【2004/03/02 湖西市横山地区より北東方向、瀬戸を望む】
人間は、成長するにつれ、人格も成長し、自己と言うものを認識するようになります。
「自分は、一体、何なのだろうか。人間って、何?」
そんな疑問をいだくと同時に、自分のルーツを知りたくなる、らしい・・・?
ところが、私自身、そういった事には、全く興味はないのですが、とにかく、ひとつ前のルーツ、
父の実家(祖父の生家?)のある湖西市横山 (TRASH BAG⇒マドロスパイポに拡大図、洲ノ鼻) から、
猪鼻湖への入り口、瀬戸の橋を望みます。
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この瀬戸地区は、桜の木も数多く植えられ、かつては、春を中心に、休みの日など、多くの観光客で
賑わいましたが、今は、夢のあと、残骸的な施設が錆びたついたように残っていて、どこか、郷愁を
そそるものがあります。『千と千尋の神隠し』の舞台、かつて賑わった観光スポット(施設)に、
施設はそのままで人がいないと言う寂しさ、まさに、祭の後の静けさは気味の悪ささえ伴って、
遠い昔に消えてしまった時間と、空疎な空間を演出し、どこか、切なく、懐かしいものがあります。
まあ、そんな気持ちを抱かせるのも、平日と言うことが大きな要因かも知れません。
日祭日になれば、もう少しは・・・
画像、赤い橋の奥に、戦後まもなく(もっと以前?)建設された吊り橋が、今も壊されずに残っています。
観光客の歩行を目的に、当初、車の走行など、あまり考慮に入れていなかったのか、
それとも予算がなかったのか、その橋の幅は、乗用車がやっと1台、渡れるほどの狭い橋です。
今も車、人が利用しているのですが、車は、信号によって、向こう、こちらと交互に渡ります。
車が通過してからも、時間的に余裕を見ていますので、当然、その信号の切り替わる時間も
恐ろしいほど長くなります。
三ヶ日インターチェンジ建設に伴って建設された接続道路(猪鼻湖と浜名湖を区切る半島を
縦断する有料道路『レークサイドウェー』)終点の料金所を出ると画像の橋になります。直進すると、
自然に渡る(画像で言うと、右から左)形になり、湖西市、豊橋市へ通じる道路に接続しています。
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木の実に焦点を合わしましたが、何の木なのかは知りません。
水面を構図に入れると、写す人間の腕?感覚?も映し出される?
どうも、その腕前は2級品のようで、出来上がった画像を見ると、
若干(かなり?)傾いていました。角度にしてほんの2.5度、
でも、ほんの2.5度は、感覚的には、かなりの傾き、我慢の域を越していました。
便利と言うか、ソフトを使えば、未熟な腕もカバーできてしまいます。
画像を回転させ、クリッピングして、この通り。