信の手段として、必要とされ続けているからに他なりません。

ところが、二つ存在する端末(有線と電話)、そして、三ヶ日町の電話番号枝番3桁に、わが家では思わぬ弊害が発生することになりました。

プー、プー、プー

有線の呼び出し音です。

「はい、もしもし、みつわです」

「・・・・・・」

応答がありません。

「もしも〜し、みつわです」

二度目の呼び掛けにも、しばらく間があり、

「えっ? あれ? ああ、そうかね。そ、それで、みつわが何か用かね?」

電話を掛けた本人が、受話器を取った相手に逆質問です。まさに不意打ちです。

「えっ? あれ? ちょ、ちょっと、待って・・・、えぇっ? 電話を掛けたのは、あなたですよねえ? なっ、『何か用かね?』、なんて、えっ? あれ? こちらが聞きたい? えっ? あれっ?」

「えっ? あれっ? そうか! えっ? あれっ? おっ? おかしいなあ」

ガチャ

こういうケースは、しばらくすると、必ず、

プー、プー、プー

ほ〜ら、また、掛かってきました。

これは、なにも、相手の番号の押し間違いではありません。たぶん、不慣れな自宅以外で、有線を電話と思い込んで掛けてきたに違いありません。

そんな場合、電話番号の『525−2100』〜『525−2199』は、全て、わが家の有線『52521』に繋がることになるのです。




2007/2/5

遠い昔、電話のない時代、離れた親戚に急ぎの連絡を取る手段として電報がありました。今、最低料金25文字440円と連絡だけを目的とするのであれば、かなり割高な手段と言え、特殊な存在(祝電、弔電)になりつつあります。電話が登場して間もない時期には、今からすれば逆に高い通話料の為、特に遠距離の場合、まだまだ、電報の存在価値(最低料金も低く、字数が少ないほど安い?)がありました。30年以上前には、大学生が実家への連絡に利用していました。『カネオクレ』と。

先に紹介したように、連絡手段の過渡期(電報⇒電話)、要するに電話サービス開始初期の名残が、今でも100番通話と言う形で残っています。 100番をダイヤルして、オペレータに先方の電話番号を指定、繋いでもらうサービスです。通話後、受話器を置いてしばらくすると、折り返しオペレータから電話が掛かってきて、通話料金を知らせてくれます。

小学校時代、わが家の電話も、オペレーターを呼び出す形式から、ダイヤル式(自動接続)に代わりました。それでもまだ周辺には電話は、それほど普及しておらず、各駅前に公衆電話(通信状態が悪く、静かでないと聞こえないため、公衆電話ボックスはかなり分厚い構造、密閉状態良好で外部の雑音をかなり遮断する構造になっていて、冬、子供たちにとって、しばし、寒さを凌ぐための絶好のスポット)がある程度でした。

そんな時代、電話のある家は、まさに、隣近所の公衆電話状態で、しばしば、100番通話(通話後、家人がオペレーターからの電話をとり、料金を確認し、電話を掛けた人から徴収)にやって来ました。 その位なら、まだいいのですが、電話が置いてあると言うことで、公衆電話以上の役割を果たす結果になりました。隣近所への電話(多くが緊急連絡)が、全て、わが家に掛かってくるようになったのです。

そして、隣近所まで走って呼びに行く役は、必ずと言っていいほど、電話の置いてある家の子供(自分)なのです。




2007/2/6

先日、『オタク狩り』の16〜17歳の少年3人が強盗傷害の疑いなどで逮捕されました。昨年11月11日、学生(20)と会社員(20)2人を一緒に公園の公衆トイレに連れ込み、そのうち学生を殴る蹴る(目に全治3か月のけが)などしてキャッシュカード2枚などを奪った上、会社員からも4万5千円を奪うなどした罪です。

3人の供述によると「プレステ3の発売日なら、金を持ったオタクが集まってくると思った」と言うのですが、金品を奪った後・・・、その秋葉原のメイド喫茶へ行き、奪った金を山分けしたとのことです。

・・・『金を持ったオタクが集まってくると思った』って、
・・・メイド喫茶?まで行って・・・、

立派な・・・、オタク?




