【2004/03/17 摩訶耶寺】 

参道入り口の説明看板
『摩訶耶寺由緒及び古庭園』
 摩訶耶寺は真言宗に属する県下最古の名刹のひとつであり、
その創め引佐町奥山の富幕の山中に在って真萱堂(まかやどう)と称し、
平安初期本町(三ヶ日町)宇志の千頭峯(せんとうがみね)に移されたと伝えられる。
当時の遺物として昭和二十年代に瓦塔(がとう)と称する瓦製五重の塔、
高さ二メートル余が発掘され、現在その実物は奈良博物館に陳列されている。
 更に同寺は平安末期八百数十年前、現在地に移遷され、その頃築造されたと
見られる古庭園は平安末期から鎌倉初期築庭の典型的手法を遺していることが
近年認知されて有名になった。京都西芳寺(苔寺)の庭園に次ぐ古さの日本屈指の
名庭として喧伝されている。旧
 国宝千手観音像(重文、藤原上期)、不動明王像(重文、鎌倉初期)の名作を所蔵している。
(三ヶ日町教育委員会、H3.12作)

古庭園内の桜(だと思う)が、参道におおいかぶさる。
桜の種類は分からないけれど、鮮やかなピンクです。
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本堂です。向かって左の白い花を付けた木は『木蓮(モクレン)』、
ちょうど見頃だったのですが、先客が重装備のカメラで撮影中でした。
「デジカメごときの奴は近づくな!邪魔するな!向こうへ行け!」と言うバリアを張っていて、
 拙者  接写は諦めました。(画面、モクレンの左、三脚の脚が、チョロっと・・・)
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早咲きの桜が満開、実は庭園内(有料)の見えている部分を、ただで・・・、盗み撮り?
有料と謳っているのですが、受付場所が見当たらず、『こちらへ』と言う張り紙(本堂右の壁)が
あったのですが、そこを通過するには、先ほどのカメラマンのバリアを跳ね除け、
その高級カメラの被写体になることが必至、自分には、その勇気がありませんでした。
という事で、庭園の画像での紹介は、またの機会に。ちなみに、お一人様300円です。
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駐車場横、巨大なアロエ?、ちょっと不気味!万病に効くどころか、臆(億?)病にも効きそうです。
その大きさの基準に、横に立った妻の不気味な黒子姿は、単に  謝意  シャイが理由です。