〜2009年6月 挨拶履歴

2009/1/5
昨年の大晦日、今まで2羽のオカメインコを世話していただいた人から電話が入りました。来るはずだった仲介業者(ペット販売)が現れず、雛の処遇に苦慮しているとのことでした。このまま日数を重ね、人に慣れにくくなる前に貰い手を見つけようと、早速、わが家に打診をしてきたのです。既に2羽がいることもあり、少し躊躇したのですが、これまで世話になった先方が困っている以上、見過ごす訳にもいかず、何よりも、2羽も3羽も大きな違いはないと言うことで快諾しました。先方としては、見に来て、好きな雛を選んでくれということだったのですが、年末年始の繁忙期、夜でないと行けない旨を伝えると、翌日、今年の元日、先方より雛を連れて来てくれることになりました。

そして、元日。白(ルチノー)は既に貰い手が決まり、残るはノーマル種(グレー)の2羽。そして、その2羽ともどうかと言うことだったのですが、さすがにそれは丁重に断り・・・、見た目、オスの可能性がありそうな1羽を選びました。

さあ、これから、しばらく、雛の世話が続きます。今まで2羽を育てた経験上、何の心配も要りませんが、既にいる2羽のケージの掃除と雛の餌やりで忙しくなります。悲しいことに、すべて、自分の担当になりますが・・・



この先、頭の黄色が鮮やかになればオスです。わずかに黄色になりかけているようにも見えるのですが、もう少し、生長しないと分からないそうです。



2009/1/12
たぶん、どこかで飽きてしまうとは思うのですが、日の出前に写真を撮りに出掛ける習慣が、すっかり、身に付きました。目的は朝焼けの風景なのですが、回数を重ね、目が肥えたせいか、なかなか、満足のいく風景にはなってくれません。一番の大きな要素は雲です。ほど良く、東の空に配置され、太陽光が当たる角度が重要になってきます。その上、空気が澄んでいることが条件ですので、季節的には秋から冬になります。自然相手なので、気長に付き合うしかありませんが、春まで(春を過ぎても?)、日参の予定です。そんな中、ページトップにも載せましたが、1月11日の朝焼けは、満足のいく風景でした。どちらかと言うと、こちらの縦配置の構図が気に入っています。

ほんの5分にも満たない彩(いろどり)です。



2009/1/18

牡蠣を運搬する船が猪鼻湖から浜名湖へ出て行きます。S字に航跡を描くのは格好を付けている訳ではありません。入口は、ここ一箇所だけのため、潮の流れが激しく、深いのですが、それでも、こうして座礁しないよう、深い部分を通っていくのです(たぶん?)。

かつて、自分が子供の頃は手前の吊橋だけでした。夏になると、地元の子供たちは、下から橋桁を引っ張るワイヤーを伝い、十分、深い場所の上まで行き、そこから下へ飛び降りました。自分は度胸がなく、どうしても出来ませんでしたが・・・、途中で落ちたり、また、下の深さが十分でない場合もある訳で、昔は、随分、危険な遊びをしていたものだと、つくづく、思います。



2009/2/25
朝、出掛ける癖が、しっかり身に付き、目覚ましセット時刻の5時前に目が覚めるのは良いのですが、何となく蓄積していくように感じます。疲れが・・・・

今週に入って、雨天曇天の連続で、心なし、充電モードになっているようなのですが、それは体力的な面だけの話で、逆に、精神衛生上には、撮影依存症と言うべきなのか、あまり、好ましからざる事態です。

すっかり、はまってしまった写真癖は予想を遥かに超えたようで、シャッターを切る回数に表れ始めています。この分ですと、今までのコンパクトデジカメの年間シャッター数の概算、多くて5,000は論外で、15,000〜20,000ほどになりそうです。耐久5〜6万回からすると、カメラも3年ほどで消耗してしまいそうな勢いです。



牡蠣収獲の風景です。



2009/2/26
浜名湖にある唯一の島(礫島:つぶてじま)は、猪鼻湖を出たすぐ、そばにあります。水神を祭る神社があるそうですが、ここ最近、遠目にですが、島に人影を見ることはありません。そもそも、島へ渡る交通手段はなく、自分で船を用意するか、泳ぐ以外、方法はありません。かつては、なぜか伊豆箱根鉄道がこの付近の観光に力を入れ、その一環として、島に猿を放ち、観光客を船で渡らせる試みもされたのですが、いつしか、この一帯の観光自体が廃れ、島自体も放置状態になっているようです。

その島が、今現在、大変な惨状になっているのを目の当たりにしました。

左の方向から黒雲の如く、鳥の集団が次から次へと飛来してきます。その集団は途切れることなく、やってきて、島を周回した後、木の上や、海岸に着陸します。



その数は、おそらく数千とも思われますが、黒い体からすると、どうも、鵜(たぶん川鵜?)のようです。この鳥は、羽も肉も利用価値がほとんどなく、おまけに繁殖力が強く(漁業被害と糞害)、その姿からも、あまり喜ばれる存在ではないようです。

そして、翌日、飛来してくる方向の水面に真っ黒な群を発見しました。一斉に飛び立ち始め、これから島へ向かうようです。


・・・、それにしても、カラスを撮っているようで、実に、絵にならない鳥です。



2009/2/27
どこかの大学教授が地球温暖化は二酸化炭素が原因ではないと声を大にして主張していたのですが、だから、どうしたと言うのでしょうか。二酸化炭素を減らす努力はする必要がないとでも言いたいのでしょうか。地球資源の枯渇を更に促進させようとでも言いたいのでしょうか。今年の冬、布団から出る気持ちを削ぐ寒さは、ついに、ありませんでした。記録的な暖冬、そして、ここ最近の、まるで梅雨に入ったような状態は、不気味にすら思えます。