2007/2/9

昨年9月、一昨年に頂いたシクラメンの、サイズアップの鉢替えと同時に葉が変色し、元気を失い始めたのをきっかけに、思い切って、元気な2枚の葉だけを残し、摘み取りました。後で知ったのですが、シクラメンは冬に咲く植物で、暑い時期は休ませなければならないのだそうです。夏の間、葉を茂らせ、時期外れの葉の摘み取りに、球根には、かなり負担になったかと心配したのですが、徐々に新芽(葉)が増え、12月には花芽を出し始めました。正月に合わせて開花かと期待したのですが、今が、やっと盛りです。園芸店に並ぶ鉢は11月、12月には、既に花が盛りのシクラメン、それに比べ、わが家は随分と遅咲きなのかと思ったのですが、隣人によると、「あれは、促成栽培。今、咲くのが普通」らしいです。昨年に比べかなり大きくなり、それにも拘らず、これ以上は無理と言うほどの花を付けたシクラメン、今尚、葉の下からは続々と花芽が湧き出しています。放任主義のせいか、花は逞しく、四方八方から顔を出しています。


↓は昨年・・・、かなり、まとまって(まとまらせて?)います。





2007/2/10

あの納豆事件の関西テレビが総務省に提出した社内調査報告書の味噌汁ダイエット特集について
実際の発言
「発酵した食べ物を、朝、食べる方が消化がより良いと思います」
「なぜなら、胃はなんでも消化する準備が整っているからです」

意図的な吹き替え
「味噌は大豆製品の中で最も高いダイエット効果が期待できる」
「朝食に味噌汁をとる事はダイエットには非常に効果的」


以上を認めた上で、番組を捏造と認めない(調査中)理由は、翻訳が正確ではなかったが、(不正確に翻訳したら、上のようになると言うのも不思議なのですが)
「ダイエット効果がないとまで断言することはできない」
としています。こんな言い訳が、お上への報告書として罷(まか)り通るのであれば、納豆特集に関しても
「納豆もダイエット効果がないとまで断言することはできない」
と、報告しておけば良かったものを・・・

どうにも理解に苦しむ報告なのですが、ただ、はっきりしている事は
「ダイエット効果があるかどうか分からない」のに、
「ダイエット効果がある」と放映したことです。

これを、普通、世の中では、捏造とかデッチアゲと言うのでは・・・




2007/2/16

熱帯魚のような花を園芸店で見つけ、思わず買って帰りました。オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)と言うのですが、カタバミ(厄介者扱いとして嫌われる雑草で、どこにでも生息)の仲間であるオキザリスは一般的にはカタバミに似た葉(ハート型の葉が3片)なのですが、バーシカラーは線状の葉をしているのが特徴です。花は夜はねじれるようにして閉じ、夜明けと共に徐々に開きます。横から見ると、まさに、蝶か熱帯魚のようです。
一般名:オキザリス・バーシカラー(Oxalis versicolor)
学名:Oxalis versicolor
別名:ウェシコロル
科属名:オキザリス科カタバミ属(オキザリス属)
原産地:南アフリカ
草丈:15〜20cm
花色:内側は白、外側は赤と白
開花期:12月〜翌年4月








2007/2/20

サッカー日本代表の監督、オシムの言動、言い回しを、盛んにマスコミは褒めます。

奥が深い? 意味がある? 哲学的?

言い換えれば、

素直じゃない? 偏屈? どうとでも捉えられる?

その真偽は別にして、それは彼の文化(彼の育った国の文化)そのものに違いないし、日本のそれとは、かなり隔たりがあります。それ故に、より一層、含蓄のある言葉に聞こえるに違いありません。自分としては、好感を持っているのですが、いざ、この言い回しを自分を含め、日本人が始めると、往々に後者の捕らえ方をされ、話が長いだとか、講釈者とか言われかねません(聞いていて、面白くない場合が大多数?)。

かつて、自分が息子の小学校のPTA役員をしていた時の総会での報告の時、ジョークを入れ、笑いを獲ろうとしました。若干名の笑いを誘ったのですが、今ひとつ、反応にずれがありました。来賓各位はピクリともしません。それを見ていた会場は笑っていいものか判断がつきかねているようで、それでも、堪えきれずに笑いがこぼれ、それに釣られて広がっていったのですが、何とも中途半端な場を作り出してしまいました。文化が成熟していないと言うより、個性を重んじるよりも集団を大切にする、それが日本の文化だからです。『寄らば大樹のかげ』、『赤信号、みんなで渡れば何とやら』です。(それでも、最近は、かなり柔軟になってきているように感じます。)

オシムが自然に、秀逸な言い回しが出来てしまうのは、やはり、文化の違いなのでしょうが、そこには、周りを楽しくさせ、人生を豊かにさせるものがあります。

代表合宿最後の19日、戦術の浸透度を質問されたオシム、

「私の言うことを理解し始めたような気がする。少なくとも、みんな、私の話を聞くふりはしている」

思わず、頬が緩んでしまいました。選手に対する心情が彼風に表現されています。




2007/2/23

あまりの数の多さに、少しばかり心配になってきました。園芸センターなどに行った時、他はどんな具合なのか見るのですが、鉢植えのシクラメンが60以上もの花を付けた物を見たことがありません。今年が最後とばかり、力を振り絞り、有終の美を誇らしげにアピールしているのでしょうか。少しばかり、褒めすぎてしまった?のかも知れませんが、花芽を間引くのも抵抗があり、このまま成すがままにするしかなさそうです。








2007/2/28

静岡県で最も新しい道の駅 潮見坂 が、道の駅の中でも三ヶ日から最も近い場所(車で30分)に誕生しました。まだ、一年も経っていない新しい施設です。 昔、博覧会、今、道の駅 と揶揄される今回の箱物は、 レストラン 、 みやげ物 、そして、 野菜市 ・・・、良くも悪くも、在来の道の駅 踏襲パターン です。おまけで付けた、野ざらしの 足湯 は、スペース的にも設備的にも、まさに おまけ に過ぎないのですが、そんな小細工は抜きにして、駐車スペースはゆったり、そして、眼下に広がる太平洋と、ロケーションとしては申し分ないのですが、何か物足りなさを感ぜずにはいられません。


屋根はあるものの吹きさらしの足湯設備と太平洋の間に国1が走る。
足湯の熱源は太陽熱と言うのですが、と言うことは温泉にあらず。
今ひとつ、意味不明な設備に、「何で足湯?」 と言う疑問が・・・



そうです。一番の長所である景観を生かし切れていません。地質や地権者の関係もあるでしょうが、普通に考えれば、国道1号線を挟んで反対側(地図上、赤の四角部分)でしょう。どうして、わざわざ、道路や電柱が景観(太平洋)の障害になるような配置にしたのか不思議です。
利害関係(土地利用に絡む甘〜い汁)?

それにしても、もったいない。
同じ額(低減できた?)の税金を使って、価値半減とは。

ちなみに、道の駅裏手が山林、その他は斜面になった畑地と言う場所で民家は見当たりません。太平洋岸に沿って、100m以上の幅で砂浜が広がり、もし海岸側に建設していたならば、その砂浜は目の前に存在し、浜に出ることも容易であったと思われますが、現在、国道1号線に遮られ、見ることすら出来ません。ただし、南側歩道を下れば、5分で海岸へ通じるのですが、知ってか知らずか、人っ子ひとり居らず、まさにプライベートビーチ状態でした。




2007/3/22

「すごいネーミングですねえ」
「えっ? 何が」
「何がって、このクッキー」

試食のクッキーを食べながら、若い男性客が言いました。その目線の先に、アルミ小袋入クッキーがありました。

その名も、
チョットチョット チョコチップ
ドーナンダ アーモンド
コケコッ ココナツ

インパクトのある(ふざけた?)ネーミングに負けず、味も、かなりの評判です。

仕入れ業者の一人、息子が高校に合格したと言うことで、店からお祝いにクッキーをプレゼントしたところ、

息子 「これは、うまい!」
親父 「えっ、そうか。俺にもひとつ、くれ」
息子 「やだ!これは、俺へのプレゼントだ」

もう一人の仕入れ業者、わが店のクッキーをホワイトデー用に持っていったのですが、後日、

「三河地区のローカル雑誌で、読者が美味しい店を紹介するコーナーがあるのですが、ここのクッキーを紹介してもいいですか」
「えっ、どうして?」
「いやあ、あのクッキー、たいへん評判が良かったんですよ」
「でも、わざわざ、断る必要も」
「いやいや、紹介したおかげで、店にどっと客が押し寄せたりしたら迷惑じゃないかと」
「ははは、そんな。でも、気を良くしたから、これオマケ」