今日も浜名湖は、かすんでいます。




2009/2/28
西方向からの富士山目視の報告は和歌山県あたりだったと思うのですが、それに比べれば、ここ三ヶ日は、まだ序の口に過ぎません。ただ、気象条件が揃わなければ、見ることは出来ません。と言うことは、空気の澄んだ秋から冬にかけて、東方向の地平線上に雲がないことが最低条件なのですが、実は、自分の子供の頃は、夏でも、少し小高い山に登れば見えた記憶があります。それだけ、今の時代の空気が淀んでいる証拠に違いありません。



この画像は、奥浜名湖展望公園(細江町)からの撮影で、自分の持っているレンズの最大の焦点距離200mmでの撮影なのですが、自分が実際に見た記憶の鮮明さと、それほど違いはないように感じます。個人的に違いはあるにしても、人間の目のズームアップ能力は、意外なほど優れているようです。



2009/3/1
娘の結婚式で訪れた、世界文化遺産、上賀茂神社境内に隣接した勅使殿(ここも境内?)、その名称から、かつては天皇の言葉を伝える使者を迎え入れる場所だったようなのですが、今は控え室(結婚式に限らず)として使われているようです。

門を入ると正面が中庭があり、石で丸く縁取られた植え込みは笹のみが密集して植えられているだけです。門を入って両サイドに部屋が設けられ、そして正面奥も廊下で建物が繋がっています。要するに、中庭を、ぐるっと建物が取り囲んだ構造です。門を入って右側の一室からの景色です。桧皮葺(ひわだぶき)の屋根上、苔の厚みが年月を感じさせます。とは言え、20年以内(20年で葺き替え?)だとは思うのですが・・・

娘は大学入学時、既に家を出て、実質的に親離れは済んでいたので、今回の結婚で、現在、実家に居ない娘に対して、親の気持ちの変化はないだろうと思っていたのですが・・・

あれ? 何か、おかしい!

結婚式の後、ほんの身内だけの食事会が用意されたのですが、その宴が終わろうとした時です。結婚したばかりの二人が、明日、新居へ向かうと言う話から進展し、新郎新婦は相手家族の車に同乗する話になりました。そこで、ワイワイ、ガヤガヤ、待ち合わせの場所や時間の相談が始まりました。相手家族にすれば、何の悪気もない言葉、行動なのは、重々承知なのですが、結婚式の時から、微妙に、何かモヤモヤしていたものが、少しだけ、正体を現したような思いです。

今まで自分たちだけの特権だったものが奪われてしまったような、嫉妬にも似た気持ちです。新郎家族と同居するでもないのにです。その気持ちの変化は、どちらかと言うと、自分のお腹を痛めて産んだ娘と、より密接な関係だった妻の方が大きかったようです。そして、それは、男子であれば感じない感情に違いありません。

こんな気持ちになるんだ!

娘が嫁いで行ってしまう親の気持ちが理解できました。



2009/3/2

全室レイクビューの20階に宿泊(大津プリンスホテル)

朝食バイキング、37階から見た、真下の風景です。

室温設定25℃は、浴衣一枚+上掛け寝具は、ちと暑いし、浴衣一枚のみでは、ちと寒い。室温設定器具は非常に細かで操作に苦労する上、たとえ、再設定したにしても、その設定が不調であれば、再々度の苦労が必要になる。そのことを考えれば、温度設定のために起き上がる気がしない。そんなことを考えながら、カサカサ音(糊の利いた上掛け寝具を剥いだり掛けたりする音)に、眠ったり起こされたり。どうも、ホテルは苦手です。


琵琶湖の朝焼けに期待したのですが、前日までの温かい天気から一転、一時的な寒気の流れ込みで、冷たい雨と風。見事に期待は裏切られました。ホテル前の大津市なぎさ公園です。



2009/3/3

昨年、花も終わり掛け、叩き売りの格安価格で購入したボケです。普通のボケの花に比べ、直径で言うと4〜5倍の大きさ、八重の大輪で、名称は『白寿』です。3月3日、朝の時点では緑掛かった花弁も、明るさにもよるのかもしれませんが、現在、白く変化したようにも思えます。

秋に枝を切り詰めた時、切り落とした枝も、折角ですので鉢の土に差しておいたのですが、今の時点で半分ほど根付いたようで、葉を付け始めました。無造作に土に差しただけでしたが、ボケも、かなり、タフな植物のようです。



2009/3/5

この撮影スポットは、とある山の上の神社、お気に入りの場所なのですが、日の出の位置も、随分、左へ移動しました。夏至まで、ここの場所から日の出を拝めるかは微妙です。浜名湖を上から見渡す、新しい撮影スポットを探しているのですが、なかなか、ありません。湖を望むスポットとして急峻が条件になりますが、湖側から見て、良さそうな場所も、多くの場合、車でたどり着く経路がなかったり、たとえあったにしても、樹木が邪魔になってしまいます。



2009/3/6

梅雨の如きの天候に業を煮やし、夕方近くのわずかな晴れ間に期待し、浜名湖サービスエリアへ車を走らせたのですが、少しばかり、慌て過ぎたきらいがあります。湖西連峰、南端の山並みを越えて流れる雲に阻まれ、期待した夕焼は拝めませんでした。



2009/3/7

湖西市鷲津から浜松市街地方向を望みます。浜松市のランドマーク、アクトタワーの存在は、いったい自分が、どの方向を向いているのか(どこら辺にいるのか?)判断できます。財団法人『アクトシティ浜松』の運営状況はさて置き、浜名湖周辺、ほとんどのところで見えるアクトタワーは、庶民的なレベルで、それなりに、お役に立っています。



2009/3/8

牡蠣の収獲作業の風景です。夜明け前から収獲作業を繰り返します。船に積めるだけ積むと市場(浜名湖の入口、舞阪?)へ運搬します。当然、市場が開いている時間(多分、朝8時ぐらい?)がタイムリミットなので、8時を過ぎれば、このような光景を見ることは出来ません。運搬は、牡蠣を積んだ船を引っ張っていく形態と、直接、牡蠣を積んだ船を走らせる形態があるようで、収獲作業最中の向こうを行くのは後者、そして、手前で作業している船は、左に引っ張る船が見えますので前者になります。



2009/3/10



三ヶ日から本坂トンネルを通り抜けた所にある豊橋市石巻地区の観光用菜の花畑です。夏には向日葵畑に変身します。畑の向こうは『長楽鉱山』と言う場所になります。ただし、鉱山と銘打たれていますが、残念ながら、採掘されるのはセメントの材料である石灰岩ですので、果たして鉱山と言うのが相応しいのか微妙です(石灰岩の成り立ちから、有用な金属類は含まない? 確かに、石灰岩も有益には違いありませんが)。
菜の花畑の近くで椿を見つけました。このピンクは赤や白に比べ、実に柔らかい雰囲気になります。椿とは思えない品のある色合いですが、やはり、椿です。花が豪快に、ボテッと落ちていて、その様は、あまり品があるとは言えません。




2009/3/11
ミモザだと思います。三ヶ日町から細江町に通じる農業用の道路、細江町寄りのところで見つけました。

農業用道路と言っても、山の斜面を利用したミカン畑用ですから、当然、山間を走ります。下には国道も走りますが、意外と通勤など生活道路、あるいは、見晴らしの良い所が数箇所あり、観光道路としての価値もあります。さらに、二輪マニアにとっても格好のコースになっているようです。それでも、やはり、人里離れた場所、見慣れない野鳥など、ふだん、見ることの出来ない自然に触れることが出来ます。

キュルル〜、キュルル〜

カメラを構えていると、背後の山肌の、少し谷状になっている部分から、複数の鳴き声が聞こえてきます。

あれ? 鳥の鳴声かな?

注意深く、音を立てないよう、谷に沿った道を進むと、

グルルルル〜〜

今度は低い鳴き声が、自分が居る位置から、少し、谷へ降りた辺りから聞こえてきました。樹木などに阻まれ姿は見えないのですが、これは、鳥ではなく哺乳類の鳴き声です。姿は見えませんでしたが、たぶん、生まれたばかりの子供を連れた・・・

えっ! イノシシ!?

そ〜っと、引き返しました。



2009/3/12
距離、約5m、メジロ自体のテリトリーが狭いのか、それとも、気が付かないのか、車のドアを閉める音にも動ずることなく、早咲きの桜の蜜を吸っています。梅、桃、桜と、この時期だけのご馳走に、周りを気にする余裕もないようです。

それにしても、次から次へと移動する素早さは、カメラを構える側にとって悩みの種です。おまけに、枝の合間を動き回るため、オートフォーカスでのピントはずれ続け、ほとんどがボツの中の貴重な一枚です。写真などで拝見する小鳥の素晴らしい写真は、おそらく、その素晴らしさの度合いが高いほど、ボツになっている枚数が多いに違いありません。

このメジロの他に5、6羽が動き回っていました。連日、尋ねられる桜も、迷惑ですね。既に半分以上の花弁が抜き取られてしまったようです。



2009/3/15
見覚えのある顔だと思ったら、前回のギャング共が、今日も集結していました。

3日で、ご覧の有様です。前日の台風のような天候のせいなのかも知れませんが、ほぼ、90%、花弁はなくなっています。

朝の撮影タイムの帰り、とある家の庭先の桃の木がネットで覆われていました。たぶん、鳥(メジロ)対策だと思われますが、対策を施したのはいいけれど、今度は、折角、咲いた花を愛でる(めでる)風情が台無しに・・・、痛し痒しと言ったところでしょうか。



2009/3/16
11日に通った農面道路を、さらに山側に登ったところに設置してあったものです。

罠用の檻です。立て札には『危険!近寄らないで下さい』の警告。サルやタヌキも掛かってしまうかもしれませんが、大きさからしてイノシシ用と思われます(この付近には、クマ、サルはいない?)。


ここ、引佐地区は、かなり標高のある場所まで開墾され、ミカン畑にされているのですが、実際にイノシシの被害が出ているようです。にわかには信じられない話ですが、店に来た農家の人の目撃談では、木に登ってまでもミカンを食い荒らすそうです。確かに、頑丈な身体、たとえ、滑り落ちようが、低木のみかんの木からなら、へっちゃらと言う事でしょうか。

最終手段は電撃線です。30pほどの高さで、ぐるっと畑の周りに、上下2本の電線が張り巡らされています。その2本同時に触れると感電する仕組のようですが、さすが、イノシシ、800〜1000Vぐらいに設定されています。もし、人間様が触れたらどうなってしまうのだろうかと想像すると、少し(多いに?)、びびってしまいます。

と、その時、

カサカサ

檻の裏の山の斜面から、音がしました。思わず、息を飲み、耳を澄ませました。

ガサガサガサ

大慌てで退散です。



2009/3/17
今年、最初の本格的な黄砂襲来です。やっと姿を現した太陽も、まるで月のようです。


数年前、昼過ぎをメインに太陽が隠れてしまうほどの黄砂がありました。それに比べれば、まだまだ、序の口なのですが、近年の温暖化と砂漠化の進行に伴い、確実に、発生頻度は増しているようです。この黄砂、花粉症の重症化に密接に関連しているとの研究結果もあるのですが、中国国内から発生した汚染物質に、目で見える形で覆われているようで、何とも、憂鬱になります。



2009/3/18

春霞? いえいえ、人工的な煙です。田んぼの雑草を刈り取り、焼却したのはいいのですが、気候の関係で、煙は上に上がらず、地表面を覆い始めました。折りしも、今朝は突然の停電(原因不明)で、しばらく、電気による光のない世界です。