と、クッキーの小袋を差し出したらしいのですが、

「いや、まだ決まったわけでは・・・」
「なにが?」
「これから、投書するわけで、それが雑誌に載るかどうかは」
「ああ、そういうことね」

それにしても、どっと押し寄せることが迷惑ではないかと心配させるに足る要素を、わが店に感じると言うことは、ある意味、鋭い。この先、自分としては、のんびりと食うに困らないぐらいのペースを望んでいるだけで、正直言って、あまり忙しくなって欲しくないと言うのが本音です。美味しいと思う人に食べてもらえれば十分で、それ以上、むりやり、押し売りするつもりはありません。って、商売っ気がない?




2007/4/1

街宣車(選挙カー?)の騒音に苛立つ日本列島、浜松も御多分に漏れず、市長、県議、市議の選挙期間中なのですが、三ヶ日町は浜松市の端ゆえか、かつての合併前の町議選に比べれば、閑古鳥が鳴く静けさに等しいとも言えます。人口密集地に比べ、あまり大票田とは言えない地区、そして幹線国道上、交通の妨げで顰蹙(ひんしゅく)を買って票を落としてしまっては元も子もない。あまり、ゆっくりと走っている訳にも行かず、選挙カーの速度は微妙に増すようです。結果として、道路沿いの家の中で聞いている場合、選挙カーからのマイクの声は、一連の流れがあるにしろ、その一部分しか聞こえないことになります。1台の選挙カーが通り過ぎました。

「片○さつ○ でございます。みなさん、片○さつ○ です。」

現職代議士さんが、ある候補者の選挙カーに応援、同乗しているようです。でも、マイクを握った代議士さん、盛んに自分の名前を連呼しています。まあ、いくら知名度の高い人が応援に来ても、名前を言わなければ、誰が応援しているのか分からないのですが、逆に、これでは、誰を応援しているのか不明です。前回衆議院選で接戦だったことを考えれば、つい、自分の名前を連呼することに力が入るのは分かるのですが、市議候補者にとっては・・・、痛し、痒し? かけば痛い、されど、かかねばかゆい、あちら立てれば、こちらが立たず、ならば、家の中にいる人には、せめて家の外に出て来て、手を振って欲しい? そして、しっかり、選挙カーに書かれた氏名を拝んで欲しい?・・・に違いありません。彼としては 片○さつ○ の知名度で外におびき出す算段なのでしょうが、ドップラー効果をも、はっきりと感じ取れる車速では、それも叶わず、家の前に出た時すでに遅く、遠くかなたへ消え去っていることでしょう。




2007/4/6

パ・リーグ小池会長が6日、西武がアマ関係者などのべ170人に金銭を渡したことを明らかにし、「170人の実名を公表したら、片や金を渡した、片やもらってないと水掛け論になり、収拾がつかなくなる」 との見解を示し、公表することに否定的な姿勢を表明したのですが・・・・・、

スポーツマンシップを声高に宣言する多くの人間が、金銭を目の前にすると・・・・・、

じゃ、なくなる ものらしい。

と言うか、少なくとも、パ・リーグ会長は スポーツマンシップ とか 正々堂々 を口にするべき人間でない・・・・・と思う。

コメントでのポイントの重要性が逆になっているのが、その、らしくなさ を象徴しています。収拾がつかなくなる のは、水掛け論になる ことではなく、170人も該当する人物がいる可能性がある ことに他なりません。

更に、直近の件に対するアマ側の厳しい断罪を目の当たりにしているにも拘らず、その原因であるプロ側に対し、過去完了したものは免罪すると言う姑息な姿勢は、とても、 正々堂々 と言えるものではありません。