落雷などありようもない晴天の空、突然の停電に、誰しも、自分の家の電気系統の故障と勘違いしても無理はありません。そんな時、人の行動パターンの一つとして、とりあえず、外の様子を伺い、知り合いに電話するようです。朝の撮影タイムの帰りに見た光景は、あちらこちらに、携帯電話(黒電話でない限り、固定電話も使えない?)片手に玄関先で、あたり一帯を伺う人の姿・・・

電力施設の老朽化、あるいは電力供給システム関連ソフトウェアの故障か、・・・案外、施設内でのネズミの感電が原因だったり・・・、いずれにせよ、こちらから電話をしても、原因の説明をすることもなければ、お詫びすることもないそうです。さすが電力会社、かつてのお役所体質は健在のようです。



2009/3/23
新たな撮影スポットを見つけました。浜名湖の松見ヶ浦の西の端からの眺めです。ちょうど、二つの半島の間に礫島が見える位置になります。

日の出、牡蠣棚、水に浮かぶ鳥をファインダー越しに見て、ゆっくり、シャッターを押そうとした時、思わぬ副産物(飛ぶ鳥)が登場してくれました。

昔に比べ、渡り鳥の数が少ないのではと思っていたのですが、これも地球温暖化の影響だそうです。かつての浜名湖のある場所の冬の平均気温が、今は、どんどん、北上しているため、わざわざ、余分な体力を使ってまで、浜名湖に来なくても良くなったと言うことです。実に寂しいことです。と言うより、空恐ろしい?



2009/3/29

ここ三ヶ日も、ちらほら、咲き始めました。

浜名湖を題材にして、デジイチで撮り貯めた写真の中の一部を店に飾っている(上の画像は話と関係ありません)のですが、ある人が、

「コンテストに入賞する人の写真は気合が入っている。ここの写真は・・・」

かなり気合を入れているつもりなのですが・・・、
いえいえ、それよりも、写真を見て、『コンテスト』のイメージが頭に浮かぶ人の心理が・・・、
そもそも、写真を見て、『コンテスト』うんぬんと言うよりも、己の感性を働かすほうが、よほど、有意義なようにも・・・


多くの人は、懐かしむように見てくれますし、正直、自分としては、それが嬉しいのですが、思いもかけない『コンテスト』と言う言葉を発する人の感性を理解することは、自分には無理のようです。でも・・・、わざわざ、『コンテスト』などと口にするくらいですから、気になったのは確かなようで・・・、それは、半分、認めている気持ちの裏返し? と、勝手に良い方に解釈することにしました。



2009/3/31

今年の正月に、新しく仲間入りしたオカメインコ(ノーマル種)も、すっかり、成鳥の大きさに育ちました。顔の部分の黄色が際立つほうがオスと言うことなのですが、ケン(新しいオカメの名前、三匹合わせて『クーポン券』)を見ると、いまいち・・・で、「また、メスか」と諦めかけていたのですが、10日ほど前、突然、聞きなれない口笛が聞こえてきました。そ〜っと、部屋の扉を少し開け、様子を伺うと、ケンです。

真似ると言うことはオス?

いずれにしろ、最近、裏の藪から聞こえる鶯の鳴声を練習しているようです。・・・、ヘタクソですが。



2009/4/1

湖岸に鳥を見つけました。モズ?

1mほどの高さの石垣の上が道路、下が岸になっているのですが、直線距離5mのところに車が止まっても逃げようとしません。じっと、地面を見ているような様子です。

時々、飛び上がるのですが、すぐ地面に着地して、再び、じっと、一点を見る。虫が地面から出てくるのに集中しているのかと、しばらく、様子を見ていたのですが、一向に、変化がありません。5分、近く経過しました。一羽のヒヨドリが、ちょっかいを出すように、モズのすぐ頭の上を通過したのですが、一旦、飛び上がって、・・・また、着地です。よく見ると、口に蔓のようなものをくわえています。

蔓を飲み込んで、繋がれた状態になってしまったのか? 何とも、おバカな鳥だなあ? ・・・、いや! ひょっとして!

急いで、石垣を飛び降り、鳥の元へ。びっくりした鳥は羽をバタつかせ、必死に逃げようとする様子なのですが、それでも、逃げられない状況だったのです。捕まえ方はオカメで訓練しています。バタつく鳥を、上から、そ〜っと手をかぶせ、やさしく、両翼を畳んだ状態で確保。やはりです。くちばしに釣り針が掛かっていました。

幸い針はクチバシの外に近いところで食い込んでいただけで、外すのに、それほどの力は必要ありませんでした。飛べるかどうか心配でしたが、両手で持った鳥を宙に上げました。やや、羽ばたきは弱そうでしたが、無事、飛び立って行きました。

安心して石垣を登ると、今、助けた鳥が、道向こうの生垣の上で、しばらく、こちらの方向を向き、ホバリングした後、かなたへ去っていきました。オカメインコを飼っていると、鳥も、しっかりとした感情を持っていることを実感するのですが、まるで、お礼でも言いたそうな雰囲気でした。

・・・、実際は・・・

「お前なあ、じっと見ているならば、もっと、早く気付けよ! じゃあな、あばよ!」

だったのかも知れませんが・・・

釣り糸に絡まったり、飲み込んだりした、水鳥のニュースが、時々、流れます。釣をする人には、最低限のマナーを実行して欲しいものです。自分の知らぬ間に殺生をしていることになるのですから。

おおっと、しまった! 助けたことに安心して、釣糸、釣針の処理を忘れていました。今度、通った時、忘れずに処理します。



2009/4/3
今日は寝坊してしまいました。と言っても、朝の5時です。日の出前30分ぐらいの東の空は、日により、様々な色合いを見せてくれます。秋から冬にかけての色合いに優るケースは少なくなってきましたが、それでも通いつめるのは、毎日、違ったストーリーを見るのと同じで、「今日は、違った風景が見ることが出来るかもしれない」と言う期待感からです。こうなると、半分、依存症です。差し詰め、『朝焼け依存症』?