2007/4/19

「息子さん、大学の方はどうですか」

ある活動で、否応なしに一緒になった人物に話題を持ちかけました。
医大に通う自慢の息子を持つ、その人物、

「そうそう、最近、解剖実習があってね」

「えっ、そうなんですか。聞いた話では、最初、実習の後、食事が喉を通らないって言うじゃないですか」

ところが、彼、自慢げに、

「いや〜、うちの息子なんか、へっちゃら。帰ってきた夜もパクパク食べていたよ」

「ああ、そうなんですか」

それを自慢と捉える彼との相性にずれを感じ、気分としては少々、引き加減だったのですが、そういう神経の持ち主(彼の御子息)も居るのだと、

「それって医者に向いているのかも知れませんね。それで、息子さん、どうして医師になろうと思ったのですか」

と、即座に、

「そりゃ、金儲けだよ」

「・・・・・・」

予期せぬ答に、一変に引いてしまいました。そして、思いました。

将来、自分の体が不調になろうとも、彼の息子さんに診てもらうのだけは、絶対に避けよう。

そして、それ以後、彼との会話は・・・・・・途切れ、

もっぱら、寝たふりをしました。




2007/4/30

「あれって、本物だよね」

少し意外そうな顔をした目線の先には、



咲き始めて4ヶ月目になろうとするシクラメン、

「随分、元気ですねえ!」

「はいはい、二年目になりますが、今年も、がんばってくれました」

昨年は花が咲き始めてから黄色に変色する葉が何枚かあったのに、今年は、一枚もないと言う元気さ。この分だと、来年も・・・




2007/5/15

妻と知人(店のお客)との会話 

「どうしよう。もし、食べなかったら大変!」

「大丈夫。3日ぐらい食べなくても死なないから」

「ええっ!そんな!もし、死んじゃったりしたら大変!」

「大丈夫。代わりはいくらでもいるから」

おいおい!

これは、決して、『本当は怖い、グリム童話』 ではありません。

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ケーキを届けた家の玄関を入った所の廊下の床に、蓋のない段ボール箱が置いてありました。上から覗き込むと、緑や青のおもちゃのような物が見えました。4、5体の目!、それらの目線が一斉にこちらを・・・、そして、その瞬間、シュッ、シュッ、シュッ と、これまた一斉に威嚇音を発する?物体???、

おいおい、生きているよ!・・・

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あれから、10年(以上?)、その物体が、わが家にやってきました。ハリネズミじゃなくて、に、そっくりな、孵化、2週間のオカメインコです。ケーキを届けた家は、少し足の不自由な老婦人(妻との会話の主は、彼女の娘さん)がひとりでオカメインコを繁殖している家で、業者が定期的に雛を買い取りに来ています。

2週間目と言うのがネックで、それ以前だと人間が世話をするには難しく、それを過ぎてしまうと親鳥になつきすぎ、人間に慣れにくくなってしまうそうです。

ところが、2週間でも個体により羽根の成長具合が遅いものがあり、商品価値がないと言うことで業者は残していってしまいます。しばらくすれば、羽根も揃い、同じオカメインコになるのですが・・・

その中の一羽です。白は価値が高く、2倍以上の値段で売られています。オスは1年もするとモノマネもするらしいのですが、雛の段階ではオスメスの区別はできないと言うことです。



で、「大変!大変!」 と言いながら、嬉しいかな、悲しいかな、結局、餌やりは、私の担当です。そう、『私がママよ!』 の甲斐あり、かなり、なついてきました。3日目にして、すっかり、親と認識しているようです。




2007/5/25

誕生から一ヶ月(妻が勝手に誕生日を4月25日に決定)、ついに正体を表し始めました。でも、どう見ても、これは、白ではない。それに、ほっぺ(実は耳)が・・・、まさにオカメ。高価なホワイトフェースはほっぺ部分も白らしい。でも、そんなことは、たいした問題ではありません。すっかりなついて、自分が大きくなったら人間になると思っているようです。






2007/5/26

今日、浜松市の遊泳禁止区域の遠州灘海岸で、名古屋市内の元中学校の同級生男女計6人が遊びに来ていて、うち5人が「行けるところまで行こう」と手をつないで海に入り、このうち18歳と19歳の女性2人が波にさらわれ、数時間後救助されたのですが、結局、病院で死亡が確認されました。