今日も期待に反した朝でした。画像は7時前、朝日に照らされる桜の風景です。




2009/4/4
朝の風景も、最初のうちは、常に感動でした。どうして感動するかというと、紛れもなく、見たこともない風景だからです。数を重ねると、どうしても、似たような風景も多くなって来て、徐々に感動は薄らいで行きます。それでも、毎日、条件(気温、湿度、風、天候、植物、人間生活)が違うわけで、予想もせぬ現象も発生します。

湖面の上、水平の光の帯が発生しました。日の出は5:39頃、そして、これは5:54で、太陽の位置は地平線から離れています。波面の反射光とも考えたのですが、どうも、水面の上部分に発生している水蒸気の粒子が太陽光を乱反射した結果なのではと推測しています。

さらに、『水蒸気が発生する水面温度』、『気温が水面温度より低い(どのくらいかは?)』、『風がない』、『低い位置(角度は?)の太陽光』の条件が揃ったものと思われます。つまり、発生した水蒸気が、風がなく、水面温度、気温の関係で水面の上に留まり、その部分に太陽光、それも高度が低く、赤や黄の波長、いわゆる、朝焼け、夕焼の色(高度が上がり、他の波長の光が混ざれば透明になる)が、肉眼では見えない水蒸気の層を照らし出した?

とにかく、早起きしたからこそ見ることの出来る景色には違いありません。



2009/4/10
7日、8日、9日と三日連続で、自分の撮影縄張りを荒らす、怪しい集団を目にしていました。7日は夕方、瀬戸に男女2人組、8日、9日は日の出の時間帯の横山地区(湖西市)に男3名、女1名の4人、いずれも、自分がカメラをセットしようとした場所に先回りし、三脚をセットしていました。その様子から、マスコミ関係の撮影クルーのような雰囲気です。構えるカメラも、どうもフルサイズ機のようで、どっしりした装備です。片や、こちらは女性、初心者をターゲットにした入門機。そこへ割って入る勇気もなく、仕方なく、通り過ぎ、他の場所へ回りました。

実は最近、NHK(静岡局)から製作を依頼されているテレビ番組製作会社の人が見え、その時は『みそまん』の購入だったのですが、店に飾ってある浜名湖の朝の写真を見て、撮影スポットを教えてくれとのことでした。教えたくはなかったのですが、気の弱い性格上、つい(大喜びで?)、口を滑らしてしまったのですが・・・

「こんにちは。先日は、どうも、ありがとうございました」

昨日、再び、訪れました。

「どうでした? 行かれました?」

「ええ、ありがとうございます。3日連続で、教えてもらった場所に出向いたのですが、なかなか、思ったような写真は撮れませんでした」

「そうですか。残念でしたね」

と言いつつ、心の中では、『やはり、推測は正しかったか』(あの怪しい集団の正体) と、つぶやいていました。

「そこでなんですが、ここに飾ってある写真のデータを分けていただけないでしょうか?」

先日の訪問で、最悪の場合、写真のデジタルデータを分けるという約束でした。確かに、2、3日来て、それも、この春霞の時期に、なかなか、思ったような写真は取れないのではと思っていました。快く、数日前に焼いておいたCDを手渡しました。

放送は5月8日午後7時半から9時(5月10日昼頃、再放送)までのNHK総合で、運がよければ撮影者名付きで紹介されるということなのですが、過去の奥浜名湖の『みそまん』での経験(ほんの一瞬の放映)がありますので、実際に番組として映像で紹介されるかは微妙です。あまり、過剰な期待はせず・・・、でも、しっかり録画しなくては・・・

で、これが、二日続けて占拠された場所からの、本日の画像です。ハラハラと散る花弁、そろそろ、桜も終わりです。




2009/4/14
日の出の時刻に撮影が間に合うように起床するのですが、これが、少し、ハードになってきました。最近、新たに加わった撮影スポットは、少々、遠距離で、更に、そこから15分ほど、ごつごつした、大き目の石が転がる岸を歩く(早足)必要があります。仕事の段取も済ませておかなければならないので、それらの時間を足していくと、少なくとも4時くらいには起きる必要があります。

目覚まし時計は妻の起床時間にセットしてあるため、自分が起きる時間はフィーリングです。写真撮影のために始めた早起きで、自然と目が覚めるように身体が慣れてしまっているのですが、その時間は日の出時刻の変化もあり、正確と言う訳にはいきません。最近ですが、起き上がって、大急ぎで着替え、『さあ、行くぞ』とダイニングの時計を見ると、2時前。さすがに、もう一度、着替えて寝ました。

ただ、体力があるから、早起きを続けるのではなく、必要に迫られている?だけで、身体は、かなり、ヘロヘロ状態です。『それならば、やめれば』って声が聞こえてきそうですが・・・。今日は雨、そして、定休日。やっと、生き返った心地です。自分専用の目覚まし時計を買ってこなくては。

これが最近、見つけたスポットからの風景です。岸から急に深くなっているようで、すぐ近くを小型の漁船が行き来します。




2009/4/20
昨日のNHK総合テレビで紹介されていたオオタカは絶滅危惧種(U類)に指定されている希少動物です。その映像を見ていて、一ヶ月ほど前、隣町の川、都田川の河口で流木の上に留まる鳥を思い出しました。ひょっとして・・・

目の部分、横方向に黒いラインと、その上下に平行する白のライン、オオタカです。この写真は3月17日に撮ったものなのですが、実は前日、この場所から北の方向へ1kmほど行った山腹でも、偶然、見かけ、写真に収めていました。トビより少し大きめで、トビとの違いは認識していたのですが、ただ、何なのかは気にしていませんでした。オオタカ自体、生息数が少ないだけに、たぶん、河口の鳥と同じ個体に違いありません。



正直言って、このような野生生物は山深い環境に生息しているものと思っていたのですが、多くが人間様が原因であろう生態系の変化で、こうして目に見える場所まで、餌を求めて来ざるを得なかったのでしょう。最初の画像、水鳥が一緒に写っていますが、最近、オオタカは水鳥も餌にしているといいます。水上で襲い、そのまま足で掴んだまま水死させ、それから器用にも、翼を使って岸まで泳ぐそうです。テレビでは、カラスを水面上空におびき寄せ、そこで襲って水没させ、岸まで泳ぐ場面が紹介されていました。泳ぐことまでしなくてはならないとは、オオタカも生きるために必死です。



2009/4/21
藤の花を撮りに出掛けたのですが、その途中、少し逆行気味に、西日に照らされる木が目に入りました。

八重系統の桜ではと、位置的に当たりをつけ、車の入れない山道を進むと、目の前に現われました。

長年、手入れされていない様子なのですが、妙に存在感があります。桐の木です。日本政府の紋章である五七の桐の図は、上に3本の花房(花弁の数が5,7,5)、下に三枚の葉の構図で、知らず知らずに皆さんが目にしていると思うのですが、実際、木の上の方では天に向かって花を付けています。ただし、木の下へ行くに従い、徐々に下方向へ垂れ下がっています。

花もさることながら、何よりも感動したのは、辺り一面に漂う芳香です。今までに経験したことのない甘く、そして、それ以上に気品に満ちた香りです。




2009/4/24
草薙君、かわいそうですね。深夜、普通に考えて、誰も居るわけではないし、どう見ても、故意に、他人に見せようとしたとは思えない。これを公然わいせつ罪と言えるのだろうか。他人に危害を加えたわけでもなし、逮捕までして、おまけに尿検査の上に、家宅捜索、普通、酔っ払いに対して、ここまでするだろうか。

要するに、近隣住民が大声に迷惑しての通報からの結果なのですが、余りにも逮捕は行き過ぎ。行為を分けて考えれば、大声を出していたことも注意処分が妥当であろうし、深夜、誰も居ないところで、酔って裸になっていたこと(故意に誰かに見せようとしていない)も、これまた、注意処分が相当。

もし、今回の逮捕が普通であるとしたならば大変だ。よく車の陰で見かける、一見して、それと分かる日中の下半身露出、いわゆる、『立小便』は、全員逮捕の上、尿検査、家宅捜索です。

今回の、公然わいせつごときに対するマスコミの大騒ぎは、まるで、殺人犯が捕まって、取調べを受けているかのようです。これは、吊るし上げ以外の何ものでもありません。異常です。



2009/5/7

於:猪鼻湖 2009/5/2 5:40
仕掛けた網(魚が入り込んで出られなく仕組)の中の魚を狙うサギとカワウ。
サギは潜れないので、じっと、魚が近づくのを待っています。
サギが立っているのは岩ではなく、網のウキの上です。

最近、100円ショップで目覚まし時計を買いました。レジで105円を用意しようとすると、

「こちら、300円の商品になりますが、よろしいですか?」

確かに、外箱には300円の表示があったのですが、100円ショップなのだから100円だと思い込んでいました。目覚まし時計(もちろん、made in china)も100円で買えるんだと感激だったのですが、少し、考えが甘かったようです。

実は、日に日に早まる日の出、さらに、それよりも雰囲気の出る、トワイライトの風景をカメラに納めるためには、今の目覚ましアラームセット時刻5時(妻の起床時間)では遅く、マイ目覚ましの購入は、そのためでした。ところが、この時計、今までの時計より、アラーム音に品がなく、無闇やたらと大きな音で、たとえ、最初の『ピ』の半分でも妻を起こしてしまいます。解決策として時計の交換をし、それでも、極力、起こさないようにと思ったのですが、それほど心配したことではありませんでした。自分の方が時計より、ほぼ、確実に早起きで、アラームスタートから2秒と掛からずストップさせています。すでに覚醒状態で、ドキドキしながらアラーム開始を待つこともあります。

「それならば、時計は要らないのでは?」とお思いでしょうが、以前も確かに起きていたのですが、当然、日の出時刻は変化しますので、起床時間も変化させなければなりません。そんな可変なものに慣れると言うこと自体が、そもそも、無理な話で、予測した時間とのズレも、時として、途方もないものになります。購入前の話ですが、目が覚め、感覚的に「もう、そろそろだな」と、妻を起こさないよう、そ〜っと、隣の部屋へ移り、着替えを完了し、準備万端、ダイニングの照明をオンすると、何と時刻は2時半。さすがに、もう一度、寝床に戻りました。

と言う事で、この目覚まし時計は、たとえ、アラーム設定時刻より早く目が覚めようとも、少なくとも、寝床から離れる必要がなくなった分だけは貢献しています。惜しむらくは、バックライト機能が必要と感じているのですが、何せ、315円ですから。



2009/5/8

於:細江町寸座地区山腹 2009/5/8 6:36

昨日、一昨日と、朝からの雨に、撮りに出掛けることが出来ませんでした。天気予報では、今日も昼ぐらいまで雨模様ということで、半年ほど続けている早起きは3日連続で中止となるところでしたが、雲に覆われた朝5時にしては、思いのほか明るいではありませんか。寝たままの姿勢でカーテンを開けると・・・・、「これは、急がなくては」。既に日の出の時刻は過ぎているものの、地平線付近の雲が切れ、絶好の朝の風景が期待できる条件が整っています。

機を逸したきらいもあり、実際には、期待したほどではありませんでしたが、折角ですので、浜名湖をバックに撮りました。今の時期、そして、この地区ならではの花、みかんの花です。匂いというものを、どう表現したら良いのか分かりませんが・・・、たぶん、『爽やか』だろうと思います。とにかく、芳香です。