広々と広がる砂浜を目の前にすると、そこが、いかにも海水浴に絶好な場所と思われがちなのですが、『遊泳禁止』の立て看板は、洒落でも脅しでもありません。波が寄せては引いているだけの海岸も目に見えない潮の流れがあり、『遊泳禁止』の場所は必ずと言っていいほど、潮の流れが速かったり、沖へ向かって流れる所があったりします。地元の漁師ですら、海に入るのをためらう場所です。それを敢えて実行すると言うことは自殺行為です。

もし、そんな場所で波にさらわれた場合、助かるには、沖へ向かう潮の流れより速く、岸に向かって泳ぐしかありません(今回、男性一人が自力で岸に泳ぎ着いて助かった)。しかし、いくら泳いでも岸が遠退いて行くと認識したら、泳ぐことを諦めることの方が助かる可能性が高いそうです。

要するに、潮の流れに逆らって、たどり着けない岸に向かって泳ぎ続けると言うことは、いつかは力尽きることを意味します。流れの速い川を上流に向かって泳いでいるのに、実際には下流に流されて行っているのと等しいのです。心理面からすれば、陸地から遠ざかることは、かなりの不安なのですが、体力を温存し、潮の流れに身を任せ、浮くことに専念することの方が何倍も生存の可能性が高いと言うことです。潮は回っているため、時間が経てば、高い確率で元の場所に戻りますし、それよりも早く、救助されるかも知れません。ただ、今回、波がかなり高かった(それを見て大丈夫と判断したこと自体が、海を甘く見ていた?)ようで、浮いていることが出来たかどうかは・・・

まあ、そもそも、そんな場所で泳ぐこと自体が・・・




2007/6/7

「暇さえあれば食べてばかりで、食べ過ぎ!メタボだよ!」

「ははは、そんな、それはないだろう」

・・・・・・、勘違いしないでください。私ではありません。我が家の新しい同居人、オカメインコです。

鳥(飛ぶ鳥)の類は飛ぶことが商売だけに、かなりのエネルギーを必要とし、常に餌を食べていなければならない。それゆえに、体の構造も、いくら食べても贅肉を貯めないようになっていると思っていました。ところが、どうも、その考えは誤りのようで、かごの中で過ごす鳥には、その環境ゆえに、糖尿病もあれば、肥満もあるようです。餌入れに、ただ漫然とたっぷりの餌を入れて置くのは問題のようです。で、いったい、鳥にとって、餌の適量とは・・・

なかなか、その答にたどり着けなかったのですが、ある動物病院のホームページに体重の10〜15%(これも単に一説で、はっきりとしていない)とありました。オカメインコの体重は成鳥で85〜100g(65〜80g以下:痩せ過ぎ、100〜110g以上:太り過ぎ)とあります。体重を測ると約70g。まだ、幼鳥(幼鳥と成鳥の中間?)と言うことでほぼ、平均的と言えます。15%として10g、およそ、お猪口に半分の量です。

ただ、幼鳥正常と言って、幼鳥期は多量の餌を食す(本能的なもの?)と言うより腹に詰め込むため、常に腸には便が充満し、腹部が突出しているのが普通です。幼鳥期は過ぎた?とは言え、まだまだ成長段階、こんなものでいいのか疑問でしたが、毎日、餌は残っていて、十分足りているようです。

オカメインコの原種は体がグレー、顔部分が黄色、頬がオレンジ、目は黒なのですが、我が家のオカメはメラミン色素が抜けたルチノー、通称 白オカメ 、体が白(薄い黄色)で、目も赤になります。最近、朝晩の放鳥タイム以外は南向きの窓際にカゴを置きます。外でさえずる鳥の声が聞こえるその場所は、自然と落ち着けるようで、毎日、まったりとした時間を過ごしています。






2007/6/14

6月12日、妻の実家へ向かう東名高速道路、上郷サービスエリアで、今までは見たことがなかったと言うことだけで、つい、焼きおにぎりと牛肉コロッケを買って、車へ持ち帰りました。妻が戻ってくる間に平らげようとしたその時、右隣(前向き駐車)の駐車スペースに一台の3ナンバーのSUV車(トヨタ ハリアー)が入ってきました。長い間、洗車をしていないようで、車体は薄汚れていて、その上、数多くの擦り傷やへこみがあります。何となく運転手のひとつの性格が、そこに表れています。

これは・・・、要注意かな?