2009/5/12
5月8日放映予定の天竜浜名湖鉄道をテーマにしたNHK番組、密かに期待していたのですが、見事に裏切られました。それでも、ビュースポットとして紹介した湖西市横山と奥浜名湖展望公園自体は取り上げられたようで、少しは慰めになりました。でも、個人的には逆方向(新所原発掛川着)でお願いしたかった?・・・、最後の最後まで見てのガックリは、より度合いが増します。

靄の懸かる朝の風景が増えてきました。やはり、朝の風景は、雲が高い位置にある秋から冬に限ります。靄の風景も、それなりに風情があるのですが、なかなか、絵にするのは難しいようです。特に、自分の持っているカメラ(初心者、女性向入門機種)では、どうしても、光の不足する部分のノイズ処理能力が劣るようです。

於:三ヶ日町津々崎地区から 2009/5/11 5:07



2009/5/17
大型連休中日の5月2日、成田空港に降り立った海外旅行客のコメント・・・

「いや〜、日本に帰って来て驚きました。過敏すぎですね、この光景は」

ひょっとして、この御方が感染源なのでは?

感染の発覚拡大のこの時期から判断し、ゴールデンウィーク最中、能天気にも病原菌真っ只中へ出掛けて行った(あるいは、向こうからお見えになった?)御仁の持ち帰った御土産が、今まさに日本全国におすそ分けされていることは火を見るよりも明らかです。帰結としては同じとしても、『うつされないために』の前に、『うつさないために』を考え、予防措置を講じて欲しかった。自分が苦しむのは当然として、何の関係もない人々の生命をも危険に晒すことになるのですから・・・

最悪のシナリオが進行中です。これは日本特有の、ゴールデンウィークのお陰と言っても過言ではありません。海外旅行客の全員隔離は無理としても、せめて10日間、サージカルマスク着用(もちろん、食事も決められた場所でのみ)を、日本政府として強制できなかったのだろうか? (できれば、顔などに、目立つような印でも付けてもらえれば、さらに、ありがたいのですが・・・)



2009/5/20
インフルエンザウィルスの感染は、

1)接触感染(ウィルスを含む飛沫物の付着した物に触れる手から)
2)飛沫感染(ウィルスを含む飛沫物を吸い込む)
3)空気感染(空中を漂うウィルスを含んだ飛沫核を吸い込む)

ですが、マスクの効能は・・・

1)ウィルスを含んだ飛沫物を上気道を介し体内に侵入することを防ぐ。
2)上気道内の湿度を高める結果、侵入したウィルス増殖を抑える。

なのですが、では、1)の効果を期待する上で、市販製品の主流である不織布製マスクはと言うと、5ミクロン以上の粒子をカットできるそうです。肝心のウィルス粒子の大きさは、型により違いがありますが、およそ、直径0.08-0.12 ミクロン と言うことで、せいぜい、飛沫物質(ウィルスを含んだ)に対してのみ効果は期待できます。ただ、空気感染は防ぎようがありません。ちなみに、医療用のN95マスクが0.3ミクロン、そして、特異ですが、市販品としてナノフィルターが0.03ミクロンと言うことです。ウィルス自体を防ぐためにはナノフィルターしかありませんが、着用すると、かなり、息苦しいようです。

人と対面する職業上、とりあえず、準備だけはしておこうと、昨日、車を走らせました。・・・が、ないです。全く。量販店を8店ほど回って、結局、大人用は皆無です。仕方なく、妻は、小さな薬局で子供用を購入しました。
ずうずうしくも、

「大丈夫!小顔だから」

と言っていますが・・・、はっきり言って、あまり、意味がないと・・・



2009/5/21

於:三ヶ日町津々崎 2009/5/20 6:03

少なかった今冬の水鳥の多くが去り、今はサギ、カワウ、カモメぐらいと思っていたのですが、その他にも種類は居るようです。これは、ハマシギだと思いますが、繁殖地がシベリアということなので、ここで越冬していたのか、単なる通過点なのかは分かりません。いずれにせよ、通年で見ることの出来る鳥ではなさそうです。この時期、湖周辺の、田植えの準備で水を張った田んぼでも見かけます。早朝に出掛けるようになって、ふだん、見ることの出来ないものや景色を目にするのですが、そんな時は『早起きは三文の徳』を実感します。

なぜ、みんな、早起きをしないのだろうか。実に、もったいない。



2009/5/22

於:三ヶ日町大崎半島(旧瀬戸橋) 2009/5/18 5:10

先に紹介の猪鼻湖から浜名湖への出入り口です。空を飛ぶ鳥たちにとっては何の関係もありませんが、それでも、余分なエネルギーを使わずに通過できる場所です。画像、吊橋の上を通過するのはサギの群です。きっと、サギの性格はズボラに違いありません。



2009/5/22

於:三ヶ日町尾奈 2009/5/20 4:54

4時に起き、急いで仕事の段取を済ませて出掛けるのですが、その時点で『これは遅い』と感じます。日の出には間に合うのですが、それまでの微妙な色合いの時間を十分に堪能できません。梅雨間近の時期、曇天が続いたりすると、日の出の時刻が極端に早まった感じを受けます。

で、新聞で日の出の時刻を確認すると・・・、4時36分。う〜ん、まいった。この時刻に間に合うための3時半起きは、さすがに体に悪そう。これで体調不良にでもなったならば、『超早起きは三貫の損』。



2009/5/23

於:細江町寸座 2009/5/23 4:27

5月8日、NHKで紹介された奥浜名湖展望公園へ通じる唯一の道の途中からの景色です。さすがに、この時間、誰にも会うことなくカメラをセットしたのですが、それから1時間ほどの間に、車2台(合計女性3人)が往復していきました。何度となく通ったこの場所、平日は誰にも会うことはなかった(常連さん一人を除いて)のですが、土曜日でこの程度と言う事からすれば、放送の影響は感じられません。それとも、この後から、続々と訪れるのかも知れませんが・・・

ただ、頂上よりも、ここからの展望のほうが絵になります。少なくとも、自分はそう思っています。水を張った水田も、そろそろ、田植えも終わりを迎え、次回は青々とした田園風景、そして、黄金色に輝く実りの秋。繰り返し、通う楽しみがあります。



2009/5/26

於:細江町 2009/5/26 5:41

浜名湖は入りませんが、新しい撮影スポットを開拓しました。水を張った水田と日の出が同じ方向で、それを真下に見下ろすことが出来る、急勾配で標高を確保できる斜面です。これから、青々とした稲穂、そして、黄金色に輝く稲穂の風景が楽しみです。



2009/5/30

於:細江町中川 2009/5/30 4:23


於:上に同じ 2009/5/30 4:49

先に目覚ましセット時刻を3時半にするということを匂わせましたが、さすがに、それは躊躇し、結局、折衷(と言えるかどうか?)の3:40にしました。これならばトワイライトの風景にも、なんとか、お目にかかれます。

梅雨なのか、梅雨の走りなのか、はっきりしない空模様の日が続きます。地平線近くの雲の切れ具合で、すばらしい朝日に恵まれる可能性がありますので油断はできませんが、それでも、しばらくの間、体がホッとする時期になりました。逆に、気持ちは若干、欲求不満気味になりますが・・・



2009/6/2

於:細江町中川 2009/5/30 5:26

ここ数日の、朝の田んぼ通いは、まだ、稲の植えていない田に写る空が目的でした。それも、ある程度、面積のある一面の田んぼです。この田んぼは下での日の出と同じ日に見つけた場所で、今日、日の出とトワイライトタイムの空をと思ったのですが、既に田植えは完了していて、機を逸してしまいました。



2009/6/4

於:岐阜県関市 2009/6/2 11:40

画像とは、全く、関係ありませんが、今日は記念すべき静岡空港の開港です。選挙公約に掲げた住民投票を、反対多数になるからと、一転、公約破りを堂々と実行してまで造り上げた空港は、就航する旅客機すべてが満席になろうとも、年間3〜4億円の赤字だそうです。この先、豚インフルエンザ、不景気と懸念材料が待ち受け、増えることはあっても減ることはなさそうで、まさに視界不良の船出です。

で、誰が、その赤字を・・・・! 政治家は「空港財政の問題ではない。経済的波及効果だ」と言います。それならば、その波及効果のある所から赤字補填をお願いしたいのですが、県民にとって、特に、波及効果のない県民にとっては、随分、迷惑な話です。



2009/6/8
例の如くの朝撮りの途中、田んぼの中を車を走らせていると、妙なものが目に入ってきました。ブレーキを掛け、バックし・・・、

於:三ヶ日町岡本 2009/6/2 5:30

こ、これは・・・、昨年、イギリスBBC放送、エイプリルフールに流された、『空飛ぶペンギン』?

早速、自宅に帰り、調べてみました。どうも、『ゴイサギ』と言う鳥のようです。で、『ゴイ』・・・って、何?

古代日本、律令制の時代(九世紀ぐらいまで)、その頂点に立つ天皇は絶対的な存在でした。その影響力は、まさに、神懸りで、たとえ、枯れた草木であろうと、宣旨(天皇の命を伝える公文書)を読み聞かせると、花が咲き、実もなったと言います。律令制のひとつに、天皇を頂点に、その下に仕える人を『位』を以って上下関係を決めていました。すなわち、『ゴイ』とは、『五位』、鳥の分際にも拘らず、五番目の位を冠する鷺(さぎ)ということです。・・・で、なぜ、五位なのかということですが、

ある時、醍醐天皇が神泉苑に行幸をされた時、池の水際に鷺を見つけました。天皇は六位の者を呼び、

「あの鷺を捕らえて参れ」

と仰せつけました。突然の仰せに六位の者は、

はて? どのように捕らえたものか?

と思ったのですが、枯れた草木に花を咲かせるほどの威力のある天皇のお言葉、策を弄する必要などありえないと、真っ直ぐ、鷺に向かって歩いて行きました。

近づく人の姿に、鷺は、あわてて、羽の乱れを整えて飛び立とうとしたのですが、間を入れず、六位の者は、鷺に向かって声高に、

「帝の御意なるぞ」

と伝えました。びっくり仰天した鷺は、その場に平伏してしまいました。これを捕って天皇のそばに抱えていくと、天皇は鷺に向かい、

「お前が宣旨に従って参ったのは、誠に神妙、あっぱれである。よって、五位の位を授ける」

と仰せになりました。そして、『今日から後は、鷺の中の王となるべし』という札を書き、頸にかけ、お放しにな・・・ったとさ。おしまい。

それにしても、捕まえに行った六位の者は、さぞや、忸怩(じくじ)たる思いであったに違いありません。

鳥のくせに、俺より、位が上かよお!



2009/6/9

於:愛知県蒲郡市形原町 2009/6/9 11:30〜12:40

この場所は今朝の新聞の第一面に掲載されていました。定休日と言うこともあり、早速、出掛けることにしました。掲載が原因か、それとも毎年のことなのか、かなりの人出でした。池の、向かって左側の通路に沿って、多くの鉢植えの紫陽花が展示されていたのですが、花菖蒲に劣らない種類の多さに圧倒されました。









2009/6/13

於:三ヶ日町尾奈 2009/6/13 4:25

朝焼けも、朝起きた時、闇の中の空を眺め、雲の掛かり具合で、ある程度、予測できるようになったかなと思っていたのですが、単なる自信過剰だったようです。梅雨最中(中休み?)の時期、この色は予想できませんでした。とにかく、経験的概念(まだ経験自体が少ない?)を捨て、現地へ行ってみるしか選択肢はないようです。