と思った瞬間、助手席から一人の御夫人(50代後半〜60代前半)が降り、すぐ後の後部ドアを開けました。そこに乗車していた、かなりの高齢女性を手助けして降ろそうと踏み台を用意しているようなのですが、何となく、こちらの車体が揺れています。サイドミラーで確認すると、その後部ドアがこちらの車体に接触しているのですが、気付いていないようです。どうも、この女性も、この薄汚れた車の運転手と似た性格のようです。

そうこうしていると、運転席から、助手席と同年代の男性(夫?)、そして、運転席側の後部座席に座っていた同年代の女性(兄弟姉妹?)が助けに加わりました。そんな親孝行?の最中に 「やい!この野郎」 と言う訳にもいかず、はらはらしながら様子(老婦人が無事に降りられるかどうかではなく、こちらの車体が無事かどうか)をうかがっていると、後部座席から降りてきた女性が小さな声で

「あっ、ちょっと!当たっている、当たっている」

ようやく気付いたようです。二人の性格とは違う人物の登場に安心したのですが、で、どう展開(常識的には謝罪?)したかと言うと、

あれ! まあ! 

無視してしまえ と言う、何とも無責任な性格は一致したようで、いい大人が三人揃って知らん振りのまま、どこかへ消えてしまいました。くわえパイプ(禁煙パイポではなく本物)の旦那様に至っては、こちらと目線が合ったにも拘らずです。

車から降り、車体を確認すると擦った跡が・・・、でも、どうやら、その跡は隣の車の塗料(汚れ?)のようで、一ふきすると消え、こちらの車体にはへこみも傷もないようです。改めて、ガラス剤コーティングの威力に感心したのですが、そんなことよりも、何とも、いや〜な気分になりました。たぶん、自分の性格からすれば、たとえ、小さな傷が残ろうと、謝ってもらえれば許していたと思うのですが、60前後の、人生で最も分別のありそうな時期の大人が、それさえも出来ないとは・・・

しかし、悪夢は続いていました。サービスエリアを出た後、すぐ次の豊田インターから入ってきたトラック(重機運搬用)から振り落とされた、細かい、無数の砂利の攻撃に遭ってしまいました。バラバラバラと言う大きな音からして、かなりのダメージを受けたと思ったのですが、ざっと、確認したところ、樹脂部分のバンパー1箇所以外、金属部分やフロントガラスは大丈夫のようです。

二度あることは三度ある ことを思えば、その日、事故もなく、無事、帰宅できたこと自体、ひょっとして、幸運だったのかも?
(その日の大部分は、高速80km/h のノロノロ運転に徹しました)




2007/6/25

卵からかえって2週間、誰に教えられることもなく、本能的に毛づくろいを始めるオカメインコ、ほうき状の羽根の柄部分を噛み砕いて羽根を揃えていきます。その頃、段ボール箱の底には小さな筒状の抜け殻が散らかり、日に日に、目に見える形で姿(羽根の様子)を変え、1ヶ月で、ほぼ、成鳥と変わらない姿になります。

28日目に1mほどの初飛行を敢行し、翌日5m、翌々日にはカゴから出せとばかり催促するようになり、猛特訓のせいもあり、飛行距離を伸ばします。ただ、まだ止まり方が分からないようで壁に激突して落下することを繰り返します。

35日を過ぎ、羽ばたきにも力強さが加わり、45日を過ぎ、逆噴射を覚え、ほぼ完璧に離陸、着陸が可能になります。

今(約2ヶ月経過)は自由自在、右へ、左へ、上へ、下へ、前へ、後へ?、スラロームもなんのそのです。

17日目(孵化から)


18日目


19日目


20日目


21日目


22日目


23日目


24日目


25日目


26日目


27日目


28日目


29日目


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31日目


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38日目


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50日目


今(約2ヶ月)、尾羽がもう少し伸びた状態です。
50日目の画像はサッシに写った自分に見とれているのではなく、
・・・・・ 喧嘩をふっかけている様子です。